an・an
ｷﾀ━(ﾟ∀ﾟ)━!
おはようございます
今日はホワイトデー
再掲ですが昔書いた、懐かしいミニ小説をアメンバー以外の方にもプレゼント。
(モデルは架空の人物です)
何でも大丈夫という方だけ。③と④の人だけ読んでね。
①、②(萌えのない方々)の人は今日はここでお帰りください。せっかく来て頂いたのにスイマセン
クレームは受付けませんよぉ（笑）
アメンバーの人は既出なのでつまらないかもしれないけど
ではどうぞ
o,+:｡☆.*・+｡o,+:｡☆.*・+｡o,+:｡☆.*・+｡
「太陽と月」
夜の柔らかい闇が深くなっていく。
高層マンションの窓から見える高速道路の夜景をじっと見つめている。
ベッドで隣に横たわるあなたは静かに寝息をたてている。
私がどんなにあなたを好きか、きっとあなたには分からない。
柔らかい髪。
長いまつ毛。
スッと透った可愛らしい鼻。
ぷっくりとした唇。
そっと口づけてみる。
よく寝ているあなたは全然起きない。
そうよね。
3回もしてしまったもの。
しかもかなり激しかった。
首筋のホクロ。
細いのに凄い筋肉の腕。
細くて長い指。
指にもそっと口づけてみる。
この指で私に触れて、求めて、導いてくれたのね。
白くて少し青白く透き通った肌。
固い胸。
私より細いんじゃないかと思う腰。
私と繋がってた。
あんなにも熱く。
私を欲しているのだと思うと更に燃える。
何度も何度も。
長い脚。
腰も脚も見た目の筋肉に反するようにボロボロなのかな。
ねぇ…
私はあなたの身体も大好きだけど。
あなたの考え方。
妥協しない強さ。
周りに対する優しさ。
まだ、ちょっぴり子供なとこ。
切なくて
全部、全部、大好きなのよ。
「愛してる」
未来を見つめると
一生、言えないかな。
涙が出るほど好き。
何もかも捨ててあなたといたくなる。
気がおかしくなりそうなほど好き。
なのに人の気も知らず、スヤスヤ寝てるのね。
窓の外に小さく月が見える。
私は月。
太陽の様なあなたに照らされてやっと光れる…
弱々しくあなたに寄り添う月。
。。。。。。
外が白んできた。
朝の匂いがする。
俺の隣であなたが寝ているなんて、今でも信じられない。
俺の前ではクールにしようと思ってるのに、やる事なす事バレバレで可愛らしくてたまらないよ。
髪の毛から俺と同じシャンプーの匂いがする。
閉じた目と柔らかいまつ毛。
何度もキスを夢見た唇。
そっとキスしてみる。
「うー…ん」
俺の方に向き直って小さくまるくなったあなた。
滑らかな肌。
何度もこの胸に顔をうずめた。
柔らかく俺を包んでくれる。
可愛らしい2つのぬくもり。
キスしたいな。
ちょっと向きを変えて…
キス
そう、この胸大好き。
腰からのラインが俺をおかしくさせる。
抱きたくて抱きたくて切なくなる。
俺がこんなにあなたを好きだなんて知らないんだろうな。
俺はまだまだ子供で、頼りなくて、あなたの周りにいる男の中では多分1番情けない。
でも…
気持ちなら絶対に負けない。
誰よりもあなたを好きなんだよ。
あなたの声。
無邪気な笑顔。
ブレないところ。
自分のことよりも他人のことを優先させる優しさ。
隠そうとしてるけど、俺にはバレてる。
ずっとあなただけを見てるんだ。
気付かないはずないだろ？
でも
あなたは俺が狂いそうなくらい好きだってことは知らない。
愛してる。
俺が言っても、少し困ったように笑うだけ。
あなたにとって俺ってそのくらいのもんなのかな。
好きで好きでおかしくなりそうだ。
朝日が差し込んできた。
あなたは俺の太陽。
あなたがいるから心強く生きていける。
あなたの暖かい光を浴びて息ができるんだ。
おい！
分かってんのか？
可愛いな、ちくしょう！
悔しいからもう1回起こしてしちゃお。
いっぱいキスしちゃえ。
「うーん、なに？眠いのに。ちょっと待ってよ」
「ダメ！可愛いからお仕置き！」
…太陽と月が合わさっていく。
o,+:｡☆.*・+｡o,+:｡☆.*・+｡o,+:｡☆.*・+｡
ここまで読んでくれたアメンバーさん、久しぶりだったのでは？
ホントはね昨年のホワイトデーにupした「white day white」にしようと思ったんだけど…
あの話、私は大好きなんだけどかなりベタなので（笑）止めました。
コメ返「ゆづの目ヂカラにヤラれまくり」まで終わってます。
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