BYE-BYE | ゆりあの詩

ゆりあの詩

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愛してるなんて聞きたくない

偽作の言葉で惑わせて

私の心を捕らえて離さない

あなたが憎いのに。

憎みきれない自分がいる。

呪縛のように囁く言葉に

嘘が混じってると知っているのに

それでも真実であればいいと

そう願わずにはいられなかった。

でも

でも

私は私を愛すると決めたの


私が一番好きなのは私

あなたのものにはならないと

だから

さよなら

あなたに依存した情けない私


そんな私からの卒業。

だってあなたの瞳には私が写らないことを知ってしまったから。

一番になれないと知ってしまったから。

見てみぬ振りをできたなら

どんなに幸せか知っているけど

そんな偽物の恋はいらないから。

偽物は本物にはなれない

本物のようには輝けない

偽りの光だから。

偽物を持つ罪悪感よりも

本物の輝きが知りたいから。

私はあなたにさよならするね。

このまま暗黒の海でもがき苦しむなら

私はその先の景色を見てみたいから。

バイバイ


私を嫌いな私

偽物の恋に。

バイバイ、、、