紅茶関係の書籍をネットで購入していると、そのサイトから類似品の「おすすめ」的なモノが色々案内されてきます。まぁ大体はすでに持っているものとか、的外れなものも少なくないのですが、たまに掘り出しモノも発見して喜びます
もう発売されてからだいぶ経つようですが、ルピシアほとんど行かないから知らなかったというこのお品
これを本扱いで販売していることにもびっくりなんですけどね…
THE BOOK OF TEA “Hommage a Brillat-Savarin”
- ¥3,780
- 楽天
好奇心もあって購入、届いてまずその大きさにびっくりブック型の箱の中にはルピシアのティーバッグ30袋がぎっしりと美しくセットされ、肝心の本は表紙の裏にひっそりとセット
ティーバッグは緑茶、ウーロン茶、紅茶、さまざまなベースの定番のフレーバードティーから人気のもの、さらには産地モノまでどかなりワクワク感満載の内容
以前から気になっていたお茶もいくつかあったのでお味見できるのは嬉しい何よりこのティーバッグのパッケージの説明がとても上手い!さすがルピシア、勉強になります。
本は、お茶とお料理・お菓子のマリアージュ(相性)についてですが、特に目新しい内容ではなかったので私個人としてはあまり得るものはありませんでしたが、でも紅茶初心者にはとってもいいかも。
キーモンが食事に合うことは私も常々アナウンスしておりますが、こちらでも鴨肉のローストとの組み合わせを紹介していました。鴨肉のローストはもちろん合いますが、牛丼でも合いますよー
世界中で一番人気の白桃烏龍茶というのを見つけて早速戴きました。
ティーバッグでお茶を淹れる時はマグに蓋をして蒸らすと一味美味しくなります
まぁ…フツーに美味しいお茶ですね。ティーバッグの袋を開けると、桃の華やかな香りが広がり(やや人工的)ますが、お茶にすると香りもほどよく治まります。でも、これが世界で一番人気な理由がよくわからないなぁ…このベースのお茶は文山包種というお茶なんですが、着香しなくても十分に良い香りのお茶なんですよ、なのでもったいない感ありあり
それにしてもルピシアは凄いなぁ…
今でこそこんな風にエラソーな事いってる私ですが、十数年前、まだルピシアが「レピシエ」という名前で千駄ヶ谷に店舗があったころはなんてステキなお店とはまりまくっていましたからw
アールグレイで紅茶に開眼し、フレーバードティーにはまるという道は誰もが通る道(?)良心的なお値段で紅茶ファンの裾野を拡大しているルピシアはやっぱり凄い!紅茶業界の鑑かもね。
そして願わくば、ルピシアで紅茶ファンになったら、フレーバードティーから1歩進んで、産地ごとのストレートティーひとつひとつの味の深さにまで進んで行って欲しいなぁ…というのがティーインストラクターとしての私の願いです