ラーメン燈郎 @葛飾区(新小岩)~「限定☆カニ塩ラーメン」 | としくんの「ぶらぶラーメン日記」

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2015年420日(月)


ラーメン  燈郎


【注文】限定☆カニ塩ラーメン
【価格】780円

[訪問日時] 2015.4.20(月) 17:05
[店内状況] 夜開店待ち1番目、後客多数
[注文方法] 券売機にて
[味] 鶏魚介清湯/塩
[麺] 細麺(150g)
[具] 匠美鶏コンフィ2、春菊、海苔、白髪葱、桜花


★このメニューは既に終了しています。


本日2回目の燈郎。
昼にはダブル限定の片割れ「佐久間式 鮭のベジポタラーメン」をいただきました。

それから5時間半後、降り始めた雨の中ポールを獲得。
直後に昼もご一緒したあの方が2番手に登場・・・聞けば昼に一燈グループの3店で限定を総ナメにした挙句の本日二巡目とのこと。
凄い人がいるものです(笑)
狙いは今週夜提供の限定。


傘が折れそうなほど春の嵐が強まる中、荒井神様の救いの英断によって17時半に店内待ちが許されます。
更に店内がほぼ飽和状態になった時点で、悪天候特別措置として前倒し提供となりました。


スープを小鍋で加熱しだすと、店内にカニのカホリが充満します。
ライトな豚骨ベースにカニ満開のシャバ清湯。
荒井店長によれば、鰹・鯖・煮干し・昆布・浅利・牡蠣の煮節を入れて複雑性の高いバランス型にシフトしたとのこと。
結果カニ感は少し控えめになったと仰いますが、冗談じゃないですよ・・・蟹感たっぷり満載じゃないですか。
豚骨は下支えに徹し、他の魚介は各々を感知し得ませんが確かに重厚感を高めてます。
醤油?と思うような色合いですが、3種の拘りのブレンド塩が全体を円やかにまとめ上げてますね。
これは美味しいですよ。


は自家製の細ストレートで、茹で時間30秒の硬め仕上げ。
やや低加水でしっかりした麺ですが、パツパツとまでは行かない程度。
歯にそこそこの抵抗感、小麦の密度の濃さを感じながら、案外モチ~と絡みついてくる側面も持ち合わせています。
このスープとの相性はかなり良さげ。
麺量は150gとのこと。


は匠美鶏コンフィをメインに、春菊、海苔、白髪葱、桜花。

鶏のコンフィはかなり好みの部類。
レア食感も旨みの凝縮度も、巷に溢れる低温調理品よりかなり高いレベルに仕上がってます。
これが2枚。


案内にあった菜の花は、春菊に変更されています。
当初この限定は4月前半のリリースを目論んでいたのがずれたらしく、菜の花が手に入らなくなったとの裏事情があるとのこと。
ところがこの春菊がこのスープに良く合い、立派に代役以上の存在感。



当店では出塚さんによる「でづのかにやん」や今年に入っての「カニ味噌ラーメン」など、秀逸なカニ出汁をいただいてきましたが、今回の限定もそれらに勝るとも劣らない美味しさ。
カニ感をビンビンに残したまま、複雑性と重厚感を両立させたバランスは、荒井店主ならではの渾身の一撃と言えるでしょう。
後半の醤油も逃せませんね。

ご馳走さまでした~


ラーメン燈郎
東京都葛飾区東新小岩1-1-1 トラスト新小岩101

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