剣竿一如 -23ページ目

健診

 特定健康診査を受けてきた。昨年5月だかに案内が来て、それっきりすっかり忘れていたんだが、無料の健康診査なので受診しなきゃもったいないですね。受診期限は3月31日。ギリギリの駆け込み受診です。

  自分はフリーの売文屋ってな商売柄、身体が資本なので健康診断は毎年春に受診しています。病気で長期療養なんてことになったら、間違いなく干上がってしまうので、サラリーマン時代よりも健康には気を遣っているんだが、不景気のおかげで嫌でも粗食になり、糖尿病やら痛風やらの生活習慣病とは縁遠い食生活になっちゃってるのが、そこはかとなく悲しかったりしますね。まぁ、美味しいモノと贅沢なモノとは必ずしもイコールではないので、新鮮で安全な産地直送モノが安く手に入る環境にいて、料理上手な家内もいる自分は幸せですな。

 健康で美味い飯が毎日食えるってのは、やっぱり幸せですねってお話でした。

地価

 公示地価が発表され、またしても現実が胸に突き刺さっちまって、「こりゃもう、土地持ちは負け組かいな?」 なぁんて思っちゃったりしているんだが、小なりと言えども土地付き一戸建てに住んでいる身としては、やっぱり気分が悪いです。地価は下がる一方だもんなぁ。家を買った当時に、購入額を金(GOLD)に投資していたら2倍以上~3倍近くに増えてますよ。チクショウ……。

 幸いにして我が家は総合スーパー、総合家電店、ドラッグストア、衣料品店、書店、コンビニ、ファミレス、ファストフード、飲食店、保育園、小中学校、高校、大学、各種診療医院、総合病院など、すべて徒歩圏内にあるので、実勢価格は公示価格よりもかなり高い。まぁ、それでも購入時の価格と比較したら、資産評価額としては4割くらいはダウンしてンだろうなぁ……。(´・ω・`)

 お金がないのは首がないのと同じなんだが、日々の費えと将来の蓄え以上に貯め込んでも、安心どころか精神的によろしくありませんね。いや、自分は "持たざる者" なので、そんなにお金持ってるわけじゃないんだけどさ。爪に火を灯すようにして貯めたお金で築いた資産が減っていくのはツライね、ってお話でした。

 自分の知恵と才覚だけを頼りに、過大な自己評価と過信でフリーの世界に飛び出しちゃったハグレ者が、額に汗どころか、額には脂汗、背中と腋の下には冷や汗を流して稼いだオゼゼなんだから。生まれながらの資産家や、サラリーマンには判らないだろうなぁ。

彼岸

 昨日は春の彼岸供養って事で菩提寺に行き、卒塔婆を作っていただいてお墓参りをしてきた。まぁ、日本人なら春秋のお彼岸、夏のお盆、お正月、月命日など、折ある毎にお墓参りをして、お墓の掃除をしながら、先祖先亡諸霊に今ある事への感謝を示すわけだが、お墓が隣り合っている方とも、ご近所の如く挨拶を交わしますね。いずれ泉下の人となり、お隣同士になるわけですから。

 そんな事を考えながら草を取り、墓石を磨き、水と花を供え、卒塔婆を立てて、亡き祖母にご挨拶っつーか、「ばぁちゃん、来たよ~。コッチではみんな元気でやってるから。いつも見守っててくれてありがとね」 なんて心の中で語りかけちゃったりしてるうちに、若い頃には何とも思っていなかったお墓参りとか、供養、法事などのありがたさってモンが、ちょっぴり判ってきた様な気分になります。

 とは言え、なんつーかね、宗教的な意味合いよりも、情緒的で自発的な行動って感じですわ。お釈迦様や阿弥陀様よりも、今ある自分をもたらしてくれた先祖への想いってンですかね。そっちの方がずっとありがたいわけですよ、ってお話でした。

