マイケル・ベイ監督が送るアクション大作の第4弾。シリーズ第2作がラジー賞を獲得したこともあり好みが分かれるこの作品、俺は個人的にはかなり気に入ってる。というか基本的に男子好みの作品といえるんじゃないだろうか。マイケル・ベイらしく風呂敷を広げまくるこのスケール感、シカゴの街をとことん破壊し尽くすド迫力バトル、そして物理的にあり得ないカッコいいトランスフォームに、殆どどうでもいい安い人間ドラマ。いや、貶してるわけじゃなくてあくまでも褒めているんだよ?
今回は大きく分けて3つの陣営に分かれてのバトルになっていた。即ち毎度毎度人間に敵視されるオプティマスたちオートボット、その彼らに倒された宿敵メガトロンの遺体?から秘密機関KSIによって作られたガルバトロン、そして新たに登場するロックダウンだ。といってもガルバトロンとロックダウンはどちらもオートボットを狙ってる。それじゃとても敵わないとばかりに物語終盤には恐竜型のダイナボットがオプティマスたちの味方に回るんだ。
一応このダイナボットは恐竜絶滅の秘密を握っているんだが、その秘密となるとある兵器を巡ってストーリーは展開されていく。もっともガルバトロンとオプティマスたちの敵対関係は前作までの流れがあるから理解できるんだが、ロックダウンの存在とか立ち位置が今ひとつ俺にはわからない。まあ多分このシリーズはこの後も続いていくだろうから、今後明らかになるのかもしれないけど。それにしてもマーク・ウォールバーグだよ、いくらロックダウン陣営の武器を奪ったからといって、ロックダウン本人と戦っちゃうとはねw
しかもオプティマスってばダイナボットに自由を与えるのはいいけど、ここ地球上なんですが(苦笑)心のなかでツッコミは入れながらも、良くも悪くもハリウッドらしいこんな作品が俺は好きだな。
公式サイト
ストーリー:ディセプティコンとの激戦から4年。発明家のケイド(マーク・ウォールバーグ)はかなり安い値段でトラックを手に入れるが、それは何とオプティマスだった。そこへオプティマスらトランスフォーマーを取り締まる政府の秘密機関KSIが登場。ケイドと家族はKSIに抗いピンチになるも、オプティマスに助けられる。そのころ、新しいディセプティコン、ロックダウンが地球に出現。さらにはダイナボットも復活し、オプティマスは捕まってしまう。(シネマトゥデイ)