キラ・キラ 287 | Sharia×嵐 〜誰も知らない大宮小説〜

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主に『大宮劇場』でお送りしております。

時々、アラシゴトもあるかな。

オトナだけのブログです。
未成年の方はご遠慮くださいまし。。。

おはようございます。

 

誕生日のお祝いのお言葉

 

本当にたくさん、ありがとうございました。

 

めっちゃ嬉しいですね〜。

 

ほんと、最高です照れラブラブ

 

嵐さんが繋いでくれたこのご縁

 

本当に感謝でいっぱいですね。

 

わたしは幸せですおねがいキラキラ

 

 

 

 

 

それでは、本日もスタートです♪

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

キラ・キラ 287

 

 

 

 

 

〜At the farewell party〜

 

 

 

 

 

 

 

みんなの話題は

 

かなでさんのお見合いのことで。

 

 

そもそも、お見合いってどんな感じなのか

 

なんていうことに、みんなはけっこう

 

興味津々って感じだった。

 

 

何回くらいデートしたの?とか

 

決め手はなんだったの?とか

 

女性陣が、とにかくもう

 

かなでさんに質問攻めで

 

きゃあきゃあと、盛り上がっていた。

 

 

 

 

しばらく、そんな感じで

 

みんなで楽しく話していると

 

 

 

 

「え、大野さんだ〜」

 

「うそ〜、なんでぇ?」

 

「きゃあ、ほんとだ〜」

 

 

 

 

なんて、声が上がって。

 

えっ?と。

 

みんなの視線の先を見ると

 

部長や翔さんたちのところに

 

智がいた。

 

 

‥‥え、なんで?

 

 

 

智は、上着を脱ぎながら

 

ちらり店内を見回すようにして

 

すぐにオレを見つけると

 

ふわっと、笑ってくれた。

 

 

 

 

N:‥‥っ///。

 

 

A:部長が呼んだんだって。

 

 

N:わっ///そうなの?

 

 

A:うん。

 

 

 

 

いつの間にか

 

すぐうしろに、まーがいて

 

小さな声で、教えてくれた。

 

 

まーは、かなでさんに

 

部長が呼んでるよって

 

智たちの方に行くように促すと

 

そのまま、オレの隣に座る。

 

 

 

 

 

A:かなでさん、おーちゃんのファンなんだってさ。

 

 

N:‥‥ファン?

 

 

A:一度でいいから話してみたかったって部長に言ったらしくて。

 

 

N:へぇ。

 

 

A:辞めるのに、それだけが心残りだって。

 

 

N:ふふ、すごいね。

 

 

A:うん。だから部長がおーちゃんを呼んだんだって。

 

 

N:まあ、クリエイターと話す機会なんてないもんね。

 

 

A:そうだね。

 

 

 

 

かなでさんは、赤い顔で

 

それを隠すように両手をほっぺに当てて

 

嬉しそうにしてる。

 

オレたちのテーブルについてる女性陣も

 

ざわつきながら、かなでさんと智をみていて。

 

ひそひそと、

 

うそ〜。マジで〜。すご〜い。

 

なんて、囁き合っている。

 

 

 

元々、智はモテモテだし。

 

売れっ子クリエーターで、かっこ良くて

 

そりゃ、いつだってモテるのは当然だもんな。

 

 

 

だけど‥‥。

 

みんなが話しているのは

 

智が持ってきた、花束だ。

 

紙袋にラッピングされた

 

ちょっと小ぶりの可愛らしいブーケ。

 

 

わざわざ、そんなの用意するなんて

 

なかなか男前なんだな‥‥。