読書の秋ですね。
Kindleで本を買うようになって散財が激しいです。
表題のドラグレは私がいっちばん好きなBL漫画家のエンゾウ先生の最新作です。
前作、ドラッグレス・セックス無印ももちろん購入しております。
前作の中でも辰見と戌井は好きな方で、最初に読んだときは「個人的には辰見すっごく受けだけど先生のパターン(花屋とか)でいくと攻めだろ~~~うわ~~~」と思っていたらまさかの受けでした、ありがとうございます。そういえば戌井が確実に攻めのビジュアルでしたね。もっさり黒髪。
その辰見と戌井で一冊出されたのが今作。
期待9割不安1割。
9割は安心安定のエンゾウさんクオリティ。残り1割は、前作が短編集かつエロメインだったので内容が若干物足りなく。もっとみたい!!!と思わせる内容だったので悪くはないのですが、満足感にはやや欠けるというか。
今回は1つのCPではありますが、コンセプト的にはエロ押しです。内容が薄かったらやだなあという不安がありました。
結果的には全くの杞憂でした。エンゾウ先生最高です。
この世界では「フェロモン症」というアレルギーがあり、これに罹患すると性フェロモンが過剰分泌されます。
罹患者に恋をしている人間は、このフェロモンによって性的興奮が促されます、興奮度合いは好意によって変わります。
それ以外は何ら普通の現代日本です。
戌井(攻)は非罹患者。辰見が罹患者、つまりフェロモンをまき散らす側ですね。
罹患者は薬を服用しフェロモンの発散を抑えることが義務付けられているのですが、辰見は女に困らなくて便利。ぐらいにしか思っておらず故意に服用しません。それが仇となり辰見が好きだった戌井に半ば無理やり犯され、前作は終わりました。
エンゾウ先生の中では二人はラブラブハッピーエンドだったらしいのですが、担当さんに「それ読者に伝わってないですよ」と教えられ、今作ではラブラブになるまでが描かれてます!!!!!
ラブラブに!!!!なります!!!!ここから思いっきりネタバレです。
先述の通り、辰見はヤリチンクズだったのですが、戌井にまた襲われたらたまったもんじゃないのでフェロモン抑制剤を飲み始めます。そうすると女子はまあ、盛ってこないわけです。ヤリチンクズ改めクズです。
でもねー戌井がまたぶっとんでるキャラなので、戌井に比べると辰見は普通に落ち着くんじゃないでしょうか。
受けだけどツッコミだしね。
戌井がもう、すごい。オタクで、独自の世界で生きてて、正論も言うんだけどなんというか、強引で。辰見振り回されっぱなし。そこが好きです。やりたい放題だった辰見が全然自分の思い通りにいかなくて、戌井に振り回され、戌井に愛され求められすぎて絆されていくのがたまらないです。ちょろいんだよな辰見。快楽に弱くてすぐ絆される……大丈夫か。大丈夫じゃないわ。だからもう戌井から逃げられないんですよ。
戌井に「抑制剤でフェロモン抑えてるんだろ、だったら何もしない。自意識過剰」って言われて信じて戌井の家行って、まあ確かに戌井はちゃんと我慢するんですけど、求められていることを知った辰見は身体明け渡しちゃいますからね。明け渡すというかちょっとだけだぞ。って言ったのに無理全部寄越せって最後までヤられたために明け渡すことになったというか……やっぱり辰見振り回されてますね。戌井のがやりたいようにする図がたまらない。
正反対は身体の相性も最高なんですが、言葉の掛け合いも面白くて大好きなんですwww
「このレ●プ魔が!」
「それは反省してる。辰見が薬の服用という義務を怠った前提があったとしても」
「ああ?!」
「それでも、ひどいことをしたと思ってる…ほんとに」
「…いーよ、まあ俺もちょっとはわりーとこあったかもだし」
「悪いとこしかなかったけど…」
「てめーまじむかつくな」
こwwwこwwwww好きwwwww
