Vow ⑥ | Sharia×嵐 〜誰も知らない大宮小説〜

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主に『大宮劇場』でお送りしております。

時々、アラシゴトもあるかな。

オトナだけのブログです。
未成年の方はご遠慮くださいまし。。。

どうも、こんばんわ。

翔さんBD特別企画実施中でございやす。

もう少しで終わりたいと思ってますので

しばし、お付き合いを。。。

櫻葉が苦手な方は回避願います。


アメンバ承認の件でございますが

あと一息ってとこですね。

スムーズに行けば明日には完了するかと。

まだの方は、もうしばらくお待ちくださいね。



それでは、翔さんBDスタート!!












Vow ⑥ ~Masaki~





今年の翔ちゃんの誕生日は

翔ちゃんのマンションでやることにした。



荷造りの途中でダンボールだらけだけど

まあ、リビングにはそんなにないしね。



翔ちゃんは、平日だし

このところバタバタとしてたから

外で食事でもしようって

そう言ってくれたんだけど

俺はここで過ごしたかったんだ。


この部屋もあと少しだから

やっぱり名残惜しいし

たくさんの時間を一緒に過ごしてきた

このリビングでお祝いするのも

これが最後だしね。



俺は、翔ちゃんの大好きなものを

たくさん作った。


いろんな種類の貝を入れたアヒージョや

牡蠣のグラタン。

それに、エビと帆立の手作りニョッキでしょ。


ちょっと家じゃ作れない感じのやつは

レストランでテイクアウトしてきたし。

その代わりに、ケーキは俺が作ってみた

サワーチェリーたっぷりのチーズケーキ。

初のケーキ作りもなかなか楽しい。






先週は、俺の実家に翔ちゃんが来てくれた。


ウチの親は、同性ということに

全く偏見もなく、すぐに喜んでくれて

こーんなにイイ男なのに

むしろ、ウチの雅紀で本当にいいのかって

とーちゃんもかーちゃんも、言っていた。


まったく、失礼しちゃうなっ。

翔ちゃんはたじたじと困った顔で笑っていた。


ウチの実家は商売をしているんだけど

すでに、弟が継いでくれていて

結婚もして、子供もいるから

まあ、問題はないかなって思っていたけど

養子縁組のことも、やっぱり

これは二人の結婚だって言ってくれて

すんなりと認めてくれた。

俺は、本当に嬉しくて

理解ある家族に、感謝した。


弟も、頭にいい兄貴が欲しかったんだ

とか言っちゃってさ。

弟のお嫁ちゃんも、翔ちゃんのこと

かっこいい〜!なんて言っちゃって。

甥っ子と姪っ子は、もうずっと

翔ちゃんにベッタリだった。



とにかく、すんなりと話は進んで

来月、引越しが終わったら

ウチの親と翔ちゃんのご両親とで

顔合わせの食事会をしようって

そう、話は進んでいた。














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