2018年7月19日 断薬後5年と7ヶ月の脳疲労と言語能力 | 【夏海のお部屋】精神薬の完全断薬から丸10年の軌跡

【夏海のお部屋】精神薬の完全断薬から丸10年の軌跡

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毎日頑張って生きてるよね、私たち。

頑張っていても、頑張れない日も、あなたのことが大好きです。

今はテレビやYouTubeなどは速度を早めて音を聞いているけど、うつ病時代は早口の人の言葉は音にしか聞こえてなかったなぁ。



    

会話をすると言うのは脳を使うものだなぁと改めて思いました。

 話を聞く
 分析をする
 仕分ける
 返事となる事案を選び出す
 言葉にして出す

以上のことを瞬時に選び取らなければならない。


 脳疲労を起こすと脳の回転が極端に遅くなり、聞いた話を分析することができない。

分析できないので、仕分けることができない。

 当然返事となる事案を選び出すことができないので、
ただぽかんと音にしか聞こえない言葉を聞いているのみ。



うつ病時代に働き始めた会社で電話に出て、何度聞き返しても聞き取れなくて困ったことがあります。



早口だったのか、声がくぐもっていたのか、「◎◎ですけど」の『◎◎』が全く聞き取れなかったなぁ。

(何度も聞き返しているのに、聞き取らせる為の配慮をする相手でもなかったので余計ね)



社外からではなく社内からの電話だったので、名前が聞き取れない人からの電話ですと伝えて電話を変わって貰ったんだけど、焦るし緊張が増すし自己否定するしで辛かったです。



知らない言葉を初見で聞くの、本当に苦手だったなぁと思います。



人が言葉を聞く時には、それ以前の記憶と照らし合わせながら予想を立てて聞き取ると言う作業を行います。



だから聞き違いや空耳と言う現象が起きるんだけどね。



精神薬の影響で、脳の働きが低下するので呂律が回らなくなるのは外から見て分かりやすい副作用ですが、


声が音にしか聞こえない(脳の回転スピードが落ち言語として認識出来る状態にない)と言う副作用もあり、


その影響は完全に断薬した後5年と7ヶ月半経っても残っていたのだと過去記事を読んで分かります。



脳はほとんどの部分は使われていなくて、そして補完し合う性質を持っていますが、


疲れが溜まったり病気になったりすると、生命維持の方を優先させるので、補完のお陰でやれていたことが出来なくなります。


(補完とは:不足しているものを補って完全なものにすること。)



例えば元夫の母親は脳梗塞のせいで半身不随でしたが、リハビリの甲斐あってヨチヨチ歩くことが出来ましたが、病気になり寝込んだタイミングで歩けなくなり這うのがやっとと言う状態になりました。



それと同じように、私の脳は回復したのではなくて、別の脳の場所の機能が補完してくれているのではないのかとふと思いました。



疲れが溜まりすぎると(脳疲労だけではなくね)生命維持の為の機能が優先され、補完してくれていた機能が薄くなる。



私の場合は記憶が取り出せなくなる→言葉が(特に固有名詞)出てこない

なのかなと。


神様の目線になり全ての人間が愛おしくなる高くて視界が開けてる場所が好き❤️