戌井陰キャオタクだけど言う事言います。ほんとに素直。ちゃんと謝れるところも素直。自分の欲求にも素直。我慢はできる子です。辰見が本気で拒めばきっとやらないでしょう。でも辰見無理やりされるの好きだから……
おうちえっちが今作最初の濡れ場ですが、もーーー可愛い辰見可愛い。普段の眉間にしわ寄せてる柄の悪そうで高慢なキャラから一転。やだやだいいつつ切なげに涙をたたえた瞳で懇願する樣といったら!!もう可愛くって、戌井がいじめたくなるのもわかる。
「触らせてやる」→「抜くだけなら」→「いれんのはゴムなきゃやだ」
ちょろい。
一方戌井は
「抜くだけじゃ我慢できない」→「いれさせて」→「つきあって。俺だけのものになって。じゃなきゃ生でする」
ぐいぐいの極み。こんな強引な告白エンゾウ先生の作品では初めてじゃないでしょうか。他のキャラならいざ知らず、戌井だからなんかいいんですよねー。めちゃくちゃ強引なのに俺様感がないからでしょうか。子供っぽいんですよね。ほしいーほしいーってずっと強請ってるみたいな。
すきすき言われて激しく求められて、悪くない、かも。可愛い、んじゃね?と思ってしまう辰見。大丈夫かお前。まあ無自覚Mだからね。仕方ないね……。
初デートも戌井が強引に連れていきます。
「デートしよー」
「嫌だ」
「土曜駅待ち合わせな。時間は後で送るから」
「ほんと人の話きかねーなお前は!」
このくだりあと何回かでてきます。本当に戌井人の話聞かない。いや聞いてるんだろうけど、辰見の嫌は嫌じゃないから。
デートの先はコラボカフェなわけで、まじで帰りてえ辰見。わかるよ。どんまい。普通は連れてこない……が、戌井は普通じゃないので……
まあ色々とあるんですけど結論で言えば戌井が誕生日だったと、それを知らなかった辰見が戌井のお願いを聞いてあげる流れに。
多分有名な1コマ、ナッつんコスの辰見です。
似合わない!!超不機嫌!!かわいい!!
さらに追加で口でするようにお願いされる辰見。ここもねー、イマラとかじゃなくて「お願い」して咥えさせるのがいいんですよ~。(無理)(気持ちわりい)って思ってるのに顔近づけて口開けて。無理やりじゃないんですよ。「お願い」してるだけですから。自分の意思でするわけです。あまつそれでたってることを指摘され、なんで……と狼狽えるところほんとうに可愛い……ショックでしょう。体は素直、というやつです。自分が男のいちもつ咥えて興奮するわけがないって思ってるんですよねーーかわいい……
「ひでえよ……怖えよ……俺のこと好きなら助けてくれよぉ…っ」って顔覆って泣いちゃう辰見んんんん。授業プリントお前が書いとけっていうぐらい理不尽傍若無人のくせに酷い事してくる相手に助け求めちゃうんですかーー!!!
でも助けてって言われても、戌井はふっと笑って「アニメもカードも卒業できないガキだから」って攻めるのをやめないわけです。
もう普通のに戻れない。ともらす辰見。俺とだけするんだから問題ないだろ、とキスする戌井。まあいっか……こいつとすんのが一番きもちー…と結局流されるまま。怒りもしないで迎え受けてキスに答えちゃうちょろさ。本当に快楽に弱すぎるし頭が弱すぎる。
進路の話から卒業後、同棲の話をする二人。というか戌井。辰見はなんで俺がお前と同棲しなきゃならねーんだ話を聞けといういつものパターン。もうくっそ笑いましたここ。戌井辰見の抵抗なんて聞き入れる気ゼロです。聞き入れていたら今まで続かなかったでしょう。この強引さが辰見にはちょうどいい。
前まで辰見と体の関係をもっていた女生徒が、「辰見のこと一人占めしないでよ!」と戌井を呼び出すことに。全然取り合ってもらえてなかったけど、私はここの戌井の、「俺が一番辰見のこと好きだ。全部好きだ。薬で抑えてても誰よりもフェロモンに反応する自信がある」ってきっぱり言う所大好きなんです。辰見本人にはもちろん、苦手なタイプの女子に対してもまったく臆さず辰見への好意をあらわにするところ。いいよねえ。
