はいどうもサランです(・ω・)ノ
暑い!
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急に暑くなってきましたね…
無駄に汗かくの嫌いなんですよね…
今回は前回の数学のルート記事の補足的な記事です。
典型解法網羅の具体的な進め方について説明していきます。
典型解法網羅はいわゆる暗記数学と言われている方法論の核となる部分です。
「暗記」と言われる所以たる部分です。
まず僕が実践していた進め方を紹介します。
あくまで目的は典型パターンの解法を覚えることです。
やり方としては
5分で答えが出なきゃ解答を見ちゃう
というものです。
答えが出るまでうんうん唸らずに、自力できるとこまでやって手が止まったら解答を見てしまいましょう。
具体的には
・設問を読んで5分以上考えても解法・指針が思い浮かばない
・答案を書いているときに手が止まって動かなくなった
という場合に、答えを自力で出す前に解答を見ます。
典型解法網羅の段階では、動けなくなった時点で解答を見る、ということが重要です。
これを青チャートの例題をすべて正解するまで繰り返します。
繰り返すといっても全ての問題を何周もするわけではありません。
1周目は全問題、2周目は1周目にできなかった問題、3周目は2周目にできなかった問題、…、n+1周目はn周目にできなかった問題、というように解いていき、全ての例題を解答を見ずに答えまで出せるようになるまで繰り返します。
しらみつぶしというやつです。
僕は時間の関係で、4周して解けなかった問題と、解答はわかるが解答通りになる必然性を理解できなかった問題にふせんを張り、暇な時間に眺めて考えるようにしていました。
中には、何周しようと自力ではつらい問題があるでしょうから、どの時期に諦めるのかは考えましょう。
いくつか注意があります。
まず、「暗記=丸暗記」ではないということです。
ここでいう暗記は「暗記=理解して覚える」という意味です。
解答を見る際にただ漠然と手順を追いかけるのではなく、なぜこの解法を採用するのかを考えながら解答を見たり、式変形に飛躍を感じたらなんでそうなるのか考えたりと、その問題にその解法を使いどうやったら解答になるというのを理解したうえで覚えることが大事です。
そうでなければ使えない暗記数学になっちゃいます。
また、わからない場合に少しは考えるというのも必要です。
設問を見て瞬時に解法・指針が思い浮かばない場合に、すぐに解答を見るのではなく、少しは自力で考えるということが必要になります。
ただ、ここで時間を使いすぎるのは効率的ではないので、目安としては5分かなというところです。
この方法論について、詳しくは『数学は暗記だ!』(ブックマン社)を参考にしましょう。
青チャートを使うことを想定して、典型パターンの解法暗記を詳しく解説しています。
最近、1対1対応をやることがあったのですが、そのときに「やはり定石を覚えていないと勝負の土俵に立つことすらできない」と感じました。
典型パターンの解法暗記の重要性を再確認した経験でした。
ついでに演習についても言及しておきます。
受験勉強という観点から言っても数学の勉強には、初見の難しい問題をじっくり考える、という時間も必要です。
長期休みを利用してそのような時間を取りたいところです。
1問につき最大40分〜1時間くらいかけて自力で答えまで辿り着いてみる、という経験も必要だと思います。
問題を難しいと感じたときに考え抜く経験が力をつけます。
最近は東大でも文系数学が易化している傾向にありますが、それでも難しい問題を粘って解いてみるという経験はプラスになるでしょう。