梅雨とは思えない青空の下、たいせいはお空に還りました。
今日は雨。
たいちゃんの旅立ちの日は快晴でよかった。
退院の日も晴れだったし、晴れ男だね。
たいちゃん。
ママのお腹にいた230日間。
がんばって生きた10日間。
そして、お家に戻って過ごした2日間。
たいせいと過ごしたこの時間、パパとママは一生忘れない。
葬儀が終わって戻ってきた家は、なんだか違う家みたいで…。
出かける前に横たわっていたベッドには、もうたいちゃんはいない。
もう柔らかいほっぺに触れることも、抱っこもできない。
祭壇を組み立てて、お花や位牌、果物をお供えしたけど、たいせいをそこに入れることはまだ、できません。
祭壇とは別に、たいちゃんコーナーをリビングのソファの横に作りました。
昨日は斎場から家に帰って来て、退院後からずっと泊まりに来てくれていた義両親も、通いで来てくれていた両親も帰り、ようやく親子3人、水入らずで過ごせました。
でも今までの寝不足のせいで、夕方から爆睡。
こんなに眠ったのはいつ以来だろう?ってくらい寝ました。
思えば出産前からあんまり寝てなかったな…
でもぐっすり眠れるよりも、本当はたいちゃんのお世話で寝られない方がママはいいんだけどね。
たいちゃん。
お空に還って、元気になって、お友だちと遊んでね。
しばらくしてパパとママにもう一度会いたくなったら、また会いにきてね。
パパとママはいつでも待ってるから。
ふと、たまにこれは長い夢を見てるんじゃないか、とか、本当に現実なのかわからなくなる時があります。
絶対無理だけど、もう一度妊娠中に戻りたい、と願ってしまう。
でも、これは間違いなく現実で、私はたいせいを産んで、たいせいは確かにこの世に生まれ、10日間だけだったけどがんばって生きた。
私たちは3人家族になりました。
たいせいが、私たちを親にしてくれました。
ありがとう、たいちゃん。
またね、たいちゃん。
ずっと応援してくださっていたみなさま、本当にありがとうございました。
みなさまのおかげで私も勇気づけられたし、がんばることができました。こんなにもブログを続けていてよかったと思ったことはありません。
読者さまは妊娠中、または妊活中、あるいは出産された方がほとんどで、このような悲しいことを公開記事にするのを躊躇いましたが、私のような妊娠、出産もあるということを知っていただきたいという思いもあり…。
どうか、どうかみなさまには、私のような思いをすることなく、無事にご出産されますように心からお祈りしております。
しばらくは葬儀後の諸々の手続きや役所関係の処理、病院の清算などでバタバタが続きますが、それらが落ち着いたら、気持ちの整理をするためにも、たいせいのがんばった日々の続きを書こうと思っています。コメントへのお返事も遅くなり申し訳ありませんが必ずしますので、もうしばらくお待ちください。