● 「先輩に、にらまれて、こわいー」も気になりますか?
こんにちは! 三浦真弓です。
1つ前に、先生や先輩に目をつけられることが気になっている新入生のお話を書きました。
今回も、先輩と「目」のお話です。
目をつけられる…にも、やや似ています。
「先輩に、にらまれた。こわいー。小学校の時はやさしかったのに…」
ということも、ときにあります。
お子様が帰宅してから、
そのようなことを言ってはいませんか?
1年生だから、
学校生活のことがよくわかっていないから、
ドキドキ不安なことがあると、
そのような気持ちになることがあります。
そして、廊下で出会った、ご近所の○○ちゃんである、○○先輩。
ちらっとこちらを見立て、フン!という感じで行っちゃった…
きゃー! ○○先輩ににらまれた…
どうしようー。
あいさつしなかったからかな…
にこっと笑ったらよかったのかな…
気になりますよねー!
でもですね、これ、先輩の立場になってみると
「え? そこに、△△ちゃん、いたの?気づかなかった」
ということは、いっぱいあります。
そもそも、小学校の時は私服だったり、髪型も自由だったりします。
なので、いちいち顔を見なくても、遠くにいても、
「あれって、△△ちゃんだよねー」
とわかることもあります。
中学校になると、制服です。
新品の制服ですし、
髪型も「中学生らしく、華美でない髪型」なんて事になっていますから、
みんな、似ていたりします。
ぱっと見て、
「あ、△△ちゃんいる~」
とわかるかな? わからないことも多いんですよ。
しかも、
中学校の移動教室のすれ違いだったりすると、急いでいますしね。
お友だちと話をしながら歩いていて、
視線がたまたまあっただけということも。
1年生側は
「わ、目があったのに、ちらっと見ただけで、笑ってなくて、こわいー」
と思うかもしれません。
でも、先輩側は、ぼーっと見ていただけかもしれませんよ。
なんなら、ゲームのやり過ぎ、スマホの見過ぎで、
あ、いや、
勉強のしすぎで、視力が落ちていて、目を細めただけということも。
お子様が
「先輩に、にらまれた…。無視された…」
ということがあったとしても、
「そうだったんだね~。でも、こういう場合もあるかもしれないよ…」
と、色々な可能性を伝えてあげてくださいね。
くれぐれも
「え~○○ちゃん、先輩になったと思って、
そんな態度になっちゃったの? やだねー。
あなたは、そんな先輩にならないようにね」
みたいに、
お子様と同じレベルになってしまわないでくださいね。
子どもの視野を広げてあげたり、視点を多くしたりできるような、
声をかけてあげてくださいね。
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