お墓の値段はいくら? 富山のお墓の営業マン・宮崎が正しいお墓の建て方を教えます。(富山・石川良いお墓研究所) -2ページ目

お墓の値段はいくら? 富山のお墓の営業マン・宮崎が正しいお墓の建て方を教えます。(富山・石川良いお墓研究所)

富山・石川でお墓の購入を考えてる方
関東や都市部、その他の地域で墓地を購入しようとしてる方、
お墓の営業マンならではのアドバイスをいたします。
気軽にお問い合わせしてください。

石材店にとっていちばんありがたいお客様は契約してくれるお客様ではないでしょうか?

 

私は墓石営業経験で一度だけ断ったことがあります。

 

計算して客の要求が原価割れしてしまうくらいの強烈な値引き要求をされたときです。

 

墓石営業マンも人間ですから商談中のお客様から

キツイことや値引き交渉がえげつないなど、気分を害することはいくらでもあります。

 

私のブログ記事では墓石営業マンが客をニコニコした応対でボッタくるとか、

色々書いてますけどその反対もけっこうあるんです。

 

「そこまで言いますか!」

 

ってことを体験した墓石営業マンや石材店はかなり多いと思います。

 

客だから何でも許されるハズはありませんよね。

 

 

 

石材店を支えるのは墓石を購入してくれたお客さんだけです。

 

そう思いませんか?

 

石材店は消費者に墓石を販売して

ある程度の利益を確保してこそ生活出来るのです。

 

私は今まで一回だけ契約を破棄した客ってのは
その金額では自社は利益どころか赤字になるので笑いながら
 
「それではお客様との契約は破棄させていただきます。
どうぞお好きな石材店と契約してくださいね。」
と契約書を客の前で破り捨てました。
 
客は鳩が豆鉄砲を食ったように唖然とした表情をしたんですが
許せないものは許せません。
 
赤字になるのが分かって契約する営業マンなどこの世に存在しません。
 
 
私がニコニコしながら契約書を破ったときに
客はなんとも言えない表情をしました。
 
 
私はブチ切れたときには冷静にことを進めるようです。
 
客もビビってたのが分かりましたから。
 
 
 

細かいことを言われても、態度が悪くても契約してくれたお客様のおかげで生活できるのです。

これを忘れない事です、墓石営業マンは。
 
目の前の客は細かいし要求も多いし値引きも要求してくる。
 
そういう客はうっとおしいのですが、
跡から考えてみて「契約してもらって良かった」
と思うハズです。
 
 
今回この記事を書くにあたって深く感銘を受けたのは
 

エヴァ作詞家「いちばん簡単な応援は金を使うこと」に賛同相次ぐ 「FBでシェアするよりCD1枚買う方が確実に応援になる」

 
↑↑このニュースを見たからです。
 
図星ですよね。
 
「口はタダ」ですから。
 
お金を使ってくれるファンこそが応援です。
(契約してくれるお客さんこそがお客様です)
 
 
かと言ってAKBの総選挙に基〇外のごとくお金を使うのはやりすぎかなと思います。
 
 
イメージが展開し過ぎると思われますが
石材店を支えるのは契約したお客様だけです。
 
相見積もりだけを目的にした客など
石材店からしてみたら客でもなんでもないのです。
 
 
相見積もりの客の断り方ってなんだと思いますか?
 
連絡も無しに他の石材店と契約するってことです。
 
「断りの連絡」をくれるのは30人に1人くらい。
それだけ石材店はナメられてる、、、と思うことも有りますが
とにかく連絡なしで他の石材店と契約する客がほとんどなんですよ。
 
 
中にはわざわざ連絡してきて
丁寧に断りの挨拶をする客もいるんですが
当事者としては余計に腹が立つ、、、んですよ。
 
顔や態度に表さなくても腹の中では怒ってます、墓石営業マンは。
 
というか怒りが湧いてこなければ墓石営業マンは辞めた方がいいんじゃないでしょうか?
 
どの世界だってそういう気持ちが無いと自分が大きくなれませんよね。
 
 
逃げた客は客でもありませんので、
契約してくれたお客様を裏切らないようにするのが
石材店としての誠意ではありませんか?
 