女子に襲われかけたところを(我慢できなくなった)辰見が助けに来るんですが、「怖かった;;;;」「その怖いことをてめーは俺にしたんだぞ!」と怒られ。
「辰見、ごめん、待って、辰見、ごめんなさい。も、もう無理矢理しないから、だから俺の事嫌いにならないで…っ」
戌井が泣くのは珍しいです。辰見は1ラブシーンごとに泣いてますけど。
攻めが「嫌いにならないで」って縋るのいいよねー……きゅんとしちゃうよねー……ここの戌井は本当に必死で、弱弱しくて……あんまりぼろぼろ泣くししがみついて話さないもんだから、辰見はもう怒ってないことをわからせるために、初めて自分からキスします。
この!!「泣き止んだな」っつってぺろっする辰見!!!イケメンなんですよ!!!大好き……戌井もびっくり赤面です。これまた珍しい表情。
怒られたばっかりなので、フェロモンにあてられても必死で我慢する戌井。それを崩すかのように自分から馬乗りになる辰見。襲い受けは好きなシチュですありがとう。
これでもう、辰見は自分の思いを自覚せざるを得ません。せっかく戌井から離れるチャンスだったのにも関わらず、それを許せなかったのですから。
賢者タイムで教室に戻るふたり。この辰見のとろん顔さいこうにえろかわ……
本来はここで両想い、ちゃんちゃん?の予定だったらしいのですが、例の如くエンゾウさんはこれでは終わらないんですねーありがたいーまだ半分にも満たない(笑)ここからが大好きかつ真骨頂な気がします。
4話目
大学生二人~~!!同棲おめでとう~~!
大学生か?わからない。けど高校卒業なのは確か。お互いの愛の巣で初っ端濡れ場。でも私はこの後のシャワールームが好きです。
辰見に後ろからぴったりくっついて首元にバードキスする戌井。体格さと穏やかな愛情表現がいい……本当に愛おしそうな目で「たからもの」って言うんですよねー……辰見もそりゃ照れる。かわいい。そんな穏やかで甘い表情を浮かべているのに、性のスイッチ入ったらもう完全に雄の顔するんですもんずるい。まごう事なき100%攻めです。
辰見の友達もいい味だしてるんですよね~
あと戌井のラインかわいい……言葉でも素直ですが、文字でも素直。スタンプがベストマッチ。
そんな戌井に絆され、表情を緩める辰見。こんな顔できるようになったのね……おねえさんは嬉しいよ。
今まで特殊ながらも順調だった二人。ですがページも折り返し地点です。ここから一波乱です。
幸せいっぱいの愛の巣で見てしまった浮気現場。血の気が失せたような表情で言い訳を並び立てますが、戌井はもうその場から立ち去ろうとします。辰見がこんなに必死で追いすがるのは初めてですね。いいぞ、自覚しろ。
離れていく戌井を引き留めようとしますが、戌井とうぜん怒ってて、辰見は逆ギレし、扉を閉められてしまいます。
一週間たっても仲直りできず、不安を募らせる戌井、追いうちをかけられ(戌井にかけたつもりはない)過去の甘い日々が脳裏を過ります。そうかあ、辰見は戌井のこういう所が好きだったんだね。素朴で平穏で。それがもう過去となってしまって切ないけれど、エンゾウ先生絶対ハッピーエンドなので、不安に駆られて急いで読むことはありませんでした。もうこのあたりずっと辰見~~~!って感じなんですが、おこ戌井も中々に良いです。顔は整ってるんです。
友人二人の前でももはやいつもの自分を取り繕っていられないほど弱ってしまった辰見。かわいい……はやくよしよしシーンがみたい……
友人にアドバイスをもらい、出ていこうとする戌井を止める辰見。もうなに振り構ってられません。もう好きじゃなくても、嫌われていたとしても、離れない。離さない。「責任とれよぉ!!」ってもう私の一番好きなセリフです。某御堂さんのせいです「責任をとれ……!」
