麺組 @岩沼市中央 ~「味噌らーめん」 | としくんの「ぶらぶラーメン日記」

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岩沼市(岩沼)


【注文】 味噌らーめん
【価格】 800円

[訪問日時] 2015.9.12(土) 開店前
[店内状況] 開店待ち7番目、後客多数
[注文方法] 券売機にて
[味] 豚骨+魚介/清湯/味噌
[麺] 中太縮れ麺(150g位)
[具] チャーシュー、炒め野菜、刻み葱、すりゴマ、(別)辛味噌



店内連食です。


「作るタイミングでお声かけ下さい」と、一杯目の醤油を運んでくれた女性スタッフ。
そう、おしながきの醤油と味噌におすすめ★マークが付いてるのを見て、我慢できずに連食を決意。
約35名のシャッターズに気が引けますが、今度いつ来れるか分かりませんし・・・。



一杯目が中盤に差し掛かるあたりで作成をお願いしますが、当店のリズムを考えるとタイミングが遅かったですね~
一杯目を完食してから10分ほど、店内待ちの方々の刺すような視線を感じて辛かったです。

別添えの辛味噌と共に到着した味噌らーめん。
これが炒め野菜の乗った札幌風で、ニンニク交じりの香ばしい匂いが立ち上ります。
一杯目の繊細な醤油と同じお店とは思えない一杯に、俄然テンションが上がります。




スープ
このスープが絶品なんです。
表面に厚めのラードで熱々。
案外シャバくてあっさりめのスープにラードがコクとパンチを与える、札幌系王道の味噌ですね。
豚骨主体と思われる動物系がしっかりと支え、魚介がフワッと香ります。
鍋で煽った野菜の甘味とニンニクの香ばしさが、スープにしっかり溶けてますね。
味噌は決してガツンと押してくるタイプではなく、円やかながらハッキリと君臨
更には振りかけられたすりゴマのアクセント。
複雑な旨味と風味がバランス良く駆け巡りますよ。
かなり感動の旨さです。




自家製の黄色っぽい中太縮れ麺で、札幌でお見かけするタイプよりひと回り太い感じ。
茹で加減はやや硬めのジャスト。
プリップリで強めのコシと弾力性、そしてモッチリ感。
かなり強い麺ですが、スープの絡みも良いですね。
麺量は150gほどでしょう。




ラインナップは上記の通り。

炒め煮の野菜はもやし中心に玉ねぎ、ニンジン。
クタッとなる直前の火入れ加減で、シャキシャキ感も残って悪くありません。
仄かなニンニク風味が良いですね~



チャーシューはロース系の小さめな角切りが一片。
何だ小さいな~と思いながら何気なく食べて、その旨さに驚きました。
ローストしたものを、直前に炭で炙ったものでしょうか。
炭火焼の焼豚のような超香ばしさは、ラーメン屋さんでは初体験。
肉の旨味もたっぷり封じ込めてますね。
これが増せるものなら、幾つでも食べた逸品です。



他には刻み葱すりゴマ。
別皿に味変用の辛味噌?が付いて来ますが、残念ながら私には無用の長物でした。



■ 感想など
味噌ラーメンは好きですが、突き抜けるほどのスコアになりにくいのも個人的事実。
その中にあって、この味噌らーめんは経験上何本かの指に入るものです。
少し前に札幌で「麺屋 彩未」の味噌に感動しましたが、タイプ的には割りと良く似た感覚。
感動は今回のほうが上回った印象です。
ちょっと隠れた味噌の名店と言っても差し支えないでしょう。

聞くところによると、当店の流れを汲む「麺匠 玄龍」の味噌も絶品とのこと。
いやあ、次はいつ仙台に来れるかな~

麺組さん、思い切って連食してみて良かったです^^
長々とお待ちいただいた後客の皆さん、大変申し訳ございませんでした m(__)m

ご馳走さまでした。