 
下手な施工はしないように・・・
(笑)

施工方法が違うと言っても基礎部分ですけどね。

 

数日間、富山を離れておりまして、

 

天気も良かったし時間もあったんで地元の公営墓地を見学に行きました。

 

 

ちょうど石材店さんが施工されていたところでした。

 

その施工方法を見て石材店さんと少し話をしたんですが、

少しやり方が違うなって思うところがありました。

 

 

 

地元石材店さんの施工

 

まず最初に「図1」を見て下さい。

外柵は黒の部分でGLより2寸ほど基礎は高くなっています。

 

施工の手順は

  • コンクリート基礎に門柱・巻石を設置する
  • 納骨室を設置する
  • 笠石(一枚石)を設置する
  • 玉石を設置する
  • 砕石入れる。
  • 生コン入れる
  • 石を貼る

 

実際に見てたのは外柵と納骨室&笠石が設置された後からで

 

玉石を設置され砕石を入れられてる途中からでした。

 

 

「砕石入れてからどうするんですか?」

 

「生コン入れて石を貼ります。」

 

「モルタルじゃなくて生コンなんですか?」

 

「そうです。」

 

作業の邪魔をしてはいけないのであまり喋りすぎるのも良くないので

詳しい施工は聞けませんでしたが、

 

「どうやって貼石に勾配をつけるんだろう?」と思いました。

 

「モルタルは使わない。」と言われたので勾配が気になったわけです。

 

また生コン打ったら数日は施工が出来ないのでは?

とも思いました。

 

砕石入れてから転圧しないのかな?

とも思いました。

 

 

生コン入れて数日たてば転圧の必要もないのでしょうか、

 

人が乗る部分だから墓石本体が乗る箇所ほど

 

強度を求められないってことですかね?

 

 

対しまして富山の施工は少し違っております。

 

 

 

富山の舞台(外柵)設置の施工

 

図は2つあります。

 

まず一般的な施工方法でほとんどこの方法です。

 

施工の手順は

  • コンクリート基礎に門柱・巻石を設置する
  • 隙間にモルタルを詰める
  • モルタルで傾きを調整しながら石を貼る
  • 納骨室を設置する
  • 笠石(一枚石)を設置する

地元の石材店さんも富山でもGLより2寸ほど高く敷地いっぱいにベタコン打って

 

舞台・外柵の高さから貼石の厚さのちょっと手前の高さまでもう一度基礎を打ちます。

 

基礎は2回やることになります。

(地元石材店さんも同じ)

 

 

石を貼るときには敷地内にモルタルしいて

 

石を置きながらモルタルで少しずつ勾配を調整し

 

敷地内には雨水が溜まらないように

 

前後左右に雨水が流れ落ちていくように調整します。

 

それゆえモルタル使わないで最後に生コン入れてとは

どういう意味なんだろうという疑問が生じた訳です。

 

地元石材店さんは富山の施工方法を聞かれて

「信じられないですね。」

と言われてました。(笑)

 

私も思いましたが。(笑)

 

 

もう一つの施工方法です。

 

  • コンクリート基礎に門柱・巻石を設置する
  • 生コンを入れる(数日間~一週間ほど放置
  • モルタルで傾きを調整しながら石を貼る
  • 納骨室を設置する
  • 笠石(一枚石)を設置する

「図2」の二回目の基礎をしないで門柱・巻石を設置した後で

 

生コンを入れます。

 

 

この施工方法は量販石材店では滅多に行いません。

 

 

もし私が自分の墓を建てるなら

「図3」の方法で施工して欲しいですね。

 

 

「図2」だと

 

基礎2回(ベタコン一回、アンコ1回)

施工2回(舞台設置と石貼りで1回、墓石本体設置で1回)

 

 

アンコとは2回目の基礎打ちで、

貼石がちゃんと貼れるようにギリギリの高さまでコンクリートを打つのが望ましいです。

 

 

 

「図3」だと

 

基礎2回(ベタコン一回、外柵設置後に1回)

施工2回(舞台設置1回、石貼りで1回、墓石本体設置で1回)

 

 

「図2」より「図3」の方が施工が1回増えます。

 

 

今までは「図2」も「図3」も施工費は変わらなかったんですが

これからは「図3」の施工に関しては少し施工費を余計に頂かなくてはならないでしょう。

 

 

石材店によっては石を貼ってから墓石本体設置を

1日でやってしまう事もあります。

 

 

 

 

良い施工とはいったいどのような施工をいうのでしょう?

