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2013 天皇杯

負けるべくして“普通”に湘南ベルマーレに完敗し、今年の天皇杯はあっさり終了した。


J1チーム相手に色んなチャレンジが出来たせっかくの舞台、情けないを通り越し只々残念だ。

力の差があるのはわかりきった話で、その中で本当に戦える選手で意識高く挑み、受身に回らず自分達でゲームの主導権を取りに行く前向きなサッカーをやるべきだった。それで完敗したら皆が諦めもつくし納得もいく。課題を分析、反省し、改善修正の努力に励み、またチャレンジすればいい。


選手の中には、リーグ戦は勿論の事、天皇杯でのJとの真剣勝負を心待ちにし、意識高く誇りを持って戦う気持ちのある人間もいる。負けて当たり前で、それほど悔しくもなく笑ってられる選手もいる。

情熱の違い。この温度差が大きな問題の一つだ。

実際問題でいくと、一回戦の島根戦で負けていても全くおかしくはなかった。
更にいうと県予選決勝に於いても内容的には互角に近い試合だった。


2013新チームがstartし8ヶ月が過ぎたが…
試合観戦に来てくれる色んな関係者からの意見の殆どが「チームの成長が見られない」という事。
残念ながら、これらの指摘は謙虚に受け止めなければならない。


今一度『常識を疑い』、サッカーを日々勉強し、口先だけで無く“本気の情熱”を持って真剣に取り組まない限り成長は無い。


サッカーは常に進化してるし、常に常識を疑いながら取り組まないと、時代遅れの後追いとなる。

チャンピオンチームを目指すならば、極論でいうと他と同じ取り組み、トレーニング、考え方では難しい。常に斬新的な発想で新しいチャレンジを続けていかなければならない。

チャンピオンチームとは常にそんな取り組みで努力を怠らない。
そんな中で勝者のメンタリズムが培われていく。



2013天皇杯。奇跡をおこして琉球のmemberで国立のピッチに!!という夢は残念ながら終わった。


明日からJFLが再開する。
残り10試合。
徹底的に内容に拘り、とにかく“質の高いサッカー”を目指したい。そうする事が必ず結果に繋がり、更には来期に繋がる。
皆各々この時期色んな想いは当然あると思う。
最終的には心あるmemberで、『やるしかない』。


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Mr.阪神タイガース 引退

先日Mr.阪神タイガース、代打の神様.桧山選手が引退を発表した。

引退会見の朝、大変律儀な引退報告mailを頂いた。
同じプロアスリートとして、また良き友、有難き先輩として、改めて心からの尊敬の念と感謝をお伝えしたく思います。

桧山選手の最後の勇姿を見に近々必ず甲子園伺わせて頂きます。


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vs ホンダロック& 天皇杯沖縄県予選決勝

久々のblog更新。

スケジュールがハードな事、また考える事案が多い事、等々で随分とblogご無沙汰でした。


その間に行われたJFL.ホンダロック戦、天皇杯沖縄県予選決勝.KAIHO戦。
自分自身、ボランチに入って出場した分、少し後方から冷静に戦況を見る事ができ、チームが抱える問題点が明確に見えた。

色々と課題、問題点はあるが、とにかくlevelの高いsoccerをする為には自分達でボールを支配しゲームの主導権を握らなければならない。
個人個人の判断を早くし、ボールを持って考える時間を少なくしなければならない(意図的にボールをkeepする、仕掛けていくドリブルは別として)。

距離感を良くする為にFWからDFをコンパクトに保たなければならない。そしてサイドを有効に活用しサイドチェンジを活かしながら崩していかなければならない。

ボールを支配しゲームの主導権を握る為に更に大切なのは“リズム”。実はこれがかなり重要。
重要ではあるが“リズム”の意味を理解出来る選手はなかなか少ない。
“リズム良くプレー”と言われて簡単にimage出来るものでもないし、プレー出来るものでもない。感覚によるところが大きいし、所謂“センス”という事になる。
“リズム”の意味を理解出来る選手(センスある選手)が数人揃うと必然的にポゼッション率が高まりゲームの主導権を握る事が出来る。


天皇杯沖縄県予選決勝。
正直どちらが格上なのか全くわからないゲームだった。負けて本戦出場の切符を逃してもおかしくないゲーム。
相手は週3回しかトレーニングが出来ない社会人チーム、琉球は毎日ハードにトレーニングを行っている。
情けなく残念な事に、きちんとsoccerをしていたのは相手チームだった。


毎回毎試合問題点を分析し、改善していかなければならない。現にバルセロナ、バイエルンなどはトレーニングからビデオカメラで撮影し毎回問題点を見せて改善している。
その場しのぎではなく、志高く情熱持って“謙虚”にsoccerと向き合わなければ向上は無い。
琉球にもアイデアを持った可能性高き選手はいる。後は如何に互いのリスペクトの元、気持ち良くプレーし、自己犠牲心を持ちチーム(仲間)の為に戦えるか否かの問題だ。


