永井秀樹ブログ『Wander of This Life』 Powered by Ameba -6ページ目

vs ブラウブリッツ秋田

JFLというカテゴリーでplayするようになり5シーズンほど経つが初めて素晴らしきsoccerに、心底感心させられた。

相手チーム、ブラウブリッツ秋田の前半のsoccerは本当に素晴らしかった。
ボールポゼッション率は秋田90%琉球10%。
監督であるジョージさんの拘りが見事に徹底されており、全選手のポゼッションに対する意識が高く、ポジショニング、距離感が素晴らしかった。そしてボランチの位置でゲームをコントロールする8番は良くsoccerを理解しており“リズムを作り”抜群のゲームメークをしていた。
完璧にゲームを支配され2失点、GKユウマのスーパーセーブがなければ更に失点し完敗のゲームだった。

後半に入り、琉球が開き直りで前から行くようになると、さすがに少し慌てるplayが増えて距離感が遠くなりミスが増えてきたが、前半は本当に完璧で素晴らしかった。
結果2-2の引き分けで終わったが色々と考えさせられるゲームだった。

試合後、ジョージさんに色々と話を聞いてみると、とにかくポゼッションに拘って先を見据えてやっているとの事。チーム立ち上げ時は地元大学生相手にも苦戦していたが最近少しずつゲームを支配出来る時間帯が増えて長くなってきたとの事。
謙虚にsoccerと向き合い、ブレずに拘りやり続ける事の重要性、等々大変勉強になった。


自分自身、日々ポゼッションに拘り、完璧にゲームを支配し相手を圧倒するsoccerを追求している。重要なのはポジショニングと距離感、そして“リズム”。
ピッチの約4分の1に10人が入り、お互いの距離感が5メートル前後でボール保持者に対し必ず最低限2.3人がサポートする。
縦を狙う為の横パスが重要でありダイレクトでリズムが生まれ変化していく。

このあたりをピッチに立つ半数以上が理解出来ないとボールポジションは出来ない。

とにかく自分達がボールを保持してる限り失点は無いし、どれだけ運動量があり走れる選手がいてもボールより多くは走れないし、ボールより速く走れる選手もいない。
soccerはボールゲームだ。


明日はJFLの中で最も質が高く、完成度が高いHONDAとの対戦。
色んな意味で楽しみだ。


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追伸
今週半ばのチームの紅白戦の中で素晴らしいシチュエーションがあった。
左SB島がペナルティエリア内に侵入しクロスを上げ、右SBマーボー(正樹)がペナルティエリアの逆サイドに侵入しヘディングで決めた。素晴らしいgoalだった。
両SBが高い位置でplay出来る=ポゼッション率が高くポジションも流動的だという事。
まさに現代soccerの理想的な形だった。
トレーニングで出来ない事は試合で出来ない。
日々のトレーニングから高みを目指し追求していきたいと思う。

vs ツエーゲン金沢

前節のHOYO大分戦は内容で負けて試合には勝った。

今回は試合に負けて内容でも負けた。

とにかく大変残念なゲームだった。


勝負事なので必ず勝ち負けがあり時折引き分けもある。
勝てば称賛され、負ければ批判される。プロの世界では当然の事だ。
そんな世界で結果を出していかなければならない。
そしてコンスタントに結果を出していく為には、内容に拘り、質を高めていかなければならない。

正直、現段階で課題問題は山積みではあるが、一つ一つキチンと改善し、積み上げていくしかない。前向きに謙虚にチャレンジしていくしか道(方法)はない。


昨晩は来沖中のラモス会長に長い時間色々と貴重なアドバイスを頂いた。soccerの本質を知り尽くすラモス会長からsoccerを学ぶ。
本当に有難い限りだ。



明日はジョージ(与那城)さん率いるブラウブリッツ秋田戦。
以前から親友の藤吉さんが「秋田の試合を何度か観戦したけど凄く面白いsoccerをしてる。目指してる方向性(ポゼッションsoccer)が明確で今後更に良くなっていくと思うよ」と絶賛していた。
実際スカウティング映像で秋田の試合を少し観戦したが、藤吉さんの言う通り、実に素晴らしいsoccerをやっていた(目指していた)。目指してるsoccerが高いlevelの内容なので確かに現段階ではミスが出てはいるものの、繰り返しtryしていく中で精度が上がってくると素晴らしいsoccerが完成する“絵”が見える。


