突然、さんきゅう倉田さんの事ばかり発信して、TAWASHIさんが可愛そうだろ!という意見について | 東大に文理両方で合格した男が綴る、受験の戦略

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今まで応援していたTAWASHIさんは落ちた途端、合格したさんきゅう倉田さんばかり発信。

そりゃないぜ、という意見もあるかと思いますが、この辺りの事情について書いておこうと思います。

 

まず、そもそもTAWASHIさんと倉田さんは、ほぼ同時に敬天塾に関わり出し、共に東大合格を目指してきた仲間であり、ライバルでした。TAWASHIさんはドラゴン堀江の事もあり、受験していく姿を見せていくスタイルだったけど、倉田さんは公表しないスタイルをとっただけ。タマタマ表に出ていたのがTAWASHIさんだっただけで、裏では平等に指導していました。

TAWASHIさんにとって、一緒に勉強してきた同世代の仲間、しかも芸人の倉田さんがいたことは、大きな支えになったことでしょうし、倉田さんにとってもそう。

2次試験の2日目の終了時には、毎年倉田さん、TAWASHIさんと一緒に飲みに行って、解放気分を味わうというのが恒例だし、それ以外にも何度か息抜きに行った。

敬天塾の忘年会にも一緒に来てもらっているし、倉田さんとTAWSHIさんは仲良しだ。二人は3年間、東大受験という目標に向かって共に戦かった戦友なのだ。まずこの前提は、まだあまり世間に知られてないだろう。

 

また、こういってはなんだが、塾としてTAWASHIさんや倉田さんが合格したとして、宣伝に使わせてもらうのは自然な流れだと思う。というか、むしろ宣伝に使ってくれと言われていたし、少しでも宣伝して恩返ししたいと、ことあるごとに二人からは言われていた。こちらは、そこまで大変な支援をしたというより、他の塾生と同様、勉強の指導をしただけだが、TAWASHIさんも倉田さんも、とても義理堅いから、いつもそう言ってくれた。

あとは、うちの塾は超小規模で、いつでも吹けば飛ぶような塾だから、あまり宣伝が好きではない私でも必要な時にはせざるを得ないという事情もある。(多少、宣伝に協力してもらうのは勘弁してほしい)

そういうお財布事情もあるが、もう一つ。僕が社会人受験になって東大合格をしたからこそ、同じように社会人になって東大受験を目指す人には、並々ならぬ思いがある。倉田さんやTAWASHIさんの合格は、きっと日本中で、ひっそりと声を潜めて孤独に不安なまま東大受験を志している人に届くはずだ。

だから、世間から何と言われようと、今春は倉田さんに宣伝に協力してもらっている。

 

そして、ここが一番大切なポイントだが、TAWASHIさんには「今春は倉田さんをSNSで発信することになってもよいですか?」と聞いたところ、TAWASHIさんからは、間髪入れずに快く許可をもらった。というか、そんなの聞くまでもないという感じすらあった。要するに、「TAWASHI→倉田」のチェンジに関して、TAWASHIさんには筋を通している。

 

合格発表のあった3月10日の夕方頃、TAWASHIさんに連絡した。

私の方は生徒からの連絡も一段落したというのもあるが、倉田さんだけ合格し、TAWASHIさんが落ち込みすぎて精神的にまいってないか心配だったからだ。

LINEを何回も入れてみたが、既読がつかない。そこで、かなり心配になり、さっきまで一緒のカメラマンさんにも連絡を入れてもらうが、やはり未読。

二人ともちょっと心配になってドキドキしていたら、「寝てました」。

まあ、それなら大丈夫だなということで、3月11日には労いの会を開く。

本当によく頑張ったのを知っているからこそ、心から労って、お酒も奢って色んな話をした。

4月以降の話も当然でたが、それはここでは内緒。一つだけ言えるのは、TAWASHIさんは元気だということ。

 

もちろん、敬天塾が倉田さんばかりを推すことに対して、TAWASHIさんが悔しいとか悲しいとかいう気持ちになることはあるだろう。だけど敬天塾を恨むかというと、そんなことはないと断言できる。それくらい僕はTAWASHIさんを信頼しているし、応援しているし、共に戦っている自負がある。「どんな泥船でも、最後まで一緒に乗りますよ」と、何度も伝えている。

 

SNSの発信だけ見ている人には分からないと思うが、我々はそんなにドライな関係ではない。

TAWASHIさんが、6度目の挑戦をするかどうか分からないけど、もしチャレンジして合格したら、今度はみんなで本当の祝勝会をやりたい。