極私的2024のGW | 福間香奈さんを応援するブログ!

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女流棋士の福間(旧姓里見)香奈さんを応援しています。その他将棋や自分の日常のことなど。

 昨年のGWは相続のことでバタバタしながら、いなかの山梨に行ったり関西女流棋士フェスタに行ったりと、それなりに忙しくスケジュールを組んでいたようです(今振り返ると)。今年は既に4日目に突入しますが、遠出をする計画はなく、結局関西も今回は見送りました。(ちょっと残念だけど、判断が遅くてリーゾナブルな移動手段が組めなかった...。)あと、私は10連休ですが、同居している新社会人の長女は暦通りで今日から3日間は出勤日。食事、洗濯などの家事を私が担当している関係で、なんとなく気が向いたら夕方からでも自由にぶらっとどこかに出かけようとか、そういうこともやりにくく。

 GW初日の4/27は近所の園芸店に行って、マリーゴールドとミニトマト、きゅうり、バジルを買ってきました。野菜類は初挑戦に近いですが、夏は実家で親父が毎年きゅうりを作ってたなというのを思い出したりして。4/28は次女と老人ホームへ行って母親に面会。長女は3週間前に連れて行ったので今回はパス。母はパーキンソン病などもあって薬漬けで、調子が悪い時は寝たきりでほとんどしゃべることも出来ず、もうあとどれくらいだろうかと思ってしまう。日中も食事時は車いすに座りますが、それ以外では寝ていることが多いらしい。昨晩は珍しく母親から電話が掛かって来て「昨日はありがとう」とのこと。ガラケーで短縮ボタンに登録しているのですが、調子が悪いと電話も掛けられない。滅多に会わない孫の顔を見たりしたので、それが刺激になって一時的に元気が回復するようです。

 

 最近の私は、全体的に死とか老いとか、そんなことをぼんやり考えている時間が多くなりました。きっかけは、一年半前の親父の死で、それは悲しい出来事というより、なんだか人生はやっぱり空しいなぁと思わさせれる。親父はサラリーマンで友達もそこそこ多い方だったようだけど、生存している方も90歳くらいの高齢者でお葬式もほぼ身内で完結。これからもお墓参りに行くのは子供(自分と姉)と孫たちくらいなのかなと。それでも、孤独な人よりは恵まれているのかもしれませんが、そもそも死んだ後に、恵まれているのどうこうも本人にはあずかり知らないことですし。最近では、母親がだんだんと衰弱していく姿を見続けているし、また自分自身も1年以内に60の定年を迎えるので、仕方ないんだけど年を取るのは楽しいことではない。(逆に楽しい!みたいな人もいるかな?そう言えば思い出したけど、少し前のJAFメイト冊子のコラムで、みうらじゅんさんが『老いるショックだ』と言ってました(笑)。)自分も絶望的になっている訳ではないけど、死と老いに今後ずっと向かい合って行かなきゃいけないんだなと。向き合い方をいろいろ試してみるというか...。もちろん、クヨクヨせずにさっぱりと元気を出して目標を作って頑張ろうとか、そもそも身体的、金銭的にまあまあ普通に生活できてるのなら、それで満足すべきじゃないかという考えもある。そう、一昨日老人ホームに行って、介護のスタッフさん達とかを改めて目の当たりにすると、中には性格の悪い人もいることはいるのかもしれないけど、基本的には献身的だし、実の子でも親の面倒を見るのは大変な訳で、もちろんそれは仕事だから出来る部分ではあるのだろうけれど、そんなに高収入な仕事でもないだろうに、単純に凄いなぁと思った。

 

 取りあえず今日はここまで。これから買い出しに行って夜ご飯の準備を始めます。今日は豚肉と野菜を蒸して食べようということになっています。かみさんの食事リストにあった一品で、キャベツともやしがベース。ジンキスカンっぽいかな?そこにカボチャだの根菜を追加したりしようと。蒸すのも蒸し器(穴の開いた奴)をかますか、野菜からの水分を使ってフライパン直でいくか(こちらは本当にジンギスカンに近い)、それとタレはミツカンのポン酢はあるけど、みそだれ、ゴマだれとか作ろうかとか、娘はオリーブオイルと塩で食べるのが好きかなとか。いくら死や老いに煩わされても、ルーチンに戻ってご飯は作って食べる訳なんで、これが寅さんの言う「本当の人間の生活」なんだろうかなぁ、とか。