明日の試合が楽しみだ。


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vs HOYO大分

アウェイ大分でのHOYO大分戦。

試合前のmeeting通りのゲーム内容、「内容云々ではなく勝ち点3を取ろう」というノルマは達成出来た。

何とか勝ち点3は取れたが、GKユウマのスーパーセーブしかり、押し込まれる時間が多く、内容的にはかなり反省改善しなければならないゲームだった。

正直、課題(問題点)が多すぎて全てを挙げる訳にはいかないが、とにかく相手にゲームを支配されてる時間が長過ぎる。


今週のトレーニング中に薩川監督も指摘していたが、とにかく技術に自信が無いのでプレーに余裕が無く、結果ゲームが落ち着かない。


課題をキチンと修正し、少しずつでも問題点を解決していかなければならない。

そして技術に自信が無い選手は、毎日繰り返し技術向上の為のトレーニングに取り組まなければならない。
また日々soccerを学ばなければならない。

今更“上手くなる”のは簡単な事ではないが、最低限の技術levelを向上させる事は“本人の努力と意識改革”である程度可能だ。

現に小寺あたりは数年前より向上している。


2013シーズンも、まもなく半分終了し折り返しとなる。
時間は有限であり無限ではない。
毎日のトレーニング、毎週末のゲームを大切にしていかなければならない。

オシム監督の言葉ではあるが「soccerでは結果と内容が長期的には一致する。まぐれでいい試合をしても長期的には強くはならない」。


“高い志”と“拘り”を持ち続け、考え努力し続けた先に、チーム、個人の成長がある。


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vs ホンダロックSC

完全にゲームを支配し続けるが、決定機を決めきれず、たまたま相手のカウンターに沈む…

という敗戦、及び引き分けならば、ある程度仕方がない。


残念ながら現況は全く違う状態であり、相手チームにゲームを支配される時間が多く、琉球のチャンスはカウンターのみという展開が多い。

FC琉球、ここ数年間、とにかくボールポゼッションに拘り、完全にゲームを支配し相手を圧倒するsoccerを目指して取り組んできた。

正直、“ボールポゼッションに拘る事”をテーマに取り組む為には、相当な覚悟とブレる事なくやり抜く信念が必要だ。
チームの成長過程においては当然ミスも出るだろうし、なかなか結果が伴わないかもしれない。最悪は連敗という形になるかもしれない。
色んな場面で批判されプレッシャーをかけられるかもしれない。

それでもチームの未来、方向性を信じ、チャレンジし続けなければ完成された形(チーム)にはならない。

ミスを恐れず自信を持ってプレーする勇気が必要だ。

勿論、大前提として各々の技術力が高くなければ厳しいのは事実。

重要な事は、ピッチに立つ選手、チームに属する全選手が、同じ“テーマ”に対しての拘りを持ち続ける事が出来るかどうか。

ある選手は繋ぎたい、ある選手はノーリスクで前に蹴りたい、では話にならないし、チームにならない。


soccerに魔法は無いので急激にチームが良くなる事はなかなか難しい。
普段の練習で出来ない事は試合で出来る訳がない。

日々の積み重ねが全て。
とにかく全選手が同じ“テーマ”で“真剣”に取り組むしかチーム力UP、成長の方法はない。


プロの世界は甘くない。
本物のプロを知らない人間が口先だけの重みのない発言をする。


先日、ラモス会長、カズさん、それぞれと話す機会があったが、とにかく発言の全てに重みがあり、まさに“プロ”だった。
改めて素晴らしき先輩達にプロの価値、目指す方向性を教えて頂いた。感謝したいし更なる自分自身の励みにしたい。


明日は地元大分でのHOYO大分戦。色々と思うところはあるが…
とにかく内容、結果共に納得のいくsoccerを目指し期待したい。


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vs 栃木ウーヴァFC

アウェイ栃木での情けなく悔し過ぎる敗戦からあっという間に1週間が過ぎた。


とにかく課題、問題が多過ぎる。

栃木ウーヴァにゲームを支配されての敗戦。
勝利の為に闘う、全力を尽くす、などはプロを名乗る以上当たり前。
その上で“何か”を考えながらプレーしなければならない。
levelの高いsoccerをするには、頭を使って効率良くプレーしなければならない。
相手チームの10番あたりは実に効率良くプレーしていた。


ボールポゼッションを高めてゲームを支配していれば、遅かれ早かれゴールは生まれる。

とにかく、ゲームを支配出来ない限り、丁半博打のsoccer、勝ったり負けたりの確率(勝率を計算出来ない)の悪いsoccerとなる。


明日はホームゲーム。
負けらないゲームである事は勿論の事、質の高いsoccerで相手を圧倒するsoccerを目指したい。


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