香川県公立幼稚園のPTA団体の寄付について その4 補足 | 栗東市と城陽市PTAと学童保育所保護者会の問題

栗東市と城陽市PTAと学童保育所保護者会の問題

栗東市と城陽市PTAと学童保育所保護者会の問題と課題について書いています。

栗東市立学童保育所の某学童保育所保護者会会長を経験。


ハンドルネームは義勇兵です。

自称 城陽市PTA改革応援団長

趣味 武道・武術の研究


にほんブログ村 教育ブログ PTA活動・保護者会へ
にほんブログ村

にほんブログ村 子育てブログ 学童保育へ
にほんブログ村


今回は香川県公立幼稚園のPTA団体の寄付についての、その4として、補足
と題して、

これまでの記事の保護者の方の補足説明の提供がありましたので、ご紹介します。


「今回、一般的な割り当て寄付と異なる点として、私は「公務員の私物」に当たるかそうでないか、というところが重要なところだと思っています。 

 鉄棒のように、公務・教育に使うものを、会員の総意無くPTA会費で支払うのは、もちろん問題です。
しかし、園に物品が残り、子どもたちのために使われるなら、まだ救いがありますよね。 
 しかし、今回の件はそれだけでなく、年度末に購入される物は"職員の所有"すなわち"私物"になっているので、購入した翌月には異動や退職する先生にも一律に贈られ、職員個人が持って出る形になります。 
 また、購入された物が公務や教育に使っても使わなくても、それは職員の自由となります。なぜなら、贈られたものはPTA団体所有の物でも、園所有(寄付)の物でもなく、職員個人所有の物だからです。


年度末、クラスの代表が、担任の先生へ感謝の気持ちとして贈り物をするために、任意で保護者に集金を呼びかけることはままあることだと思いますが。 
 今回の件は、それをPTA会費を使って、贈りたい人も贈りたくない人も、強制的に、事前にその目的を知らされること無く徴収されたお金で支払われることと同じだと思います。
 職員にとっては『払った分の会費の還元に当たるので、もらえて当然の物』という認識です。


あと、どんな物を買うかの承認は会長がしますが、『買うか・買わないか』という選択肢は無く、『毎年必ず何かしら職員用の何かを買う』ということは決まっています。 
 毎年、予算案の段階で、職員用の賞品費が含まれているとのことなので、必要があろうが無かろうが『買う』ということは決まっているのです。

また、それは本年度の子どもに関係無いものでも構わないのです。なぜなら、職員が購入する時期は毎年年度末なので、その年に卒園する子どもにとっては、先生を賞品を受け取ったところで、その恩恵を子どもが必ず恩恵をうけることにはならないのです。 

 ちなみに、約2万4千円の鉄棒も、2/29日に納入されているので、その半月後には卒園する子どもにとっては、それほど恩恵を受けられるものにはならないですよね。そのような考えが職員に無いのです。」

いかがですか?

あとこのPTAの会計の決算報告を見ましたが、
教職員への寄付が「賞品費」の中に含まれていて、「寄付金」(本来見返りの無い寄付は費用として計上してもよいのですが、勘定科目は寄付金として計上するのが常識。寄付を隠蔽しているように誤解される恐れがあります。)と別勘定になっていないことから、会員である保護者や教職員に寄付が行われていることが分かりにくく、素人会計でずさんな報告と言えます。
(企業会計では複式簿記、保護者会、PTA、自治会などでは単式簿記での会計が用いられます。)

また「摘要」欄が「備考」と記載しているのも、会計報告の書き方を勉強せず作成されているようにみえます。


普通の会社なら許されない決算報告です。

ちなみに会計報告の書き方は下記を参考に
保護者が色々問い合わせや、要望していることに真摯に向き合わないのは問題だと思います。