煮干し中華そば 一燈 @葛飾区 ~「特製濃厚煮干しつけ麺」 | としくんの「ぶらぶラーメン日記」

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2015年 10月 16日(金)


煮干し中華そば  一燈


【注文】特製濃厚煮干しつけ麺
【価格】 1000円(特製170円含む)

[訪問日時] 2015.10.16(金) 18:50
[店内状況] 満待ち約20名、後客多数
[注文方法] 券売機にて
[味] 鶏+煮干/白湯/醤油
[麺] 太麺(200g)
[具] (麺)チャーシュー、味玉、(汁)メンマ、三つ葉、刻み玉ねぎ



新店オープンおめでとうございます!

本日またまた一燈の新店がオープンということで、会社帰りにお邪魔。
一度店前に来ると流石に外待ち約10名ですか…でも大方想定内ですね。
一旦近くのコンビニで形ばかりのお祝いを買って戻ってみると、何と5分の間に列が倍に膨れ上がってますよ~(汗)
ちょっとブルーになってる自分の顔を覗き込む後客が…と思ったら、麺友Kさんでした。
まあ、神様の悪戯でKさんと前後になれたと言うことで(笑)



何だかんだで着席したのは50分後。
食券購入時にスタッフさんに「あっさり淡麗煮干しつけ麺」と、追加トッピの「メレンゲ」のセットがオススメと言われます。
でも今日は店内連食が禁止されてるので、今後のことも考えて一番重たそうなメニューを1つ食べておこうと標題を選択。



店内はカウンター8席テーブル4卓で、厨房もカウンター内から奥にかけて広々としてます。
一燈のお店で最大でしょう。
初日でもあり、坂本総帥も慌ただしく働いてますね。
その坂本さんの手によって配膳となります。



麺と麺上の具
断面が四角い自家製のストレート太麺
胚芽配合らしく、そのまま食べると小麦の風味がふわりと。
綺麗に整えられた麺肌の瑞々しさ、強めのコシからのモッチリ感
最近「つけ麺 一燈」はじめ一燈系のつけ麺を結構食べてますが、どれも似通った美味しさと安定感をもたらしてくれますね。
店による微妙な違いは、はっきり言って素人にはほとんど分かりませんです。
麺量は200gとのこと。





麺上にはバラチャーシューが4枚~5枚。
旨味が凝縮されたローストタイプですが、1枚1枚はちょっと薄くて寂しげ。
敢えて比較すると、「つけ麺 一燈」のバラチャーのほうが食べ応えがあります。
味玉は一燈系には珍しくそこそこ硬めの半熟具合で、甘めの味付けと共に個人的に好みの部類です。





つけ汁と具
軽いニボグレ―で粘度もライトミドルなレベル。
メニュー名に違わず煮干ガツン系の濃厚タイプですが、鶏主体の白湯が早目に前面に登場し、全体を円やかマイルドにまとめて行きます
鶏も結構強めに出てますね。。。仄かな甘みも感じます。
例えて言えば、本店「麺屋 一燈」の濃厚鶏白湯に煮干を大量に入れ、甘味を抑えたようなイメージ。



なるほど、こう来ましたか。
同じ新店「つけ麺 一燈」の「極濃厚煮干しラーメン 」のような、マニアックな側面は敢えて排除した方向性。
「ご家族連れにもゆっくり楽しんでいただける一燈」のコンセプト通り、万人受けを念頭に置いたチューニングと言えそうです。



つけ汁を浚うと角材タイプのしっかりメンマが2本。
刻み玉ねぎは少量で、ニボ感の強さとバランスを取っているかのようですが、それにしてももう少し欲しいかな。



実食、スープ割り
麺をズバズバ~ッとすする度に、鶏白湯に包まれて尖りのない煮干の風味が絡んで来ます。
美味しいですね。
強い主張ではありませんが、煮干の旨味や苦味は十分。
万人受けと言っても、ハードルを上げ過ぎない限り、ニボファンでも物足りなさは感じないでしょう。



スープ割りは卓上備え付けのポットから、あっさり魚介出汁をセルフで。
この魚介に誘発されて、中和されてたニボ感がブワッと蘇ってくるようです。
一燈系のスープ割り、結構好きですよ。





■ 感想など
広々として真っ新快適な店内でゆったりと食事をする感覚、今までの一燈系にはなかったイメージ。
但しこのお店、道路に面した窓ガラスの大きさもグループ随一。
今は祝い花で隠れてますが、昼間長蛇の列の視線をモロに浴びながらゆったりは出来ないですよね(笑)
「ご家族連れにもゆっくり楽しんでいただける一燈」がどのように定着していくのか、かなり興味のあるところです。

ところで、RDB出足のレポでは、月替わりの限定「あっさり淡麗鶏つけ麺」の評価が超高いですね。
同席したKさんもそれを食べられてましたが、終始旨い旨いを連発。
あの巣鴨の名店の上を行くと仰ってましたからね…今月中にもう一度、それを食べないとなりません。

ご馳走さまでした~