鮮魚らーめん 五ノ神水産 @千代田区神田多町 ~「らーめん銀だら搾り」 | としくんの「ぶらぶラーメン日記」

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2015年1月29日(木)

鮮魚らーめん
五ノ神水産

【注文】らーめん銀だら搾り
【価格】780円


出張帰りに今更ながらの初訪問。
10時40分にまだひっそり無人の店先を確認し、近くで余裕のお茶。
戻ってみたら先待ち9名様ですからねえ、自分の甘さをプチ後悔。


5分ほど遅れて開店。
この時点のシャッターズは12名、その後数分で満席外待ち発生の人気店です。
店内には煮干とは異なる魚の香りが充満。
青梅・小作の「いつ樹」の麺箱が目に留まり、このブランドが同店の系列であることを思い出します。


初めてでもあり、デフォらしき標題を。



しばらくして登場したらーめんにも、「いつ樹」で見たのと同じ独特な三角メンマが。


スープかなりのドロンジョで、表層には早くも油膜が出来つつあります。


ひと口目から銀だらワールド全開。
出汁と言うより、銀だらの身をそのままジューサーにかけたと思うほどのインパクト。
濃密でクリーミーな仕様で、かなり強めの鶏白湯が合わされてると確信して食べ切りましたが、情報によると鶏は案外少量らしいですね。
鮮魚の負の部分を、良く抑えているバランスと感じます。
それでも銀だら特有の脂とひた押しの鮮魚感は、好みがハッキリと分かれる所でしょう。
私個人的には、後半からかなり重たく感じました。


いつ樹製の中細やや太めなストレート。
茹で加減はやや硬め、程よいコシとモチモチ感。
スープの絡みは抜群。
麺量は140gとのこと。


悪くはないんですけどね、銀だらに押されて今イチ印象が薄い感じでしょうか。
サイズ、食感的にもう一段の存在感があると、バランスが良くなりそうです。


は2種の鶏チャーシュー、メンマ、岩海苔、葱

鶏を使ったチャーシューが2種類。
まずはモモ肉を軟らかく煮込んだもの。
甘辛い味付けが良いアクセントになってます。


一方はムネ肉あたりの低温調理と思われますが、薄っぺらなこともあって存在感は希薄。


「いつ樹」系ならではの三角メンマが2個。
初めて食べた時にはそのサイズと硬めな食感に少々違和感も有ったものですが、今は多様なキャラのメンマに馴れたので、面白いアクセントに思えます。
幾分軟らかめになりましたかね。

ざく切りのは銀だらの脂を程よく緩和。
上からパラリの岩海苔は、量的に今イチ効果に乏しいです。


これだけの鮮魚感を出しながら、良くぞラーメンとしてのバランスを保ってるとの感覚。
逆に、ここまで突出させる必要が有るのかという思い。
両者が入り乱れながらの完食、スープは半分ほどお残ししました。
いずれにしてもオンリーワンを突き詰めた一杯だと思います。


店を出てからしばらく、口の中を支配するのはやや負の部分の鮮魚感。
この後味は、やや苦手意識を引きずるカタチになったかも。

コアなファンが多いのは事実です。

ご馳走さまでした~


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