ちゃんと素直になれたらご褒美がまってるのがセオリーです。仲直りおせっせは幸せの形。今までとは比べ物にならない壮絶な辰見のえろさ。今までも十分かわいくってえろかったのですが、艶やかさというか艶めかしさというか、とにかくすごいんです。「抱いてくれよ」のコマがほうとうに、もう、言葉にできない。戌井も戌井で、おそらく今まではどこかで(一応)セーブがかかっていたのでしょうが、抑制剤を使ってない+辰見も戌井を欲してるために、何にも阻まれることなく強制的に引き出される欲望のまま辰見を抱きます。
自制が効かず薬を飲ませようとする戌井。しかし辰見がその手を止め、壊していーぜ、と首に腕を回し耳元で囁くんですが、ここ、も、やばいです。戌井からしたらたまったもんじゃないのが読んでてもよくわかります。こんなこと言われたら無理。フェロモン症とかなくても無理。薬なしでしよーと以前言われた時、そんなことしたらてめーに殺される、的な返しをしてたのに。壊れてもいいからもっとほしい。という意思表示ですよ。そして辰見も、戌井のフェロモンに気付き、互いに罹患者となりながら一等激しく抱き合います。
ピロートークもまたいいんだ……
また戌井が後ろから抱きつく形なんですが、これ本当に好き。辰見の顔見えないんですが、顔見なくたってわかりやすくて。
真っ赤に染まった耳を食まれて「ひゃっ」と声を上げるところとか本当にかわいい。耳弱いよねー。
好き?
言わなくてもわかんだろ
言ってほしい
戌井にお願いされたら、最終的に聞いちゃうのが辰見。
堪えるように、けどこらえきれずに涙を流して、自分の感情を素直に吐露します。
かんわいいーんだ。これがもう。本当はずっと言いたかったんじゃないでしょうか。嘘ついて、好きじゃないなんて言ってしまって。それが心の中にずっとあったんですね。溜めてた想いを素直に伝えられるということは、戌井の言う通り確かに、幸せですごいことなのだと思います。
辰見が素直になったらもう、バカップルになる道しか残されてません。そもそもこのスピンオフは、エンゾウ先生の中ではくっついてからのラブラブを書くためのもの。すでに甘すぎるほど甘いんですけど、ここからは戌井の「好き好き」に加え、辰見からの「好き好き」が加わって手に負えません。もっとやれ。
甘くはなるんですが、平時の辰見の照れやツッコミは健在です。
いや……でも辰見友達の前うっかり「もっと強い抑制剤使え!」(=辰見から戌井への好意が大きいために抑制剤が効いてない)とぶちまけたりしてるからな……もうどっちもボケだ。
全5編の最終話。相変わらず戌井のラインは可愛い。
今度は戌井の友達が出るのですが、ここ最高に笑いました。
戌井の彼女(戌井曰くエロくて可愛くてスタイルよくてツンデレで馬鹿)を確かめるためついてくるのですが、
当然その彼女ってのは辰見のことです。
かっこいいんだよ。普通にしてれば。顔良いし本当にスタイル最高。受けとして。
ハートまき散らしながら寄っていく戌井と、もはや関わりたくない友人達。でも戌井が「辰見に挨拶したいんだって」と逃がす事を許さない。友人も思わず(戌井…戌井おま 戌井ばかやろ戌井おまーー!!!!)ですよwwwもうだめwww爆笑しました最高です(戌井無自覚)
「どーも」とだけ言って足早に立ち去る辰見。やはり顔がいい。
人前では♡ひとつ飛ばさない辰見に、友人達は「戌井はたかられてるんだなあ」という所感を抱きます。笑うしかないwww
ホテルに入って速攻だきついてディープキスをする辰見。我慢ならないといった様子。
早速語尾に♡がついてます。トロ顔。
弱い耳を責められてキスだけでいってしまい、薬が切れた戌井のフェロモンをもろに浴びてどうしようもない辰見。戌井はいつものようにお願いをします。今度のお願いは辰見がひとりですること。戌井は見てるだけ。
定番だけど、マニアックだな……!
