先日、骨を折った方が、いらっしゃいました。
「気を付けていたんですが、足を滑らしてしまった」
そうです。
多いですね。
私も他人事ではないので、自分自身にも注意をしています。
骨を折った場合。
それなりの期間のリハビリが、必要となります。
早くても2ヶ月、長いと半年以上必要となります。
手首を折った人でも、その手首の痛みが消えるまでは、
2年近くかかったと聞きます。
3ヶ月位で、日常動作に痛みを覚える事はなくなったと言う事でしたが、
どんな時にも完全に痛みがなくなるまでは、やはり2年ぐらいはかかった、そうです。
長いですね。
しかし、ここを過ぎてしまえば、
病院だけで、リハビリなしで処置した場合のように、
「季節の度や、疲れる度に、折った場所がシクシク痛む!」
などと言うことも、なくなります。
リハビリ。
私の所では、その箇処に応じたリハビリの方法をお伝えします。
特に、体操が大事になります。
ここで最も大事な事は、
快痛と苦痛の区別です。
リハビリをする限り、若干の痛みが出てきます。
出る場合があります。
出ない場合もあります。
この痛みには、2つの種類があるんです。
快痛と、苦痛です。
苦痛の場合、それ以上続けると、おかしくなりますし、
ひどいと、もう一度骨折することすら、あります。
しかし、快痛の場合。
回復してくるので、その快痛があろうとも、
どんどんそのリハビリ・動きをして行くべきなのです。
特に体操の時は、そうです。
先日来られた冒頭の方にも、
快痛と苦痛の違いをお伝えしました。
そして、「体操のポイントをぬかさずに、続けて下さい」
と、ご案内しました。
ここを怠けたり、すっ飛ばしてしまうと、
後人生の姿勢が、永久に変形したままになってしまうからです。
痛くても快痛の範囲のうちは、
どんどん体操や動きをこなしていった方が良いのです。
快痛と苦痛の違い。
医学部では教えられないことですが、
人間生活を送る上では、致命的に大事です。
その上で適切な体操して行くことが、
リハビリの鍵となります。
Rさん
無理のない範囲で、
体操に勤しんでくださいね。
応援しています!
(感謝)
吉田直樹 拝