まそんな感じでいろいろありまして前回お伝えしたとおり今年で米は辞めることにしました。
結果反収2俵でした。
ちーん!
米はマジで赤字のレベルです、昨年までなんやかんやで
米栽培の経費は全部販売できればペイして薄い利益にはなっていたのですが
今回は卸販売すると完全赤字です。
そうお金かけて栽培してできたものを売ると、その経費より安くなってしまう現象です。
ざっと計算ですが今回反あたり経費が8万~かかっている計算です。
エンジンポンプの故障や新たに購入した機械もぽつぽつありますので
反10万くらいってるんじゃないでしょうか。
昨年、慣行栽培の米の買い取り価格の相場が1俵8000円だったそうです。
今年はもう少し高いらしいですが仮に1万だとしても2俵だと2万で6万~8万の赤字です。
慣行は2俵だということはあり得ません、除草剤一発のすごさ、除草剤をやらないだけで
あの草の多さ、1かゼロかであんなにも。
販売値ですが自然栽培なので1俵1万ということはありませんが
反収3俵が採算ライン、損益分岐点です。
なので自然栽培で5俵~6俵とれれば大成功ですが2俵は存続不可のレベルです。
自然栽培米は平均が4.5俵だそうです。
慣行栽培は8俵前後でしょうか。
正直今回はショックでしがたまあポジティプに考えて、
ゼロでないだけマシ、と自分に酒を飲ませて言い聞かせることにします。
ここめぐみ農場での米栽培の効率の悪さは前回記事で書いています。
おっさんになっても勉強になりました。
がんばればがんばるほど駄目になるケースもあるのです。
なので今回学んだのでがんばんた方向の逆を見ることにします。
今目の前に窓ガラスにガンガンぶつかっている虫がいます、ぶつかるのを辞めて
後ろに向かえば外に抜ける隙間が沢山あるというのに、虫の知らせでしょうか。
米を辞めるとまずその分の経費と労力が浮きます。
その分米の売り上げもなくなります、けれどその経費と労力以下で
もっと採算の合う作物が作れることに気がつきます。
もしくはその時間を現行の栽培品目に割り当てて、有意義に過ごすこともできます。
今試しにそばを栽培していますが、これなんかもう
草刈って耕してトラクターのは種機で走ればもう終わりです。
種まいてから2ヶ月で収穫です、収量とコンバインの手配次第で利益の命運が
別れそうですが、来月には答えがでます。
草まみれの田んぼですがそれだけ知力が復活したのでしょうか
もしかしたらタマネギが結構育つかもしれません、来年はその水田で
そばとタマネギをやってみようと思っています。
というわけでラスト米ネットで購入できますので
よろしくお願いします。