向日葵 | ゆりあの詩

ゆりあの詩

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雨が降りました。

私の心も体も満たされるはずなのに。

心だけは空っぽのまま。

風が吹きました。

心にできた隙間を通り抜けて行きました。

太陽が私を照らしました。

心地よくて温かくて

つい顔を向けそうになりました。

でも何か足りなくて私はまた瞳を閉じました。

瞳を閉じていると温かい何かに包まれました。

私はその何かを知りたくて少しづつ瞳を開けました。

そこには小さな手で私を包むあなたを見つけました。

私と目が合うとあなたはにっこり笑いました。

その笑顔を見たくて私はあなたに向かい咲き続けました。




ゆりあ