「後悔しない中学受験」中曽根陽子&ワイワイネット著(晶文社)を読んだ。
新装版でも2007年発行で、実は長男の中学受験時(7~8年前)にも読んだ気がするけれど、時代で流行や傾向が変わっても「我が子の中学受験」で考えなくてはならないことというのは、そう変わらないのだなという気がする。
(実際、「令和の中学受験」みたいな本も読んだけど、そんなに新しい話はなかった。
あ、上の子は男子だったので「女の子の友達やママ友と説明会や学校行事一緒に行ったり、
志望校の話しないようにってのは新鮮でした)
第一章「受験させますか? させませんか?」から始まり、塾選びや転塾、中高一貫校進学後の話や、特に保護者だけじゃなく生徒の体験談(「今思うと……」)が豊富で、
初めての中学受験を考えるときに読むのにぴったりの懇切丁寧な内容。
お母さん目線かつ、森上教育研究所が監修協力していて、データや情報を補完している(14年前の話ですが)。
娘に中学受験をさせるかどうかは、「よほどのことがなければする」一択。
勉強しなかったり、成績がふるわなくても、難関校でなくても校風が合う私立中高一貫校へ進学させたいと考えています。
長男の中学受験と進学した学校に満足しており(母の好みとはちがうけど、本人には合ったみたい……)
塾も同じく。
塾を迷わず選んだ理由は、けっきょく小学生の勉強は家庭学習が大事なので、
だったら、自分の子どもに合わせてカスタマイズしやすい、オーソドックスな大手、そして家に近い。
相談しても、あーしろこーしろ言わずに「ご家庭のお考えで……」とこちらに判断させるところが
最初はもどかしかったけれど、今はありがたいと思っています!
しかし、長男の時に研究しまくった(楽しかった)中学校もほとんど男子校なので、
娘の学校は全然わかりません。
ただ、決まっているのは、
「あまり忙しくなく、のびのび楽しく過ごしてほしい」
とはいえ、
「充実するのはかまわないんだけど……」
「大学進学ももちろん大切……」
そして、同じ学校が、ある生徒にとっては「課題多すぎ、進度早すぎ、無理!」であっても
別な生徒にとっては「学校の授業はわかりやすく、部活や学校行事も充実しました」だったりも。
春から、塾主催の学校説明会にいくつか参加しましたが、
「魅力的な活動が多いけど忙しすぎないか……」
「勉強は大変じゃなさそうだけど、ここはお金持ちの学校……」
先生の話を聞くと、どの学校もよい理念があり、
でも、やっぱりZoomや塾での説明だとよくわかりませんね。
まだ3年生なので、コロナが落ち着いたら、
実際に学校に足を運んでみて、また考えようと思います
(よく考えたら、まだ3年生だった!)。
でも、勉強見るより、ガッコ見るほうが楽しいんだもん・・・・( ´艸`)