クローバー | ゆりあの詩

ゆりあの詩

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守られない約束が散らばった部屋。

私は一人泣いている。

どんなに泣き叫んでも

あなたはいない。

出会わなければ良かったと

何度も自分の運命を呪う。

こんな終わりを望むために

私達は出会ったわけじゃないと。

落ち込んだ時に私の話を聞くあなたの

横顔が大好きだった。

頭を優しく撫でてくれるあの大きな手が

大好きだった。

想い出ばかりが私を支配して

苦しくて息さえできない。

守れない約束ならしないでよ。

私の叫びをかき消すように

今日も雨が降る。

最期にした約束なら

私は守るから

あなたがいなくても

いっぱい泣いて

涙が枯れたら

また笑顔を取り戻すって。

だからあなたも笑っていて

あの広い空の上で


私に元気出せって

笑っていてね。

それが最期の約束だよ。



(ゆりあ)