らー麺 N @市川市 ~「極N麺 (塩)」 | としくんの「ぶらぶラーメン日記」

としくんの「ぶらぶラーメン日記」

ラーメンブログのみ公開中です。

らー麺  N


【注文】極N麺(塩)
【価格】 980円(全部入り300円含む)

[訪問日時] 2015年12月下旬(平日) 11:35
[店内状況] 先客1名、後客2名
[注文方法] 券売機にて
[味] 鶏/清湯/塩
[麺] 中細麺(150g弱位)
[具] チャーシュー、ワンタン、味玉、メンマ、小松菜、海苔、刻み葱



たまには地元でもBMを消化しないと。
らーめん天神下 大喜ご出身の新店で気になってたものの、ついつい後回しになってました。
店外掲示をチェックすると、「極N麺」「N麺」の説明書きが有ります。
前者は具沢山な特製仕様、後者は麺量2/3でワンタン1個と半味玉プラスのミニ特製とか。


基本メニューは醤油と塩のらー麺で、トッピングのアレンジで変化を付けてるんですね。
N麺は連食の時に使えそうです。



入口すぐのミニ券売機で標題をプッシュ。
ひとつひとつの作業が丁寧な店主さん、仕上げにしっかりとスープの味見も怠りませんね。
5分ほどで豪勢な一杯が登場となります。
スープを飲むにも麺を啜るにも、まずは具材を脇に除けないと(笑)



スープ
薄い黄金色の淡麗清湯から、フワッと鶏が香り立ちます。
ひと口啜ってみて・・・あれ!?
スープが温いので、より深くレンゲを入れて確かめても、温度はやはり低め。
店主さんが直前に味見してたので、これは意図的な温度管理ですかね。イヤイヤ
でも低めの温度も手伝ってか、強い鶏の旨味がストレートに押して来て、これは美味しいスープです。
魚介の風味は感知できないので、使ってたとしても極々僅か。
塩ダレは円やかで穏やかな塩梅、無化調故にキレに乏しい感じもしますが、数口飲む内には全く気にならなくなります。
もう少しでも熱い状態で味わえたら更に美味しいのにと、そこだけ残念。




菅野製麺所製の中細、やや太めのストレートタイプ。
茹で加減はやや硬めで、加水高めの典型的なツルシコモッチリな食感。
麺としては美味しいものの、塩気穏やかな鶏スープの拾い上げは今ひとつに感じてしまったかな。
麺量は150gかやや少ない程度ですが、このメニューは具量がハンパ無いので物足りなさは些かも感じません。





チャーシュー3枚、ワンタン3個、味玉、メンマ、小松菜、海苔、刻み葱と、十分過ぎる位のフルスペック。



チャーシューは大きめ厚めなバラロールで、歯要らずホロトロの軟らかさ。
薄めの味付けでスープとも馴染み、旨味もしっかり。



ワンタンは「八雲」を想起させるような肉餡ぎっちりタイプ。
仄かに生姜が香り、染みたスープに流れ出る肉汁が旨いこと!



味玉はジャストな半熟具合で、思わずホッコリするような甘味。
シャキッと歯応えが心地好い小松菜の茎も、シニョコリなメンマも、材はどれもレベルが高く、丁寧に作り込まれた感が伝わってくるものです。




■ 感想など
スープも麺もそれなりに美味しかったですが、それ以上に具の質量とコスパのインパクトが印象的な一杯。
この具材の内容で1000円を切ってくるのは素晴らしいですね。
チャーシュー1個、ワンタン3個、味玉追加で300円は妥当と思えますが、元々のデフォ麺がチャーシュー2枚入りで680円なのには頭が下がります。

但し具量が多いので、どうしてもスープ温度に影響するんでしょう。
このメニューならではの悩みかも知れません。
この辺りが改善されれば、ポイント的にも大きく違ってくるように思います。

ご馳走さまでした~