観た映画 2022年7月 | BTJJ

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■2022年7月に観た映画

16本(劇場、配信、レンタル、見直した作品を含む)

 

・セルビアン フィルム 4Kリマスター完全版 (原題:A SERBIAN FILM) - 2.4 (センチュリーシネマ/2022.7.26)

監督 脚本:スルジャン・スパソイェヴィッチ。脚本:アレクサンダル・ラディヴォイェヴィッチ。2010年。4Kリマスター版にて劇場鑑賞。ハッキリ言って全然面白くなかった。わりと時間の無駄系。倫理観とかそういう話をするつもりも無いのに単純につまらないし、テンポも悪いし、画も悪いし、何これと言う感じ。誰がリマスターなんて企画したんだ。

 

・ビリーバーズ - 3.6 (イオンシネマ岡崎/2022.7.25)

監督 脚本:城定秀夫。原作:山本直樹。2022年。シネコンでちゃんとエロい方の城定作品を観ているのが不思議な気持ちだった。全編に渡り貫かれる瞬発力の高い閃きと編集テンポは安定のクオリティ。原作を読んでないので何とも言えませんがラストに何かもうひと裏切りあるのかと期待した点だけが、ちょっと。

 

・悪魔がみている (原題:Amulet) - 3.0 (U-NEXT/2022.7.24)

監督 脚本:ロモーラ・ガライ。2020年。

 

・天才マックスの世界 (原題:RUSHMORE) - 3.7 (U-NEXT/2022.7.13)

監督 脚本:ウェス・アンダーソン。脚本:オーウェン・ウィルソン。1998年。

 

・リコリス ピザ (原題:Licorice Pizza) - 3.7 (伏見ミリオン座/2022.7.12)

監督:ポール・トーマス・アンダーソン。2021年。日本公開2022年。PTA新作ようやく拝見。相変わらずな作風ですが様々な画面を楽しめた。25歳と15歳のお話をちゃんと観られる作りに落とし込めるのは流石の手腕か。プラトニックな関係性にロマンティックさを感じた。主人公が走り出す映画はだいたい楽しい。

 

・こちらあみ子 - 3.3 (伏見ミリオン座/2022.7.12)

監督:森井勇佑。原作:今村夏子。甘ったれた意見かもですが物語としての救いがせめて欲しかった。大人は優しさが皆無だし、何故こういう主人公を描いたのかもイマイチ分からず。リアルな様でファンタジーとしか見えなかった。結局どうしたいのかが分からない。パンしない画面には挑戦を感じた。

 

・X エックス - 4.0 (TOHOシネマ赤池/2022.7.9)

監督 脚本:イ・ウェスト。2022年。先日某ガッカリ映画を観たせいか、こういう心意気のが観たかったんだよ!!と声を大にしたくなる様な快作でした。話が動き出すまでがモッサリし過ぎではありましたが、ありそうで無かったテーマを描きつつしっかりとスプラッタしていく様は爽快。続編も楽しみ。

 

・夜を走る - 3.8 (名古屋シネマテーク/2022.7.6)

監督 脚本:佐向大。2022年。局地的に(?)話題になってますがそれも頷ける歪な作品だった。話で語るよりも映像作家として語った方が良いのでは無いかと感じる。終始緊張感がすごいが、尺的に少し間がもたないと言うか単純に長いなと感じてしまった。ショットや狙いは気持ちが良かった。変な映画だ。

 

・家庭 (原題:Domicile conjugal) - 3.8 (伏見ミリオン座/2022.7.6)

監督 脚本:フランソワ・トリュフォー。脚本:クロード・ド・ジヴレー。ベルナール・ルヴォン。1970年。日本公開1996年。レトロスペクティブ『フランソワ・トリュフォーの冒険』にて。
 

・わたしは最悪。 (原題:Verdens verste menneske) - 4.0 (伏見ミリオン座/2022.7.4)

監督 脚本:ヨアヒム・トリアー。2021年。日本公開2022年。お世辞にもしっかりしてるとは言い難い主人公のとある期間を見せられる121分。けれども誰にでも思い当たる節や瞬間、気持ち、シーンに見覚えがあるのでは。苦い顔しながらも心を掴まれてしまう。数々のショットが美しい。人も人生も綺麗な形では無い。

 

・逃げ去る恋 (原題:L' AMOUR EN FUITE) - 3.9 (伏見ミリオン座/2022.7.4)

監督 脚本:フランソワ・トリュフォー。脚本:マリー=フランス・ピジェ。ジャン・オーレル。シュザンヌ・シフマン。1978年。日本公開1982年。レトロスペクティブ『フランソワ・トリュフォーの冒険』にて。

 

・ブリーダー (原題:BLEEDER) - 3.7 (U-NEXT/2022.7.3)

監督 脚本:ニコラス・ウィンディング・レフン。1999年。日本公開2016年。全然まともに分かり易くお話がある。NWR入門にいいかも。

 

・シングルマン (原題:A Single Man) - 3.9 (U-NEXT/2022.7.3)

監督 脚本:トム・フォード。脚本:デヴィッド・スケアス。2010年。豊かなものを見た。そしてコリンファース力(こりんふぁーすぢから)。

 

・オーディション - 3.7 (U-NEXT/2022.7.3)

監督:三池崇史。脚本:天願大介。原作:村上龍。2000年。映画的文法。

 

・ベイビー ブローカー (洋題:브로커 Broker) - 3.2 (イオンシネマ岡崎/2022.7.1)

監督 脚本:是枝裕和。2022年。ショットや劇判は良いのだが、それ以外の部分がけっこう普通というかのぺっとしててなかなかのめり込む事が出来なかった。冒頭あからさまにパラサイトだった事が1番印象に残ってるくらいかも。正直後半眠かった。というか所々寝た。
 

哭悲 The Sadness - 2.2 (ミッドランドスクエアシネマ2/2022.7.1)

監督 脚本:ロブ・ジャバズ。2021年。日本2022年。。正直がっかり。まじめに感想書くものでもないのかも知れませんが。。SNSと予告に乗せられたなーという感じ。内容無し、描写貧弱、ゴア・スプラッタ?だからなに?こういうジャンルって、こんなスカスカな心意気では作れないでしょ。舐めんなと。予告だけ観れば充分。