 

 

地元石材店さんには

「雨の日には施工はしませんよね?」

と聞いたのですが

 

答えは

「もちろんですよ。」

でした。

 

当然ですよね。

 

 

良い施工かどうかを外観で判断するならば

  • 雨の日には施工しない
  • 雨が降っても敷地内の貼石には雨水が溜まらない
  • 外柵&墓石本体が正確に水平が保たれている
  • 石の貼り合わせ箇所(納骨室、外柵など)に段差がない

消費者が見落としやすいのは

「石の貼り合わせ箇所(納骨室、外柵など)に段差がない」

 

とは言っても段差の修正は施工直後でないと出来ません。

 

施主がずっと施工に立ち会い、

石の合わせる箇所を入念にチェックしなくてはなりません。

 

実際に施工中にやり直しを命じた場合、

同じ石材店の社員であってもあらかさまに嫌な顔をするんですよ。

 

良い職人が施工する、これがいちばん重要かと。

 

施工して1日建った場合、もう修正できません。

 

 

 

私が施工日には立ち会って下さい。

と言うのは

ちゃんと施工してるかを確認して欲しいからです。

 

仮に良くわからなくても施主がじっと見てたら

職人はキチンと仕事はするだろうと考えられます。

 

 

 

施工方法を聞いて十分に理解することが大切です。

 

みなさん、「図1」、「図2」、「図3」の施工方法でお墓を建てた場合

外観は全部同じなんですよ。

 

貼石の下がどうなってるのかが違うんですよね。
 
 
おそらくいちばん「エフロ現象」を心配しなくてもいいのは「図3」です。
(例外もあります、例えばモルタルの攪拌不足、エフロ防止剤を使用しないなど)
 
施工にボンドを使い晴天の日に施工した場合、
 
「エフロ現象」になる確率はかなり下がります。
 
 
お墓を建てた事が無い人は
お墓の形、外柵の形、石の種類(色など)、
には気がむくと思いますが
 
1尺ほどの高さの外柵が設置され
中央奥に墓石本体が建てられ
敷地内には石が貼ってある
のが「図1~3」なんですが
 
貼石の厚さって分かりますか?
もし2寸だったら1尺の外柵の高さに8寸の隙間があるんですが
貼石の下って気にもならないんじゃないでしょうか?
 
 
私は頻繁に施工、施工、と言ってるわけですが
施工はたいへん重要なんです。
 
 
例えば量販石材店の墓石営業マンの心中は
「価格が高い墓石の施工には社内や外注でも腕の良い職人に施工して欲しい!」
だと思いますね。
 
それが本音だと思います。
 
 
なぜなら下手な職人は存在するからです。
 
 
しかしながら施工方法を聞いてもイメージが浮かばないと思いますし
契約したら良いお墓が建つものだと考えてるのが消費者なんですが
 
時々施工に失敗とかする場合もトラブルが生じるってことがあるとは
思ってもいないでしょうね。
 
 
石材店から見せてもらったお墓をあとから自分で確認しに行った時に
どういうポイントに注意しなくてはならないかは、
次の記事に書きます。

日常生活には信じられない行動(言動)をする人間がいるんですね。

 

この記事は「墓石」に関しての記事ではありません。

 

ある石材店さんが「マンション内挨拶禁止」という神戸のマンションについて

信じられないと言われてました。

 

私も同じように感じました。

 

 

 

「子供には知らない人にあいさつされたら逃げるように教えているので、

 

マンション内では挨拶をしないように決めてください」と提案したという。

 

また、挨拶されてもその相手がマンションの住民なのかもわからないので

 

「教育上困ります」と言われたそうだ。

 

 

 

↑↑みなさん気分悪いかもしれませんが

こんな女によく子供を産ませた男がいるもんだなって思いました。

 

 

結局はこの提案に年配の住民も同意したというのだが

やっぱり、ちょっとおかしいと思います。

 

「こんなマンション、買わなきゃよかった。」

と、私だったら思います。

 

みなさんはどう思いますか?

 

 

 

近所の人にあったら挨拶しなさい。

 

これは私が小学生の頃に母親から言われた言葉です。

 

みなさんも言われましたよね??

