【立秋】ー空を見上げて深呼吸を。 | 月のおとだよりー漢方アロマセラピスト・グリーフ専門士 miho

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愛知県日進市にある小さなサロン・スクールです。
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東洋医学とアロマ、日々の食事。心とからだの声を聴いて、自分を大切にすること。
大切なものを見つけにきませんか?


こころとからだの声を聴いて

本当の自分で生きていく。


漢方アロマサロン 月のおと 主宰

こころとからだの癒しびとmihoです。



立 秋


今日、87日から立秋に入りました。


二十四節氣の13番め。


暦の上ではこの日から秋のスタートです。



暑さも明日からは『残暑』になりますが

実際にはまだまだ真夏日。 


今日からの連休、息子はプール三昧です。


でも台風も心配…

そんな不安定な気候の時期でもありますね。




立秋の時期の養生ポイント



この時期の養生のおすすめポイントは



適度に発汗&夏冷えリセット


…が夏バテを予防し

急な気温の変化にも対応できる

からだづくりのコツです。



具体的には…


✔︎たまには外に出て日光に当たり
  汗をかくこと
(厳しい暑さを避けて)

✔︎エアコンの設定温度を見直す

✔︎エアコン効いた室内では温かい飲み物を

✔︎シャワーですませず湯船につかる 


エアコンの効いた室内にいることが多いこの時期。


今まで夜はエアコンなしで寝ていた我が家も

近年はさすがにつけていますが

翌朝なんだかからだが重だるかったり

からだが冷えてしまってるなーと感じることも



中医学の言葉に

暑に因らば、汗せよ。(『素問』より)

とあります。 

 

身体を動かし汗をかくことで

熱を発散させます。

動いてかく汗と、湿気や暑さでかく汗は質が違います。



本来汗をかくことは、

からだにとっては大事なこと。


でも、汗をかいては涼しい場所に入り… 

を繰り返すことで、思いっきり汗をかく機会が減っているのが現状です。



嫌なもの、不要なものを

流してくれるのが、汗。



ただ、汗と一緒に『氣』も流れ出て

しまうので汗のかきすぎも要注意あせる



汗をたくさんかいたときは

水分を補給するだけでなく

昼寝などの休息や旬の食べものなどで

『氣』を補いましょう。



発汗し続けているこの夏の時期は

こもった熱を取りつつ

からだの内側からも潤いを補う

『滋陰清熱(じいんせいねつ)』

が重要ですひらめき電球

 


秋の乾燥で『肺』が弱るのを防ぐ

予防的な意味合いでも潤いを補給しましょう


⌘おすすめの食材



立秋の頃におすすめの食材は



 ゴーヤ 鶏肉 鶏卵 甘酒


は、果物の中では珍しく身体を冷やさず

潤いと氣を補います。

血流の巡りを改善、消化を促し

秋の臓器である『肺』を潤して呼吸を整える

まさにこの時期の最強フード


白きくらげと桃のコンポートなんて

おいしくてしあわせな最強メニューです♡





また、暑さが身体に残ってしまっている時は

苦味のものを食べるとよいといわれています。



先日買ってきた自然栽培のお野菜たち。

薬味も夏の疲れにいいですね。



食欲があまりない時や消化機能が低下しているなと感じたら、

食欲増進や健胃、整腸作用、消化促進作用のある

ゴーヤおすすめです。


は、汗が出て足りなくなった水分を補い

精神的な不安や不眠に悩む方にも◎



鶏肉は体力を回復し、お腹の冷えや食欲不振に。

胃腸の調子を回復してくれます。  



甘酒は、冬の飲み物のイメージですが

実は夏の季語でもあり、

江戸時代には暑気払いに飲む習慣があったとか。



麹で作った甘酒は飲む点滴』とも

言われるほど栄養豊富なので

夏バテ予防にはぴったりです。

 


また、立秋の頃は夏特有の冷えによる

不調を感じやすい時なので

意識的に温かい飲み物を選びましょう。

  

白湯や、温かさの中にも爽やかさを感じる

ミントティーがおすすめです。


からだの中から夏冷えをリセットしておくと

夏疲れを残さず、健やかに秋を迎えられますよ。



⌘おすすめのアロマ



◎夏の疲れにペパーミント


◎むわっとした暑さに
ユーカリレモン
           シトロネラ


◎日焼けした肌に
ラベンダー
         フランキンセンス


爽やかな香りで涼を感じたり

虫よけになったり

日焼けした肌の炎症を抑えたり

アロマ(天然の精油)の力を借りて

残暑を心地よく過ごしましょう。



⌘おすすめの過ごし方 



空を見上げて深呼吸を


停滞の土用から実りの秋へ。

 

春にまいた種が成長し、収穫の秋を迎える

自然界と同じように、人にとっても

今まで種をまいて土台を作ってきたことが

実る時期でもあります。



最近、ふと見上げた空の美しさに

はっと息をのむことがあります。


この空は2度と見られないからこその美しさ。




夏から秋の移り変わりの時期は

なんとなく寂しい氣分になったり

もの悲しさを感じたり。。。



そんな時こそ、ぜひ『深呼吸』を。



秋は肺に負担がかかりやすい季節なので

意識して呼吸を整えることが大切です。



きれいな空を見上げて

思いっきり深呼吸してみてください。 



暑さで溜まったイライラや

日頃の緊張や疲れをふぅーっと吐き出して


新鮮な空氣をからだ中に取り込んで

からだにも心にも潤いを送りましょう。



明日88日は

ライオンズゲートがピークを迎え

その直後に獅子座新月。

 

ありたい自分の姿をイメージして

空に想いを馳せてみるのも

いい日かもしれません。



まだまだ暑さ厳しい日が続きますが

少しずつ秋への暮らし方にシフトしつつ

くれぐれも夏バテ&熱中症に氣をつけて

残りの夏を愉しみましょう。