らぁ麺屋 飯田商店 @湯河原町 ~「醤油わんたん麺」 | としくんの「ぶらぶラーメン日記」

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らぁ麺屋  飯田商店
湯河原町(湯河原)


【注文】 醤油わんたん麺
【価格】 900円(わんたん150円含む

[訪問時期] 2016年2月下旬(平日) 昼
[注文方法] 券売機にて
[出汁] 鶏/清湯
[味] 醤油
[麺] 平打ち中細麺(150g位)
[具] チャーシュー、チャーシュー、わんたん、メンマ、三つ葉



出張の出発を早めて、憧れの飯田商店に初詣。
湯河原駅からスマホ片手にテクテク10分弱、10時過ぎの店前は無人と思ったら整理券方式ですと。
整理券配布は8時、9時、10時、10時半とのことで、既に5名が整理券を受け取ったと書いてありますよ。




10時半まで待って受け取りますが、再集合の10時50分までそのまま待つ他に選択肢は無いですね(^^;
開店前には約20名のシャッターズ。




湯河原はちょうど梅が満開らしいですが、この日は寒風ですっかり身体が冷えたのでラーメンを選択。
15分ほどでご対麺となります。




スープ
鼻腔をブワッとくすぐる鶏油に続いて、スープにも鶏が溢れてますね。
つい先日茨城で軍鶏×軍鶏の力強いスープを味わいましたが、それを上回る出汁感ですよ。
すぐに芳醇な醤油が覆い被さろうとしますが、鶏も譲らず互角のまま至福の余韻へと
いやあ、両者のせめぎ合いがもたらすこのふくよかさ、円やかさ、そして分厚い旨味と言ったら!
素晴らしいスープに、マジでレンゲが止まりません。




自家製の平打ち中細ストレート。
中加水~若干高めのしなやかなタイプで、口当たり喉越しが素晴らしいです。
麺キャラを上手く引き出すために、茹で加減は敢えてそれほど硬めにしていないようです
スープの絡みは上々。
麺量は標準的な150g程度でしょう。




チャーシュー、鶏チャーシュー、鶏わんたん、メンマ、三つ葉。

ロース系のレアチャーは、色が変わった頃合いの食感と肉汁ジュワ~を楽しみます。
鶏ムネ肉の低温調理も、染みたスープと一体になった旨味が堪らないもの。
メンマのコリコリ感も味付けも好みど真ん中だし、やや強めの醤油に三つ葉の爽やかな苦味が際立ちます。




素晴らしい具の中で、個人的に今イチだったのが3個載ったんたん
テルテル坊主型の丸々太った肉に期待が高まりましたが、フニャッとした鶏ミンチからは旨味も余り感じませんでした。



■ 感想など
わんたんが個人的嗜好から外れたのが残念ですが、それでも大台献上の素晴らしい一杯。
湯河原の住宅街という立地ながら県内外からのファンを集め、整理券方式まで導入している様が納得できますね。
やや強めの醤油とふくよかな鶏、ダブルキャストが相互にリスペクトしながら醸し出すハーモニー。
その余韻に酔い痴れてるところに、次の丼が届けられるのでした。

続く。



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