 

 

私の住んでるとこは完全に「田舎」です。

 

私の家の近くに通学バスのバス停があって小学生が数名通るのですが

 

誰一人として「おはようございます。」

と挨拶する子供がおりません。

 

 

「大人になったらどんな人間になるんだろうか?」

などと思っちゃいますよね。

 

 

自宅の2軒となりが「寺」なんですが

住職に道路で会った時に車から挨拶するんですが

住職は全く無視で挨拶もしません。

 

もう何十回も何百回も無視されてます。

 

町内の会合などで公民館に集まった時に他の人にも聞いてみましたが

みんな「あの住職は好きじゃない」と私と同じことを言うのです。

 

石屋は寺が「カラスは白い」といえば

どんな石屋も「はいそうですね」と従わざるをえません。

 

住職が挨拶もしないのであれば

小学生が挨拶もしないってのは当然の結果になるんでしょうねえ。

 

 

 

先日、唖然としたことなんですが・・・

 

まず図を見て下さい。

 

3人掛の椅子がこのようにありまして

私は青丸の場所に座っていました。

 

左の方から二十歳くらいの女の子がやってきて

赤丸の場所に座りました。

 

 

しばらくしたら赤の女の子の友達らしき女の子が右の方から来ました。

 

私は足を引いてあげたのですが

何の挨拶も無しにピンク丸のとこに座りました。

 

数分後に二人は椅子を離れて出ていったんですが、

二人組の女の子はどのように席を離れたんでしょうか?

 

 

 

①左から席を離れ一番前の椅子の前から出て行った。

②私の前から出て行った。

 

入り口はピンクの矢印から、右側です。

 

 

 

答えは②で私の前から右側に出ていきました。

 

 

二人ともさも当然のように私の前から出て行ったんですが

あとから来た女の子を通すためにそのまま前を開けていたので

スっと立って何の挨拶も無しで会釈さえもしないて

当然のように出て行ったのには呆れました。

 

 

みなさん、自分の娘がこんな感じだったらどうします?

 

何も注意しないんですか?

礼儀は今まで教えて来なかったんですか?

 

 

まあ、住職さえも挨拶もしないのですから、

女の子たちが挨拶もしないのは不思議じゃないのでしょう。

(門徒、やめてやろうかなって思いますよ。

寺の経営は門徒からの上納金ですから、笑。)

 

神戸のマンションで挨拶も禁止って、

それが当然だと言ったり思ったりする人間がいること自体が

私には信じられません。

 

 

おそらく女の子の親たちも自分の娘が挨拶も出来ないなどとは

気が付いてもいないでしょう。

 

近所の小学生の親たちも同じだと思います。

 

 

近所の人に会ったら挨拶しなさいって、

今の親たちはしつけて無いんでしょうか?

 

 

人間の本性ってのは無意識の行動の中にあらわれますので

人生の伴侶を選ぶ時には冷静な判断も必要かもしれませんよ、笑。

 

息子がとんでもない「嫁」を連れてくるかもしれませんよ、笑。

 

その逆も。

wwww

 

 

 

ちなみにアメンバー申請してくる人たちも

ただ勝手に申請してきて

自分が石材関係者ではない事は全く知らせてくれません。

 

こういう人たちはアメンバーには出来ませんし、

私が何かしてあげなきゃならない理由ってあるんでしょうか??

正直言いますが墓石営業マンはお客様に隠してる事はいっぱいあります。

 

TVCMやweb宣伝など、知名度の高い石材店は

客の方からカモになりに来てくれます。

 

売り上げノルマがあるので目の前の客を早くかたずけて

次の客のところに行きたいというのが本音です。

 

何を聞かれても、「出来ます、任せて下さい!」

って言われたことありませんか?

 

墓石業界においてては

納期的や物理的に出来ないことはあるんですが

それを「出来ます!」って言われたら消費者は「任せよう」と思うのです。

 

「とにかく契約を取れ、それから考えましょう。」

というのが量販石材店の考えなのです。

 

facebookなどで交流のある石材店さんのほとんどは

容易に「出来ます」とは言われません。

 

正直なことを話されてるのですから当たり前ですよね。

 

 

 

「出来ます!」と言われても信用できないのは具体的には何なんでしょうか?

