自身の経験を今の職業に活かしているこの方をご紹介。
広島 苫米地 鉄人 さんです。
1999年 山梨学院付属高校時代は、3年夏に4回戦敗退。高校時代から140kmを越えるストレートが持ち味で、その年ドラフト6位で広島東洋カープへ入団します。
翌年のキャンプから首脳陣からも高評価で、そのまま開幕ベンチ入りを果たします。
アッパーテックのカードが懐かしい!ストレートとスライダーで、中継ぎとして23試合に登板。2勝を挙げます。
鮮烈なデビューを果たすものの、そこからはケガとの闘い。
2001年は内転筋故障で登板ゼロ
2003年は右親指手術
2005年は右ひじ故障
と、2002年の登板を最後に、1軍から遠ざかります・・・。
2004年には、制球力を高めるために、サイド―スローにも挑戦しました。
2006年は、1軍キャンプへ参加し、中継ぎとして登板するものの、1軍登板はなし。
2軍戦での登板は増えたものの、この年のオフに戦力外通告を受けます。
「正直、悔いはある。もっと自分の体を知っていれば、結果は違ったのではないか」と取材コメントで当時の気持ちを残しています。
その気持ちが転機となり、2007年に鍼灸を学ぶため専門学校へ進学。2009年に国家資格を取得しました。
そして!
2011年に古巣、広島カープのトレーナーとして復帰し、現在も活躍されています。
チームに帯同するトレーナーは、患者さんと共に行動するようなもの。
日々の経過や変化を感じ取れることで、コミュニケーションが生まれる。選手をプロデュースできることがやりがいになると話されています。
これからも、選手を支えていってください!!