パロ市街~子連れブータン☆1日目 | 子連れブータン二人旅♪

子連れブータン二人旅♪

5歳の娘の「王様と王妃様に会いたい!」
という強い願いに引っ張られ、ブータンに
出かけてみました。

想像をいい意味で裏切られる素敵な旅に
なりました。
子供とブータン旅行を検討されてる方の
参考になればうれしいです♪

今回は旅行記の続きです。
まだ1日目のランチまででのんびりペースですが、
お付き合いくださいね。

ランチをいただいたレストランの窓から見えたのは・・・
 幼稚園!

看板によれば…

THUKSEL Early Learning Center という名前の幼稚園です。
「Enrich Your Childs Life」なんて宣伝文句も書いてあります。

なっちと近い年齢の子供たちに興味があったので
突撃訪問。
先生方は快く見学させてくださいました。

3・4歳の子供が通園しているそうです。
 
お昼ご飯が終って、しばらく自由に遊んだ後
かけっこの時間。
靴がぶかぶかでかけっこにならない子、全然急がない子いろいろでした。

先生はユニフォームのキラです。
意外でしたが、先生方はかなり厳しい感じでした。

園舎も伝統的意匠が!ガルーダですね。
 

教室の中。
ドアには「ENGLUSH/DZONGKHA Corner」とありました。
英語とゾンカ語をこんな小さいうちから習うのだなあ。
 

なっちは最初固まっていたのですが。。。
気づくと
 シーソー

このかけっこの後はダンスの時間!
伝統的な音楽に合わせて踊るのかとおもいきや…


意外にノリノリの英語の歌でした  英語教育重要ですもんね・・・


さて、ダンスを見終えて、幼稚園を辞すと
次は国立博物館にGO!

建物はパロ・ゾン(城)からやや上方の山の中腹にあり、
空港からも町からも見えて
パロのシンボル的な存在です。

門につくと
 
 なっち「ここって・・・賽の河原?」
さすが絵本『地獄』を愛読するだけあります・・・でも違います!

入場料は外国人・インド人・ブータン人に細分されていました。
外国人はブータン人の約10倍^^;
とはいえ、こういった入場料も先払いの滞在費に含まれるので
ガイドさんが支払います。

この博物館からはパロの町が一望。
  いい眺め!(少し霞んでる!?)

この博物館はタ・ゾンという17世紀に建てられた望楼が使用されています。
各フロア、半円形を組み合わせたかなり複雑な構造のようで、
建築好きのハハはとても楽しみにしていました。
が、しかし…昨年9月の地震で一部崩壊し現在は閉鎖中でした。
 

 崩壊しているのが痛々しいです。  

展示は隣接する別館で見学。

仮面展示室、仏画展示室、工芸品や武器武具の展示、
写真の展示室と続きました。

 ブータンの仏教祭祀で使われる仮面は、日本の奈良時代の伎楽面と
よく似ているなあと思いましたが、撮影禁止のため写真はありません。。

なっちは展示物の毒矢を見て驚いたあと、
突然電池が切れたように眠ってしまいました。
ここまで大活躍…仕方ないですね^^;

ガイドのタシさんが担いでくださったので、
ハハは残りの展示をじっくり見ました。
 くたっ
 
このあとは、山を下ったところにあるパロ・ゾンへ。
「ゾン」は城の意味ですが、
昔から、そして今も行政の中心と宗教的中心が併存しています。

つまり、政教一致、同じ建物に行政府と寺院が同居しているのです。
そして、このゾンは各地の町にひとつというように点在しています。

なっちが寝続けているので、ここはガイドのタシさんと車に残して、
急遽ドライバーのキンガさんをガイド代わりにパロ・ゾンに向かいました。

普段伝統衣装のゴをきているブータンの男性ですが、
ゾンに入る場合は、ゴだけでなく、カムニという長い布を
肩から掛け、上半身に巻き付けます。
ガイドのタシさんいわく「カムニはネクタイの様なもの」

キンガさんも急にソンに行くことになったので、タシさんのカムニを借りてました。

このカムニをはおるブータンの男性の所作は何ともいえず上品でした。
 

 
ゾンの入口はここ一か所。
橋を落とせば要塞にもなりそうです。
 
 パロ・ゾンの入り口

 パロ・ゾンの入り口を入ったすぐの廊下
両側に四天王や仏教の聖者が描かれます。

 正面には六道輪廻図。
 これらの壁画はどこのゾンにも見られ、
どうもゾンの基本要素のようです。

廊下を抜けると中庭にでます。
 周囲ぐるりと囲むのは今も行政のオフィスだそうです

中央に天守閣のような建物があり、奥のほうの建物は
寺院でした。
 斜面に立っているので中に高低差があります

 寺院の入り口(内部は撮影不可)

中ではまだ若いお坊さんがお経の練習をしていました。
仏像とともに前・現国王のお写真も飾られており、
国家鎮護の祈願もされているんでしょうね。

ここで、一緒に来たドライバーのキンガさんがフツーに五体倒地をして
拝礼したのに驚きました。

拝礼してお賽銭を納めると、仏教でいう香水(聖水)がお坊様から
私の両手にそそがれます。
口に含んであとは頭にかけるのですが、
私はここで初体験だったので、見よう見まねで口に含む真似をして
後は頭にかけました。

入口から出ると、五色の細い紐と丸薬の様なものを渡されました。
紐は首に結び付け、丸薬は食べるようです。
ドキドキして丸薬を食べてみましたが、スパイスのような薬の様な。。。
ふしぎな味でした(子供にはこれはムリ^^;

ちょっとおもしろいポスターを発見^^
 お坊さんへの啓発でしょうか^^;

このあとは、パロゾンの麓にある橋に立ち寄って…
早めにホテルへ。

ホテルについても爆睡するなっち・・・
 重いのに、タシさんすみません><;
 
ホテルはKHANGKHU RESORT(カンクー・リゾート)http://khangkhuresort.com/

2010年開業の新しいホテルで、空港を見下ろす山の中腹にあります。
とはいえ、飛行機の離着陸は少ないので静かで、快適でした。

部屋も広く、バルコニーの椅子に座って美しい景色を堪能しました。

夜景はタ・ゾン、パロ・ゾンも見えてとても美しかったです。

一休みしたあと、いきなりですが
農家にブータン式お風呂“ドツォ”に突撃。

その話はまた次回に♪


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