竹慈庵なかだ(松濤)
数日前来たばかりなのに、また来てしまった(笑)
今日は、業界屈指の食通テレビマンと、
この年末年始、日本一テレビに出てたと思われる某局女子アナさんと(笑)
年末年始、頑張ったねお祝い。
僕は、年末年始、大して頑張ってないのだが、
そのお相伴に与る。ラッキー(笑)
今日も、スペシャリテのフォアグラの糟漬け以外、
全て違うメニュー。
毎回、違うものを出してくれるので、
ついに聞いてみた。
すると、いつ誰に何を出したか、全て記録しているとのこと。
それは、すごい!
今日も驚きの美味いものが次々と。
まずすごかったのは、お椀に白いスープが出てきて、
いきなりクイズだ。
さて、食材は?
僕「……とうもろこし?」
ご主人「惜しいです」
正解は、タケノコ。
さらに、ホワイトアスパラを、
なますのようにした料理にも驚いた。
ライムと塩のみで香りと味つけ。
フランス人三ツ星シェフもびっくりするほど、ホワイトアスパラの旨味と香りを抽出し、
なかだ流の和に変換している。
さらにサバ寿司。
いい感じに燻製されていて、黒胡椒のガリガリ感がたまんない。
食べきるのがもったいなくて、少しずつ食べてしまった(笑)
さらにメインでいただいたお肉は、東京X。
こんな優しい豚肉の脂身があるの?ってくらい美味い。
そこに添えられた、紫色のミンジャガというじゃがいもが、
豚肉を優しくしているような気がする。
甘くてホクホク。
そして、最後が大感動!
な、なんと、あのトリュフ卵(生)が登場。
夢にまで見た、トリュフ卵かけご飯、初めてご対面だ!
トリュフ卵。
一見ふつうの生卵なのだが、
割るととんでもなく良い香り!
どうやって作るかというと、トリュフと、生卵を密閉容器にしばらく入れておくと、
生卵の中身にトリュフの香りがつく。
そう、卵が呼吸し、カラを飛び越えて香りが中に染み込む原理を利用した、
スゴイ卵なのだ。
これを薄味のお出汁で炊いたご飯にまぜ、いただくと……
口の中、そして鼻からぬける空気までもが、トリュフ~~~!
って感じ。
えもいわれぬ妖艶な香りで倒れそう。
オンナを淫らにすると言われるこの香り、
となりで、女子アナも大はしゃぎ(笑)
いやあ、感動。
今日のこのトリュフ卵かけご飯、
死ぬ前に食べたいリスト入り、決定だ(笑)
芝蘭(銀座)
自宅もつ鍋
「花の料理人」に今度出る女性ゲストのアンケートを見ると、
異常にもつ鍋が好きらしい。
自宅でもつ鍋やったら果たしてうまくいくのか?
うちのお抱えシェフに頼んで
実験してみた。
ダシは、とある「自宅もつ鍋通」のレシピに従い、
ミツカン追いがつおつゆ。
あらゆるものを試してこれがベストらしい。
たしかに、ダシの味は完璧。
しかし……
やってみてわかったこと。
スーパーには、あまり良い「もつ」が売ってない。
信濃屋に売ってるもつでやったら、ちょっと硬かった。
でも酢もつは大成功。
美味い「もつ」の入手ルートがないと、なかなか難しいな。
でも、最後のラーメン、大成功。
麺は、長崎ちゃんぽんの生麺を使うのがコツ。
びっくりするほど美味いラーメンが出来る。
竹慈庵なかだ(松涛)
江戸時代の雛飾りに使われていたという、小さなお椀。
KEIZO(西麻布)
かどわき(十番)
とある番組のスタッフ、男4人で、
個室にて、「美味い!美味ぇ!なんだこれ!すげえ!」
と唸りっぱなしの夜だった。(笑)
本日忘れられない4品。
びっくりした、朝鮮人参のてんぷら。
まるごとなのが、門脇さんらしい。美味いものは、
ケチらず贅沢に。
かわはぎの肝醤油とベストマッチだった、
フグのお刺身。
あの濃厚なタレが、
フグを最高に美味しく感じさせてくれる。
スープも凄かった、ブリのしゃぶしゃぶ。
ごま油に塩とワサビで。
ダシが、とんでもない美味さ。
どこか懐かしく、お雑煮にもラーメンにも合いそうな、
黄金スープ。
聞けば、ブリの骨を焼いてからダシを取ってるらしい。
骨の髄の旨味までも出てる感じ。
詳しく知らんけど(笑)
美味すぎて泣きそうになった、
香箱(松葉蟹のメス)の茶碗蒸し。
時期的に、もう最後だろう。
昨年、島根で感動した濃厚な香箱蟹が、
かどわきで、茶碗蒸しで食べられるとは。
また感動。
「今度、男性スタッフ対抗、男料理大会やろう!」
「審査員は女性スタッフと料理人で」
そんな話題で盛り上がる。
一同、俺はこれを作る!など、
メニューを考えてみる。
僕は、ぜったいあれだな。
我が家で多くの食通たちを唸らせた、ステーキカレー丼。
あれは負ける気がしない。
もし惨敗したら、へこむな~
でも楽しみだ(笑)