 

みなさんも石材店に行った時に

「大丈夫です、出来ますから安心してください。」

と言われたことはありませんか?

 

その内容は以下のものではないでしょうか。

 

  • 四十九日の納骨までにまにあわせます。
  • 国産石の最上級の石を用意する。
  • 外国石の良いものを用意する。
  • etc

 

墓石営業マンが「出来ます!」っていうときは

けっこうウソ臭いです。

 

むしろ

「それはちょっと無理だと思います。」

と出来ない理由を語ってくれる人の方が信用できるんではないでしょうか?

 

 

 

四十九日の納骨までにまにあわせます。

 

やろうと思えば出来るんですよ40日ほどあれば。

 

しかし加工は中国ですので

日本の港に入ってからは一週間ほどの検閲があります。

 

そこからトレーラーで各石材店に運ばれます。

 

中国での加工は3~5日くらいで

石に問題があっても(ダマや流れ模様)そのまま加工するしかありません。

 

作り直しが出来ません。

 

工場によっては薬品でごまかします。

 

中国産墓石の評判について~増光剤・着色剤など誤魔化すための薬品が使用される実態

 

↑おなじみの羽黒石材の中野さんのブログ記事です。

 

あなたのお墓が薬品処理されてるとしたら、、、

危ないですよね。

 

しかし四十九日に間に合わせないという状況であれば

何でもありの「出来ます!」です。

 

 

ただ大きな石材店であれば展示品で四十九日に間に合わせることもできます。

 

舞台・外柵だけ制作すればいいので。

 

消費者の多くは「展示品」だと不満な人も多いので説明は必要でしょう。

 

 

 

提供する石について、(国産&外国石)

 

おそらくいちばん問題があるのは国産石の加工です。

 

国内加工と中国加工では大きな価格差があります。

 

 

先日50才くらいの人と話をして

私の仕事が墓石販売であることを伝えたら

「墓石を作ってるんですか?」と聞かれまして

「いえ、今はほとんど中国で加工してるんです。」

といったらかなり驚きました。

 

一般の人は自分がお墓を建てる状況にならないと

行動も出来ないし調べることもありません。

 

さらにそういう無知識なひとは

大きい&量販石材店に吸い寄せられることになるんでしょうねえ。

 

 

高齢者は「中国」を極端に嫌う人も多く

国産石でお墓を建てて欲しいと考えてる人もけっこういます。

 

 

国産石を国内加工で提供すれば中国加工の国産石の墓石よりも高くなります。

 

もし「国内加工ですよ。」と営業マンが言うのですが

中国加工の国産石であっても施主は全く気がつかないと思います。

 

見分ける能力はありませんから。

 

それで国内加工並みの金額を請求されたら目も当てられません。

 

悲しい事にそういう石材店は、、、あるんです。

困りました。

 

 

外国産の石を語るときにも私と競合した東京の石材店が

「スウェーデンで加工します。」と言った言葉が今でも忘れられません。

 

 

石は「ファイングレン」です。

 

正直言いますがファイングレンの良いものを手に入れるのは

本当に大変だと思います。

 

中国工場(複数あります)に、

「今あるファイングレンのサンプルを送って下さい。」とれんらくし

その中で一番良いものをお客様に見てもらいました。

 

正直言いますよ、

東京の石材店は才単価23万円でしたが

私たちは才単価13万円で見積もりを作りました。

 

見積もりは私たちの倍でした。

 

 

何もしらなければ倍のお金を払わなければならなかったわけですよね。

 

大きい&量販石材店に吸い寄せられる人たちは

もっと考えた方がいいんじゃないでしょうか?、って

あらためて言いたいものです。

 

 

 

 

墓石設計図を見て良いか悪いか判断できますか?
見積もりは適正価格だと思いますか?

 

消費者は墓石設計図を見てどこが良いのか悪いのか判断できません。

 

設計図を見て完成後のイメージが浮かばないのです。

 

私は設計図を見るとだいたいのイメージが湧くのですが

これは経験と業界内部にいた者の経験が為せるものであり

どんなに消費者が勉強されたとしても業界内にいる人間には及ばないのです。

 

それは具体的にどのようなことなのでしょうか?

