私は一人泣いている。
どんなに泣き叫んでも
あなたはいない。
出会わなければ良かったと
何度も自分の運命を呪う。
こんな終わりを望むために
私達は出会ったわけじゃないと。
落ち込んだ時に私の話を聞くあなたの
横顔が大好きだった。
頭を優しく撫でてくれるあの大きな手が
大好きだった。
想い出ばかりが私を支配して
苦しくて息さえできない。
守れない約束ならしないでよ。
私の叫びをかき消すように
今日も雨が降る。
最期にした約束なら
私は守るから
あなたがいなくても
いっぱい泣いて
涙が枯れたら
また笑顔を取り戻すって。
だからあなたも笑っていて
あの広い空の上で
私に元気出せって
笑っていてね。
それが最期の約束だよ。
(ゆりあ)