父、四方哲也が91歳で永眠いたしました。 | 藤沢あゆみオフィシャルブログ Powered by Ameba

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作家。著書29冊。相談30000件超。ananによる信頼できるカウンセラー20人の1人。NHKEテレハートネットTV出演。2023年4月「バズる!ハマる!売れる!集まる!WEB文章術 プロの仕掛け66」発売9日で増刷、7月18日枚方蔦屋書店で101人講演会開催

藤沢あゆみです。

 

 

4月21日、7時53分。

父、四方哲也が91歳で永眠いたしました。

 

 

 

 

 

 

20日の朝、小川みどりさんのAmazon予約キャンペーンのことをブログに書いてすぐ、姉からLINE電話がかかってきました。

 

 

姉からの電話・・・

父のことだろう。

 

 

実は、数日前に、父が後1,2週間と言われていました。

覚悟をしておいてくださいと言われた時のことをブログに書いてアメトピに乗せていただいたことがあります。

 

 

そこで1月に、急遽実家に戻りました。

その時、このまま実家にいた方がいいのか迷いましたが、東京に戻って、仕事をたくさん納品できました。

 

 

父は2月11日、91歳の誕生日を迎え、それから、今日に至ります。

 

 

今年に入ってからはいつどうなるかわからない状態で、先の予定が立てられず、姉からLINEが来ると、もしや・・・という日々でしたが、1日1日

 

 

今日も、父が生きてくれた、と命の時間をありがたく思う毎日でした。

 

 

3年間、出版達成に伴走してきたみどりさんのキャンペーンご案内記事を書いてからというのが、ずっと仕事を応援してくれていた父らしいと思いました。

 

 

みどりさんのキャンペーンが朝7時からだったので、朝早く記事をアップしていたんですよね笑。

 

 

これまで、父に会う時は数週間前に面会申請をしていた姉ですが、いつどうなるかわからないという状況になり、個室に入って、家族が病室に泊まれることになりました。

 

 

4月20日、姉が朝から病院に、

わたしも、父の最期の時間に間に合うかどうかわからない・・・確実に来るそのとき・・・喪服を荷物に詰め、お昼過ぎにうちを出ました。

 

 

父の病室についたのは19時くらいだったでしょうか・・・。

もう話すことはできないけど、瞼が動き、顔をちょっと傾けてくれて、わたしがきたことに気づいてくれたのかもしれません。

 

 

 

 

 

待っていてくれた・・・

 

 

そこから、一晩・・・

血圧や心拍数が表示され、父の命が数値化されています。

 

 

心拍の数字が0を刻み、人は0に戻るんだなと実感しました。

 

 

激しく呼吸していたのが、だんだんまばらになり、見ている方は、たまにしか呼吸がないので、心配ですが、そうなってからの父は穏やかでした。

 

 

2024年4月21日、7時53分。

穏やかな最期でした。

 

 

父の最期の12時間、一緒に過ごせました。

 

 

病院の方が体を拭き、、着替えさせてくださるのですが、わたしも父の顔を拭いたり、父が若い頃、会社から帰ってきたらきていた着物を着せたり、髭を剃ったり、頬紅や、口紅を塗ったりを一緒にさせていただきました。

 

 

そこから一晩、父は実家にいてくれて、昨夜、通夜を済ませ、姉とわたしは一晩シティーホールに泊まり、今日の告別式を迎えます。

 

 

父のことをブログやSNSに書くといつもたくさんのいいねをいただきました。

父の人生を応援してくださってありがとうございました。

おかげさまで、大往生で終えることができました。

 

 

いつかは父にわかる仕事にしたい。

そんな思いから、実家の一番寒い部屋で、インターネットでおなやみ相談に答えるところから始まったわたしの作家人生。

 

 

 

 

おかげさまで、作家になり

42歳で会社を立ち上げた

父にわかる仕事になりました。

 

 

肉親の縁が薄く、苦労人ながら、自力で会社を興した、

いつも物事の良い方を見て、気前が良かった父。

 

 

どんな環境に生まれ育っても、物事をフラットかつポジティブにとらえるわたしの気質は間違いなく父譲りです。

 

 

山っ気があり、それでいて最後まで家族の一人一人の人生を心配してくれていた、大胆で繊細な人でした。

 

 

もう十分生きたから、延命治療はしなくていい。

父は自分から、そう言ったそうです。

 

 

 

 

お父さん、大きな背中を見せてくれてありがとう。

わたしを、育ててくれてありがとう。

あなたの娘でわたしはしあわせです。

 

 

四方哲也さん、生まれてきてくれてありがとうございました。

 

 

藤沢あゆみ