大変有難き事に、県予選決勝は忙しい中、ラモス会長がわざわざ観戦に訪れてくれた。
また沖縄にてビーチsoccer日本代表合宿があった事もあり、久々数日間ラモス会長とご一緒させて頂き色んな話をさせて頂いた。
topレベルのsoccer観を持ち、日本のtopに君臨するラモス会長に自分自身のsoccerを評価して頂ける事は有難い限り。
琉球のsoccerについても実に見事な分析で的確な指摘を頂いた。
やはり見る人が見たら一目瞭然。
試合から数日後、ビーチ代表キャンプ訪問に伺った際に琉球の選手達に的確な指摘、アドバイス、心ある言葉をかけて頂き激励して頂いた。本当に有難い。
「見てる人は必ず見てくれてるし、わかってくれる人は必ずいる。信じて頑張れ」という最後の言葉は皆の心に響いたようだ。改めて感謝したい。


明日から天皇杯本戦がstartする。
ヴェルディ、フリューゲルスと過去2回、決勝の国立の舞台で戦った。
特に最後優勝してチームが消滅したフリューゲルスでの天皇杯決勝は今でも鮮明に記憶に残っている。


叶うモノならば…
もう一度奇跡を起こして心ある琉球のmemberで再度国立のピッチで戦いたい。


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vs 栃木ウーヴァFC

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沖縄全島一万人祭りにて栃木ウーヴァに惨敗。
惨敗原因を今更詳しく説明しても意味が無いので省略。

勝てば称賛され、負ければ批判されるプロの世界。
今回の惨敗も全て受け止めなければならない。

とにかく、本気の情熱で謙虚にsoccerに向き合い、soccerの神様に認めて貰えるよう真摯に取り組まなければならない。


明日はアウェイ、ホンダロック戦。我々が目指す目標、チャレンジはただ一つ“良いゲームをして勝つ”。
心あるmemberで全力を尽くしたい。


ゲームが行われた8月4日は戦友.松田直樹の命日だった。
早すぎる天才DFの旅立ち。
彼を想いゲームに挑んだ1日だった。

そんな中、ひとつ強く思う事がある。

彼は間違いなくJリーグ、日本soccer界にとって偉大なる功労者だ。
JリーグOB会なるものが存在するのであれば、Jリーグにきちんとお伺い立てて、選手会なりと協議し、彼の命日前後の日の全試合において全選手が、松田直樹 3の特別ユニフォーム、もしくは特別シャツを着てピッチに立ち、改めてsoccerファミリー皆で彼を偲ぶ機会を作ってあげたらなと思う。


そんな機会が訪れる事を願いたい。


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追伸
今日8月9日は大変御世話になったリッキーさん(佐々木力さん)の命日だった。素晴らしき大先輩で憧れであり尊敬するリッキーさんとの思い出は改めて後日UPさせて頂きたいと思います。

vs SC相模原

アウェイ相模原戦。

実にシンプルな試合で、相模原が完全なる決定機を外し、琉球がoneチャンスを決めて1-0。

ゲーム内容的には今回も色々と課題、問題点は多々あるが…
敢えて今回は控えたい。
とにかく志高く努力していくしか道(方法)は無い。


試合後、味スタにてヴェルディvsガンバ戦観戦。
MJS是枝会長と久々観戦させて頂いたが大変有意義な試合観戦となった(弟分マリノス清太郎も途中合流)。
両チーム技術levelが高い事もあり、久々“キチンとしたsoccer”を見る事が出来た。
やはり重要なのはポジショニングと距離感。そして判断力。
J2上位チームとJFLの差(違い)を改めて再認識する事が出来た。

試合後はヴェルディの泰さん(三浦監督)ガンバの健太さん(長谷川監督)、ヤット(遠藤保仁)とも会えて良かった。


ヴェルディvsガンバ戦観戦後、都内にて榊原オーナー主催の選手激励会。
オーナー中心に中堅、若手選手が色々と意見交換等々する事もでき大変貴重な時間となった。
チームが良い方向に進むよう、このような会を催して頂いたオーナーの心遣いには深く感謝したい。

明日は沖縄全島一万人祭りのホームゲーム。
J昇格に向けて沖縄県民の皆様の気持ちに火を付けられるような試合を見せられたらなと思う。


「“良い内容の試合”“面白い試合”を続けていれば必ずファンは増えてくる。そして必ず結果は付いてくる」名将ベンゲル監督の言葉である。


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追伸
明日8月4日は戦友マツ(松田直樹)の命日。個人的にも色々と思い入れの強い日でもあるし“想い”を胸に1日過ごしたいと思います。