私は楽観的な人ではないので、
この仕事はどうなるんだろうか、ということをネガティブな方から想像することが多いです。
良く言えば危機管理というか、うまくいかなかったときにどうしようか、
ということを考えます。
当然、うまくいかせるためにどうすべきかということも考えます。
大抵の方は、その両方をバランスにかけながら、
うまくいく可能性がどのぐらいあるかとか、
うまくいかなかったとしてもどう取り返そうとか、
それを想像して吟味して、取り組むかどうかを決定するのでしょう。
ひとりでやることであれば、そんなに判断は難しくないかもしれません。
しかしながら、ひとりでない場合は、より想像通りにならないことも多いです。
結局のところ、想像は想像でしかないので、
そこに根拠があったとしても、絶対はないものです。
それでも、まるで賭け事のように、
ある可能性を信じてみたり、
サクセスしたときのイメージを広げながら、
何かを企てたり、進めたりすることもあります。
結果は結果、
過程は過程、
結果が悪くても、過程が次に活かせるならそれもよし、
と考える場合もあるかもしれません。
それでも、
なぜ進め方は悪くなかったのに、結果は良くなかったんだろう、
ということも大いにあるわけです。
いつも思うのは、
頑張ったか頑張ってないか、
考えたか考えてないか。
どうしよう、は、
考えているのではなく、
結論を出せずに悩んでいるだけ。
わかっていてもできない、は、
わかっていないのと同じ。
厳しい現実がそこには待っています。
間違いなく、残すべきは結果であり、
印象や感情ではありません。
「人間の可能性は、無限ではなく未知なだけだ」
昔友達に言われたこの言葉を思い出します。