よるくま | 『オトナ楽しい絵本実話ネタ』~絵本は心の鏡~

『オトナ楽しい絵本実話ネタ』~絵本は心の鏡~

今をときめく絵本セラピー。
大人は、絵本の短い行間に、これまでの知識や経験、価値観を投影して、”心の鏡”とするらしい。
質問に答えてみて欲しい。
今の心の状態がわかるかも…。


夢と現実の境がわからなくなる事が、よくある( ̄_ ̄ i)





「よるくま」


『オトナ楽しい絵本ネタ』~絵本は心の鏡~
作・絵: 酒井 駒子
出版社: 偕成社 


男の子がベッドでお母さんにお話します。「ママ、あのね、きのうのよるね、かわいいこがきたんだよ」――。そのかわいい子とはくまの子、名前はよるくまです。よるくまは、自分のお母さんを探しに男の子を訪ねたのでした。
 男の子は一緒に、お母さんを探してあげます。どこに行ったのかな。お買い物? 公園? 二人は夜の町をさまよいます。もしかしたら、もう家に戻っているかもしれません……。






ある夜、父がそ~~~っと帰って来た。


文字通りそ~~~っと帰って来た。



いったいこんな時間まで、どこで何をしていたのだ。


お母さんになんと言うつもりだ


部屋に向かう途中、子供部屋に明かりが点いている事に気付いた。



そのまま自分の部屋に入ればいいものを、節約家の性分が許さなかったのだろう。



寝ている子供たちを確認すると、電気を消した。


その時、父は気付かなかった。



娘が後ろから付いて来ている事を。



私の夢の中では、部屋に入って来た父が「さあ、ついて来い「ハイっ」の手!」と私を笑顔で手招きしたのだ。


私は父と同じように、抜き足差し足歩きだしたこそこそこそこそ



父が私の存在に気付いたのは、自分の部屋の扉を開けた時だった。


後ろに自分以外の影が続いている事に気付いたのだ。




「うわ~~~っハッ!」


幽霊かオバケ


恐怖で叫びながら振り返った父は、幽霊ではなく娘の姿を見て更に驚いた

ジャイ子


「お、おまえ、なにしよるんか!」


「え、え、え???


だって、お父さんが付いて来いっち言うたやんか泣き!!」


夢の中でね(^_^;)



私の叫び声に、家族全員が目覚め、庭では番犬が鳴いている犬ワン



怒られながら部屋に返され、何が何だか分からないまま眠りに着いた。


夢と現実がわからなくなった子供の話だ。







Q 寝ぼけたことある?





A あれは現実だと思ったんだけどね…







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