先日の広州省仙山のホンダは従業員ストで操業停止に追い込まれ法外な賃上げを呑んだばかりですが今度はトヨタ系部品メーカー「デンソー」でストが発生、現地組み立て工場が操業停止に追い込まれた。

労働コストの低さから中国は世界の工場と称されたのは数年前。全産業が中国へ競うように進出してきた。

折から中国の経済発展で中国が大消費国になり日本企業にとって目論見通りかと思ったがそうはうまく行かなかった。

中国は低賃金で当たり前とは思わないが不思議なのは

日本以外の現地外国企業ではこの手のトラブルがなぜ起きないのだろうか。

以前、中国現地で労務、賃金のトラブルは日本企業が圧倒的に多いと聞いた。

対日感情が原因なのか契約主義の欧米社会の慣習ががトラブルを事前に防いでいるのか。

安い労務費を求め次々に中国へ競って移転し空洞化を日本中にもたらして10数年で壁にぶち当たった日本企業。退却は莫大な投資を全て失う決意を要する。

企業が日本に回帰できるかどうか予測はむずかしい。




松ばらのブログ-クジャクサボテン


6月14日、関東地方も梅雨入り。この時期は花が多く「百花繚乱」がぴったり。

今朝、テラスに咲いたクジャクサボテンの鮮やかな花色に思わずカメラを向けました。ほんとはアジサイを予定していたのですが。


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                紫禁城(現、故宮博物院)太和殿

映画「ラストエンペラー」で皇帝溥儀の即位式が行われた場所。

出兵など国事発令などを行う宮殿です。

明、清代の500年の間、24人の皇帝が中国全土への統治を行った場所。

1947年(昭和22年)人民政府は皇帝溥儀の退去とともに紫禁城を故宮博物院と名づけ歴代皇帝の収集文物を管理することになったが宝物の大半は台湾に転出、

北京は建造物が残ったというのが実情のようだ。2時間以上歩いても全ての宮殿は見られなかった。2年前の北京オリンピックで修復した場所もあったようだが付随した歴史的建造物が埃にまみれて日常の手入れも届かぬ様子。

日本では考えられない。世界最大の建造物遺産が永久に保存されるよう祈る。

今日まで北京の五大世界遺産のうち3か所の様子をお伝えしましたが残り2つの

世界遺産はいづれ機会をみて。

北京最終日に訪ねた古書、文具、骨董の街「瑠璃廠(ルーリーチャン)」は今回の旅行で一番の思い出に。次回またお伝えします。


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頤和園(いわえん): 西太后が巨費を投じた中国皇室庭園

北京市の西北約10キロメートルに位置し清代の乾隆帝が1570年に造園した。

しかし1860年の英仏連合に破壊されたがその後西太后が再建したもので別荘として使用したもの。邸内は多数の宮殿がありそれぞれに歴史が残されている。

NHKハイビジョンで毎週土曜10時から日中共同制作番組「蒼弓の昴」が放送され

中国でも高視聴率の人気ドラマだと中国のガイドさんが言ってました。

今日は第20回です。眠らずに見たいと思います。(続く)



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5月22日から25日まで3泊4日で北京へ行ってきました。

写真は万里の長城北4楼の様子です。日曜日で外国人のほか中国の観光者も多く

急坂は人、人、で混雑してました。坂の勾配はきつく楼台(見張りと敵侵入を狼煙で知らせる場所)4ツ目でUターンしました。

総延長8800キロ気の遠くなる長さです。


北京は2度目、前回は10年以上前だと思います。内モンゴルから週1回の便で北京に戻りましたが上空から万里の長城が見えたのを覚えています。


次回続報お楽しみに。