 どうだ、真面目な大人の社会人らしい発言だろう。 え? オッサン臭いって? そらそうよ、オッサンだもん(笑)。

鎮静

 いや~、昨夜からの腹痛でツライ思いをしていたんだが、午後になってようやく薬が効いてきた。まだ腹部に違和感(鈍痛)を感じるが、昨夜から今朝にかけての痛みに比べれば、ずいぶんと楽になりましたよ、ハイ。

 お医者で処方されたお薬は、鎮痛消炎剤ソランタール100mg錠、消化剤タフマック-Eカプセル、それとパンシロンっぽい味の白い粉薬。昔と違って、飲めばピタリと痛みが止まる、ってな即効性のある強いお薬ではないみたい。効いてくるまでの2時間ほどが、どれだけ長く感じた事か……。それでもあの引き攣れる様な痛みが鎮静化して、なんとか仕事に取り組める様になってきた。やれやれ。

 やっぱね、具合の悪い時は様子見なんかしてないで、さっさとお医者に診てもらうことですね、ってお話でした。

腹痛

 昨日の午後から引き攣れるような腹痛に七転八倒していたんだが、不思議な事に下痢も便秘もしていなければ、吐き気もしない。ただ断続的に激しい痛みが襲ってくるのと、37.5度くらいの微熱が出てダルい。正露丸を飲んでみたが効果無し。こりゃ食あたりとか胃炎とかじゃない。一晩我慢したんだが、今日になっても回復の様子が無く、朝一でお医者に駆け込んだ。

 待合室で脂汗を流しながら、順番を待つ事30分。聴診とポンポンと触診をして、先生のお見立ては……「胃腸風邪」。えぇ~、吐き気もないし、下痢もしてないッスよ? 先生曰く、「風邪熱がお腹に来てるんでしょう」 の一言。あぁ、なるほど。お薬を3日分出していただいて帰ってきたンだが……、痛ェ。まだ薬が効いてこない。

 う~ん、たかが腹痛でもこの痛みはちょっとキツイ。期末迎えの期首向かいで忙しい時期に、こんな案配ではどうにもなりません、ってお話でした。

 あ~腹、痛ェ……。

覇王

 ボクシング5階級制覇のマニー・パッキャオ選手はやっぱり強ェ! 米テキサス州カウボーイズ・スタジアムで行われた、WBO世界ウエルター級タイトルマッチでジョシュア・クロッティ選手を3-0の判定で下し王座防衛。これで12連勝ッスよ。通算戦績は51勝3敗2分け。

 パッキャオ選手の獲得タイトルは、・WBC世界フライ級王座 ・IBF世界スーパーバンタム級王座 ・WBC世界スーパーフェザー級王座 ・WBC世界ライト級王座 ・WBO世界ウェルター級王座。っとまぁ、パウンド・フォー・パウンド(体重差がなければ最強)ランキング1位にふさわしいね。

 こんだけスッゲェ戦績の選手っちゅーと、たいがいはボクシング一筋、拳闘バカ一代ってなイメージで見ちゃうんだが、パッキャオ選手は歌手デビューはしてるは、フィリピンの下院議員選挙に二度目の挑戦をするわ……。一度目は落選してんだけど、落選理由がこれまたスゲェんだ。フィリピンの有権者曰く、「当選して議員になったら、パッキャオの試合が観られなくなる」ってンで投票してもらえなかったとか。いや、マジで。もうね、矢吹丈さん涙目ッスねってお話でした。

申告

 納税は国民の義務なので、「あ~、めんどくせッ! できれば納めたくねぇ!」ってな胸の思いをグッとこらえて、嘘偽りなく笑顔で申告、笑顔で納税をしているんだが……。コイツら、気に食わねェ。神様、仏様、お天道様のバチが当たればイイのに。

惜敗

 女子スピードスケート・パシュートは惜しかった! パシュートの速度から計算すると、2/100秒ってのは、距離にして20~25cmだそうで、リンク6周2400m激走の末、靴一足分に泣いたワケだ。惜しいなぁ。そしてタイム競技の現実と残酷さがあるね。半世紀前の五輪だったら同着一位だっただろう。パシュートはトリノから正式種目になった競技だからあり得ないんだけどさ。

