「はじめてか？」

あなたは優しく聞くけど、

「こんな歳だよ。

初めてなはずないじゃん。」

綺麗なあなたに逆らいたくて、

わざと、はすっばな口をきく。

悪いけど、

こんなことなら百戦錬磨。

いつでも、

部屋に呼ばれては、

お望みの体位をとってあげる。

どんなポーズだってとってあげるよ。

だって、それが俺の役目だもん。

時には、

顔を隠して写真を撮ってもらうことさえある。

俺の体、綺麗だろ。

奥の奥まで見たいだろ。

そう、みんながみんな。

俺のことを欲しがるんだ。

「さぁ、おまちかねのものだ。

飲めよ。」

白いドロドロとした液だって、

一滴さえこぼさずに

飲み干してやるさ。

それが、

俺のプライドって奴。

あんたを満足してもらうためには、

そのくらいのことはしなくちゃね。

「ほら、こっちの腰を上げろ。」

「息を止めて、そのまんまのポーズでいろよ。」

あんたのお望み通り、

何回もまわされ、

何回もいいところで止められれば、

俺の体も、

汗ばんでくる。

しかし、

長いな。

さっさと終われよ。

もう、いい加減満足したんじゃないのか？

はぁ。はぁ。はぁ。

うつ伏せになったまま、

あなたを恨めしげに見ると、

あなたはにやりと笑う。

「まだだ。

俺が終わってない。

もっと中を膨らませて、

もっともっと膨張させてやる。」

差し出されたのは、

またそれ。

ごくんと

舌に乗せて、

ごく、ごく、ごく、

舌と喉を使って白いものを飲み干すと、

たらりと俺の唇の横から、

液が垂れる。

「あ〜あ。

汚いなぁ。

上の口までゆるいのかよ。

仕方ない。

これで綺麗にしてやるよ。」

拭かれて、

そして、またうつ伏せになり、

腰を持ち上げるよう命令される。

ああ。

この痴戯は、

いつまでたったら終わるのか。

「ほら、最後だぞ。

いい具合にぱんぱんになってる

いくぞーっ。」

はぁぁぁ。

最後終わった後、

ため息をつくと、

「まぁまぁ綺麗だったな。

よくできた。

また、来年よろしくな。」

濡れたタオルを俺に渡して、

冷たい笑顔で部屋を出ていった。

⭐︎おしまい⭐︎

…

まいどー。

一年に一回、恒例の

Ups and Downsですよー。

そう。このブログ五回目になります。

胃のバリウム検査です。

昨年みたら、

７月２日。すんなり終わってるんですねー。

（そのあと、大病をすることは、誰も知らない…）

今年は、

一昨年に引き続き、

発泡材追加ー。

ながかった。

ゲップが出せずくるしかったー。

腰を３センチあげろとか、

息をしっかり止めろ。まだ流れてる？

とか、

要求がおおかったー。

最後のセリフ

「綺麗にとれましたよー。」

は、実話（笑）

本当に今日そう言った。くそー。

イメージは、

セレブなリーマン　櫻井氏と、

ちょっと年がたった　男娼　相葉氏。

そうやって読んでもらえるとうれしいです。

消されたら…

泣く！