忘れたくないこと | 難病とは

難病とは

5年後に寝たきりになると宣告を受けた娘の難病が食事を変える事で治癒しました。
この経験を生かし、難病克服支援センターとして、難病を克服するサポートをしております。

難病克服支援センター
https://kokufuku.jp/

困難を乗り越えるために大切なことって何?って聞かれたら

何となくすぐに出てくる言葉は「努力」なのかなと。

でも、本当は違うんですよね。

いや、私の場合は違いました。

娘との闘病、苦しい苦難を乗り越えて振り返った時

一番大切なことは「素直」でした。

もちろん、努力もしました。

毎日、泣きそうになりながら、むちゃくちゃ努力もしました。

ただ、いくら努力をしても自分一人の力なら、何をどう頑張っても1馬力にしかならないのです。

しかし、娘が完治してから、振り返ってみると自分だけの力ではなく、たくさんの人の力添えや思いやり、ありがたい配慮が支えとなり治癒へと運んでくれたのでした。

それらの力を得られたのは、どんな辛い、厳しい状況でも、必死さゆえに「素直」な気持ちでいられたからだと思っています。

人って追い込まれると、素直になれるんだなと。

そうでない人もいるかもしれませんが、私の場合は、そうでした。

治してあげたい気持ちが強かったからこそ、強がることやプライドもなく、誰に対しても「素直」な心でいられたのだと思います。

それが周囲の人に伝わり、人として「助けてあげたい」と思っていただけたのかなと思います。


昨日、元相談者さんとお会いしました。

小学生のお子さんが若年性皮膚筋炎と間質性肺炎となり、それを克服されたお母さんです。

5年前に相談に来られた時

素直に「息子を助けたい、力を貸してほしい」そんな姿を今でも思えています。

思わず「治るよ、大丈夫よ」と言ったことも覚えています。

その日から1年半で断薬し、その後は症状もなく検査結果も良くなり、無事に元気に中学生になりました。

昨日、お会いした時に、その子がもう中学3年生で元気にスポーツを続けていることを聞きました。

5年前、最初に相談に来られた時のことを思い出し、このお母さんも同じだったなと。

多くの人の力や思いを集めて、それを治癒への力に変えたのだと思います。

なぜ、それが出来たのかは、「素直」な気持ちが周囲の人の心を動かしたのだと思います。

久しぶりにお会いして、晴れやかなお顔とお話が聞けて本当に嬉しかったです。

そして、忘れかけてたことを思い出させてくれて「ありがとう」です。

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