つくば市
【注文】醤油そば
【価格】 800円
[訪問時期] 2016年2月上旬（休日） 昼
[店内状況] 満待ち6番目、後客約10名
[注文方法] 券売機にて
[味] 鶏/清湯/醤油
[麺] 中細麺（150g位）
[具] チャーシュー、鶏チャーシュー、穂先メンマ、白髪葱、刻み青葱
「麺や 蒼 AOI」からの連食です。
至福の一杯をいただいた後、いろいろあって麺友さんと向かったのが此方。
到着が12:40でしたからちょうどピークタイムでしょうか、25分ほど待ってテーブル席に着席。
つくばの名店の中では比較的混雑が緩い印象でしたが、開店から半年たって客足も順調に伸びてる様子。
今日は未食の醤油清湯を選択、チャーシューは「バラ、ロース、低温、鶏」の中からロースをお願いします。
■ スープ
諸兄が仰る通り濃いめの色ほどには醤油は立っておらず、出汁とのバランスが良い清湯。
鶏ベースのスープと鶏油が相俟って、ジュワッと広がる鶏の旨味が先行しますが、奥に複雑な下支えがあるような独特の出汁感。
特に魚介感は感じないのですが、乾物系や野菜の配合の妙で素晴らしいスープに仕上げてますね。
やや強めの醤油は適度な甘味を纏い、円やかさとキレの良さを兼ね備えた印象。
他店では味わったことのないスープに、ぐいぐいと引き込まれますよ。
■ 麺
自家製の中細、やや細めなストレート。
ツルッとした麺肌で箸先からスルリと落ちていきそうなのに、芳醇なスープを良く拾い上げますね。
強めのコシ、ややモッチリしながら最後まで弾力性を失いません。
スープとの相性も上々。
麺量は150g程度でしょうか。
■ 具
チャーシュー、鶏チャーシュー、穂先メンマ、白髪葱、刻み青葱。
チャーシューは上述の通り4種からの選択で、今回はロースを希望しました。
ローストタイプの表面を香ばしく炙ったものが2枚で、薄甘辛な下味も旨味の封じ込め度合いも好みの部類。
小さめですが、軟らかい鶏チャーシューが付け合せられてます。
2本の穂先メンマはかなり太めで食べ応えがあり、穂先のシニョ感と根元のコリ感が対照的。
■ 感想など
どこか懐かしさも感じつつ、あれ？どこか普通の醤油と違うな･･･とどんどん虜になっていくようなスープ。
店主さん、こういうオンリーワンなチューニングは天才的ですからね。
ネーミング的には変哲ないレギュラーメニューであっても、必ず当店ならではのひと手間や細工が仕込まれてます。
しかもそのスペックも常に進化を重ねてるようで、本店同様にレギュラーをいただきに来るのが楽しみなお店です。
ご馳走さまでした～