 

 

 

設計図には全部寸法が入ってることが大事なんですが・・

 

富山県のほとんどの石材店が提出する設計図には全て寸法が入ってます。

(一部石材店は寸法が入ってない箇所があって驚きました。)

 

ところが全国各地から頂いた石材店の設計図には

寸法が入ってない箇所がけっこうあるのです。

 

富山のように全部寸法が入ってる設計図などひとつもありませんでした。

(都市部の民営霊園の設計図はほとんど寸法は入ってません。笑)

 

消費者は設計図を見ても完成後のイメージが湧かないし

石材店は競合したら石の量を削るために寸法を入れないのだと思いました。

 

悪質ですねえ。

 

もちろん相談者には悪質な石材店をすぐに切り捨てるように助言いたしました。

 

設計図に寸法が全て入っていないのはなぜでしょうか?

 

 

 

競合した時の言い訳のためだと思います。

 

私が富山県内のある石材店と競合した時の事ですが、

外柵の寸法が入っているのに墓石本体の寸法が全く入っていませんでした。

 

富山のお墓は納骨室がくり抜き型と貼り合わせ型だとかなり才数に差が出ます。

 

また1サイズ小さいとこれもかなり才数に差が出ます。

 

競合がある場合に価格を下げるための手段のために寸法を入れないのです。

 

 

同じく全国各地においても寸法を入れないのは

 

才数が知られたくないからです

 

もちろん素人は才数って石材店から聞いたこともないと思いますが

 

たまたま私のブログに到達したら

「えっ?才数ってなあ~に?」

と思うわけです。

 

才数が知られてしまうと、
才単価がバレてしまいます。

 

外柵を含め大きなお墓でも石の貼り合わせが多ければ

小さななお墓でも合わせ目が少ない構造より才数が少ないのです。

 

 

才数が少なければ価格は安くなりますが

 

才単価をはじき出すことによって初めて適正価格が出せるのです。

 

 

寸法を入れないのは才数を知られたくないからです。

 

 

 

見積書は適正価格を判断するためのものなんですが・・

 

適正価格なのですが才単価は全国共通ではありません。

 

富山のお墓は特殊で納骨室も含めた一体型で

小さいもので30~40才ほど、

大きなものでは80~100才くらいです。

 

関西の和墓8寸だと10才もありません、芝石含めても。

 

とうぜん富山は才単価は安くなりますし、

関西や中京地区ではお墓が小さいので才単価は高くなります。

 

 

たとえば岐阜県や滋賀県で富山型のお墓を建てたいと思った時、

地元の石材店に頼むより富山の石材店に出張費を払っても安くなると思います。

 

また富山型のお墓にもある程度のノウハウがありまして

見よう見まねで他の地区の石材店がマネしても水準には達しないでしょう。

 

 

前置きは長くなりましたが

見積書の比較のいちばん重要なのは「才数」です。

 

多くの場合見積書において墓石価格のなかには

「文字彫刻費」と「施工費」が含まれています。

 

最近は「文字彫刻費」と「施工費」を見積書に別に書いてある場合も多いです。

 

そうなんです、

「文字彫刻費」と「施工費」が別に書いてある場合は

それを墓石価格に足して比較しなければならないのです。

 

競合したら「文字彫刻費」はサービスいたしますと言われることもありますし、

見積書に「文字彫刻費」をサービスと書いてある場合もありました。

 

これを理解していないと正確に比較することはできません。

 

 

 

才数を話さない石材店や墓石営業マンは多いのですよ。

 

TVCMやweb広告などして有名な石材店は

客の方からやってくる場合が多いですし、

応対する営業マンはとりあえず応対は紳士的です。

(都市部においてはトラブルがあった場合豹変します、笑)

 

商談においても詳しく説明することもなく

「才数」など話もしません。

 

ほとんどの石材店は「才数」など話すこともないでしょう。

それがいちばん大事なのに。

 

墓石の才数計算のやり方

 

↑↑この記事に才数計算の仕方を書きましたが

設計図に寸法が入って無かったらどうやってできるんでしょう?

 

才数が分からなければ比較もできないし

才単価は全国共通でもありませんから

適正なのかどうなのかも消費者はわからないのではないでしょうか。

 

 

見積書が適正なのかどうかわからない人は私に連絡してください。