豚骨一燈 @江戸川区(小岩)~「限定☆しびしおラーメン」 | としくんの「ぶらぶラーメン日記」

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豚骨一燈

【注文】限定☆しびしおラーメン
【価格】780円

[訪問日時] 2015.4.20(月) 夜開店前
[店内状況] 開店待ち1番目、後客8名
[注文方法] 券売機にて
[味] 鶏魚介清湯/塩
[麺] 細麺(150g)
[具] 鶏チャーシュー3、ほうれん草、海苔、白髪葱


★このメニューは既に終了しています。


「ラーメン燈郎」からの連食です。

悪天候の特例措置で「ラーメン燈郎」さんを予定より早くクリアし、Jさんの車に乗せていただき向かった先はこちら。


福原店長の限定麺が今日で最終日なんですよ。


夜開店の数分前に店前に着きますが、流石にこの風雨の中でシャッターズは見当たりません。
定刻開店時には我々2名のみ。
流石に今晩は出足がやや遅いようです。



因みにJさんは本日一燈グループ3店巡りの二巡目、都合5店舗目らしいです(驚)
この限定メニューは昼間食べてるし、もう麺は良いからと、掟破りの月替わりご飯を単品注文。
福原店主も流石に大笑いでウェルカム。



スープは黄金色に澄んだシャバ清湯で、鶏ベースにシビ節を合わせたもの。
シビ節とはマグロ節の関西での呼び方らしく、故郷への思いが強い福原店主ならではのネーミング。
元来酸味が強く、今回はしっかりした鶏と合わせることでその突出を抑え、両者の旨みとほのかな酸味を狙っているとのこと。
実際に飲んでみると言われるほどの酸味は感じず、むしろ癖のないクリアな魚介出汁ですよ。
塩ダレに仕込まれた他の節系や昆布が複雑な奥行きを深め、良いバランスに仕上がってると思います。


は自家製の細ストレートで、全粒粉配合のもの。
低加水の細麺ならではのザクザク感が歯に心地良く、歯切れも言うことなし。
小麦を食べてるなあ、という実感に浸れます。
最近は加水高めなモッチリ麺が復権しつつあり、私自身もそちらに傾きつつありますが、このタイプの麺を久々に美味しいと感じました。
麺量は150gとのこと。


は鶏チャーシュー、ほうれん草、海苔、白髪葱の構成。

鶏チャーシューはムネ肉の低温調理タイプ。
ブラックペッパーをまぶした周囲はややしっかりめ。
中は程よいレア食感でしっとりジューシー、鶏の旨みタップリの逸品です。



ほうれん草が効いてますね。
このスープとの相性抜群で、倍ぐらい欲しいと感じたほど。


最初に「シビ節」と聞いた時に何となく語感イメージに惹かれなかったため、最後まで未食で引っ張ってしまいましたが、最終日にいただけて良かったです。
まぐろ感も酸味もほとんど感じることなく、癖なく飲みやすい上品な和出汁。

ただ裏を返せば、わざわざシビ節を使った特徴が余り出てないとも言え、面白味にはちょっと欠けるかなとも思ってしまいました。
これが「鶏と魚介の塩ラーメン」みたいなネーミングなら拍手ものなんですが。
スープも美味しく、麺も具もかなり好みのものでしたが、その点があと一歩突き抜けた採点を邪魔してるような気がします。

福原店長、屁理屈野郎でごめんなさいね。
十分美味しかったですよ。

ご馳走さまでした~