辰見も驚き、嫌がります。普通嫌だと思う。ぜってー嫌だっていってもまあ、戌井がそんな反射的な拒絶を考慮するわけがないんです。下を握って手でも、言葉でもえげつない責め方します。身体には強すぎる快楽を与えつつ、言葉では相手の罪悪感を引き出し、辰見に好きじゃねーって言われた時ショックでずっと泣いた。と辰見の好意を試すかのように追い込みます。
……読んだ人ならわかってくれますよね…?!やばいですよねここの戌井!!!
辰見もそんなこと言われたら必死ですよ。ごめん、好きだ、って縋って訴えて……狼狽して弱弱しくなってしまう辰見が、可哀想で胸が締め付けられて、可愛いんですよね……
俯いてぼそぼそ喋る戌井の顔を見上げた辰見は、その穏やかで有無を言わせぬ笑みに、ついには泣いて従ってしまいます。
もうエンゾウ先生は天才。さっきまで「どーも」とか澄ましてた人と同一人物ですよ。こんなにされちゃうんですよ、最高でしょ。
いう事聞いて、あまつ動画で撮られて……更に今までどうやってしてきたの?自分でする必要ないぐらい抱いてきたの?と聞く戌井は鬼畜の極み。というかド変態でしょう。攻めだわあ。
謝りながら、もうこれからは戌井だけだから、って訴える辰見の可愛い事……戌井やべー奴って思うけどまあわからなくもないというかめちゃくちゃわかる。辰見はいじめたくなる。可愛い。
戌井にしては珍しく、強い口調で指示して自分でやらせます。自分では触れることなく。
いや真性だわ。まじのS。
おそらく誕生日コスプレの段階で、辰見がMで恥ずかしいのが好きってことはわかってるんでしょうが、
ノーマルだったら手出しちゃいますよ。
見てるだけで極限まで興奮できる才能が怖えよ。戌井怖いキャラなんですよ……
そんなことされても辰見は、ひどいことしてごめんと謝られてちゅーされたらもう、許しちゃうというか、喉元過ぎれば熱さを忘れるのか……結局惚れてるからだめなんですね。俺も好きってなっちゃっうんです。ちょろい……
ラストは、顔にかけていい?と聞く体はとっていつつも、拒否する辰見をお構いなしにかける戌井。
「AVの見過ぎだ」って恨めしそうに上目遣いしながら咥える辰見がもおおおおあざとい、えろい、かわいい。あざとかわいいの大好きです。ああ……お綺麗な顔を汚してそんな……好き……
おまけが二本あって、
二本目の未来の話がとてもいいんだ……
30を過ぎた頃の戌井の誕生日。
大人になった二人のビジュアルがまずいい。辰見は相変わらずの美形。歳を重ねたことで乱雑に尖っていたものが、洗練されたシャープさへと変わっています。
戌井は幼さが消え、ただのイケメンに。おま、戌井おまー!
未来の二人は結婚し、相変わらず戌井のお願いをなんだかんだいいつつ辰見は聞き入れる生活をしているようです。
未来まで確定された幸せ、私大好きです。本当にありがとうございます。
おそらく電子書籍版のおまけ。
ピロートークですね。
「おれと付き合ってくれてありがとー」といって寝てしまう戌井。辰見はキャパシティを越えた幸せに、顔をゆがめ頬を染めます。エンゾウ先生は本当に表情の描き方が上手い。漫画の何がいいって、表情だと私は思っています。なので表情の描き方が上手いと思えない作品は、どんなにストーリーが良くても好きになれません。
いっぱいいっぱいで、おそらく初めて、こんなに人を好きになって、どうしたらいいのかわからない。そういう表情が詰まってるんですよ。天才としか言えない。ドラセク未読でここまで私の感想読んでる人いる気がしないんですが、もしいたら絶対買って読んだ方がいいですよ。
結論としては、辰見があまりに私の好みすぎるということと、甘エロギャップが最高だということに尽きます。
先生自身がフェロモン症つかって~とおっしゃってるので、皆さんドラセクかって、読んで、一次でも二次でも創作に使ってください。あわよくば戌辰作品読ませてください。よろしくお願いします。