香港行きのJAL機上にて映画「RUSH」を観た。
面白かったですよ~
クルマ好きな人でなくても十分楽しめます。
この映画RUSHは、“直感型のドライビングテクを誇り、奔放な性格で誰からも愛される天才レーサー”ジェームス・ハントと“分析型の隙”レース運びとメカにも才能を発揮する、冷静な判断力を兼ね備えた秀才レーサー”ニキ・ラウダが王座を争った1976年のF1を舞台にしたロン・ハワード監督の作品です。
ニキ・ラウダといえば、事故で焼かれて瀕死の重傷を負ってもレースに復帰した驚異のF1レーサーとして我々「サーキットの狼世代」の記憶に今も強く残っています。
そもそもF1というものは、地上で世界最速を競い合う命がけのモータースポーツだが、たいがいのクルマ好きでもなぜそこまでできるのか理解不能な究極の世界と言える。
その中で、ジェームス・ハントとニキ・ラウダだという全く性格の異なる二人の天才レーサーが激しくぶつかり合いながらも、どこか心を通わせつつ、お互いが世界一をの座を競い合っていく姿に純粋な感動がある。
運命的なライバルの存在というものが、これほどまでに人間の情熱というエネルギーにレバレッジをかけるのか!?
まさに、前世から引き継がれた業としか言いようがない。
女子フィギュアスケートの浅田真央とキムヨナも同じように、同じ時代に氷上で火花を散らす運命を背負っている。
ソチオリンピックでの浅田真央とキム・ヨナの対決も歴史に残る戦いになるかもしれない。
楽しみです。