 自転車競技にもある追い抜き競技のパシュートは日本人向きかも。見ていても面白いわ。しかしなぁ、唯一の金メダルが獲れそうなチャンスを、靴一足分で逃したのは悔しいね。応援しているだけの自分が涙目になるほど悔しかったんだから、パシュートの選手達はどれだけの悔しさ、無念さを噛みしめている事やら。

 これで深夜早朝のテレビ応援もおしまい。風邪も治ったし、生活リズムを元に戻して、身体を鍛え直すとしますかね、ってお話でした。日本では津波による大きな被害もなかったみたいだしさ。

完敗

 う~む、女子フィギュアスケートはキム・ヨナ選手の圧勝でしたなぁ。SPの採点では何かと物議を醸したが、今回のフリーの結果には依怙の沙汰だの何だのと、文句は付けられないだろう。技の難度では浅田真央選手が上だっただろうが、キム・ヨナ選手はノーミス、浅田真央選手には素人目にもハッキリと判るミスがあった。ともあれ、どちらの選手も天晴れな演技でしたな。

 しかし、安藤美姫選手の評価が思ったよりも低かったなぁ。4年前のトリノに比べて、人間的にも格段の成長を遂げ、フリーでは安定した演技を見せてくれた。メダルを逃したとは言え、良い演技だったと思う。頑張ったよね。

 そ~れ~よ~り~もぉ~、個人的に最も注目していた、グルジアのエレーネ・ゲデバニシビリ選手が残念だったなぁ。転倒もあったし、仕方がないけどね。まぁ、贔屓目で見てるもんで、転倒さえもご愛敬とさえ感じちゃうから、オッサンってのはわかりやすい生き物ですね(笑)。

 え? スケベオヤジってか? そうだよ。そーゆー目で観てたよ。でなきゃ男性美だの女性美だのって基準なんか存在しねェでしょうに。日本語では益荒男振り、手弱女振りって言葉があるくらいなんだから。やはり男には男の、女には女の魅力があって、この世は成り立っているンだよ、ってお話でした。

 あ、日本の金メダル獲得はゼロになりそうだ。う~ん、青少年の学力は低下しているわ、スポーツも凋落傾向だわで、お先真っ暗ですな。「競い合う事は争いにつながる」ってンで、学力テストの順位はおろか、運動会ですら順位を付けない教育してるからなぁ。次世代、次々世代の衆は、悲惨な未来を迎える事になるかもね。そーならないように、ガンバレ、ニッポン!

舞滑

 女子フィギュアスケートのキム・ヨナ選手と浅田真央選手のショートプログラムの得点差が5点もある、ってンでネット上では物議を醸しているそうなんだが、自分はキム選手でも浅田選手でもなく、世界のトップフィギュアスケーターは、グルジアのエレーネ・ゲデバニシビリ選手だと思ってます。SP9位だけど、誰がなんと言おうと、俺的金メダリストはゲデバニシビリ選手。異論は認めない。http://www.sanspo.com/vancouver2010/photos/100222/oai1002220427001-p10.htm

 昨年、NYのブライアントパークで披露した、華麗にしてダイナミックな滑りがこれだ。


 スレンダーである事が女性美の条件、みたいな風潮に真っ向から斬り込む潔さを感じますね。体脂肪率30%は楽に肥え……じゃない、超えていそうだわぁ。てか、昭和生まれの日本人女性ってなぁ、ゲデバニシビリ選手みたいな体型だったわけですよ。山口玲子さんとか、酒井ちなみさんとか、風間ゆみさんとか、いわゆる "おかあさん体型" ね。まぁ、昭和の標準的日本女性のバストはもっと小さいんだが。

 うむ、やっぱり女性はチョイポチャの、ふくよかで健康的なのが一番! でも、ポッチャリとおデブの間には、越えられない壁があるので勘違いして貰っては困りますよ、ってお話です。

 【眠釣的女性美基準】
 チョイポチャ > ポッチャリ > スレンダー >>越えられない壁>> おデブ

 わぁあぁぁ! 嫁がスゴイ目付きでコッチを睨んでる……。