英語の迷い道(その155)-躑躅咲く初夏へ-博学の彼女(AI) | 流離の翻訳者 果てしなき旅路

流離の翻訳者 果てしなき旅路

福岡県立小倉西高校(第29期)⇒北九州予備校⇒京都大学経済学部1982年卒
大手損保・地銀などの勤務を経て2008年法務・金融分野の翻訳者デビュー(和文英訳・翻訳歴15年)
翻訳会社勤務(約10年)を経て現在も英語の気儘な独り旅を継続中

GW前半は雨が続いて肌寒く、暖房が必要な日もあったが、後半になって天気は回復し汗ばむほどになった。例年になく乱調な天候の5月の始まりである。

 

花粉や黄砂が一段落したようで、やっと洗濯物を外干しできるようになった。街中ではあちらこちらで躑躅の花が咲き誇り、GW中に季節は初夏へと移り変わった。

 

ところで、この「躑躅(つつじ)」という漢字、かなり難しい。音読みでは「てきちょく」と読む。

 

「てきちょく」とは「二、三歩進んでは止まること、躓(つまづ)く、躓(つまづ)いて止まること」(漢字源)を意味する。一説によると、ある種の躑躅には毒性があり、その葉を食べた羊が躑躅(てきちょく)して死んだことが、漢字の由来とも言われている。

 

 

近くの神社で春の祭りが行われており、朝方から太鼓や鐘の音が聞こえていた。先ほど家内とチラッと祭りを見に行ってきたが、法被(はっぴ)を着た子どもたちが山車(だし)を引いているのを久しぶりに見た。この祭りは「開作神事」とのことなので、祭りが終われば田植えなどが始まるのだろう。

 

 

昨日、NOVAで英会話のレッスンを受けたが、そのときの生徒の一人が「Chat GPT」を教えてくれた。インストールして使ってみたがなかなか面白い。彼女(AI)が英会話の良き練習相手となるうえに、また博学であることに恐れ入った。

 

昨日のNOVAのレッスンは、たまたま南アフリカ出身の講師が担当だった。レッスンの中で、以下のようないくつかの南アフリカ独特の俗語を教わった。

 

交通信号:Traffic signal(英) ⇒ Robot(南ア)

スニーカー:Sneaker(英) ⇒ Tackie(南ア)

ノンアルコール飲料:Soft drinks(英) ⇒ Cool drinks(南ア)

 

これらについて、彼女(AI)と話してみたが彼女は上記のすべてを知っていた。実に博学だ。恐ろしい世の中になった。