麺処 夏海 @北区(赤羽)~「限定☆真鯛あさりらぁ麺~春の海~ +ミニ鯛丼」 | としくんの「ぶらぶラーメン日記」

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麺処 夏海
北区(赤羽


【注文】限定☆真鯛あさりらぁ麺~春の海~
【価格】 880円

[訪問時期] 2016年3月下旬(平日) 昼
[注文方法] 券売機にて
[出汁] 鯛+あさり/清湯
[味] 塩
[麺] 中細麺(150g位)
[具] チャーシュー、鶏チャーシュー、穂先メンマ、菜の花、ぎばさ、刻み葱、糸唐辛子

[別注文] 限定飯 ミニ鯛丼(200円)



月に一度の夏海の限定は「真鯛とあさり」がテーマと聞いて、外出がてら早ランチにお邪魔しました。




開店少し前に到着して、何とか一巡目を確保。
店先の券売機で限定麺&限定飯の食券を求め、暫く待機の後に開店となります。
因みに開店時のシャッターズは17~18名ほど。




スープ
別々に仕込んだ宇和島産真鯛鮮魚と有明海産あさりを合わせたスープ。
出汁そのものも強めで、キレ系塩ダレに乗った潮の香りが素晴らしいですよ。
しかしこの一杯の真髄はむしろ油にあり、具を挟んで左右に振り分けられた鯛油とあさり油が別個の世界を醸し出してます。
鯛ワールドとあさりワールドを楽しむうちに至福のハーモニーに辿り着く仕掛けで、このアイディアをもって流行りの鮮魚系と一線を画してますね。
反面、前半に油をすくい過ぎると、後の出汁感がやや希薄に感じられてしまうかも。
塩ダレにも鯛やドライトマトの旨味を忍ばせるなど、当店らしい手抜きのない仕上げ。
こりゃ美味しいですわ。




心の味食品製の中細ストレート
「春よ来い」を使った特注麺とのことです。
しなやかさと歯応えとどちらも楽しむことが出来る中加水タイプ。
スープの絡みも上々です。
麺量は標準的な150g程度。




チャーシュー、鶏チャーシュー、穂先メンマ、菜の花、ぎばさ、刻み葱、糸唐辛子。

茨城産秀麗豚の肩ロースを使った肉厚レアチャーシューが絶品です。
ほど良く刺した脂身が蕩けるようで、食感も旨味ジュワ~もベストに近いもの。
大山鶏ムネ肉ののレア仕上げも、しっとりジューシーで〇。




春を感じさせる菜の花のお浸し、ぎばさ等、かなりスペシャル感も伝わります。
因みにぎばさはもずくとメカブの中間のような味わいで、副題の「春の海」の重要な構成要素でしょう。
結構しっかりした穂先メンマも好みのタイプ。




ミニ鯛丼
麺を食べ終わると、次の楽しみが本日の限定丼。
細かくカットした真鯛の刺身に刻んだ葱、大葉、炒りごまをパラリ。
薄め醤油味が付いてるので、そのまま食べても鯛の風味が引き立って美味しいですね~




半分ほど残してお約束の茶漬け
個人的にはやはりコチラがベストな〆ライスでした^^



■ 感想など
月イチ限定の日に相応しい、素晴らしい一杯でした。
真鯛の鮮魚を使ったラーメンは昨今のトレンドにもなりつつ有りますが、強めの貝出汁を合わせた上に2種類の油で風味を多層・多重化してるオリジナリティは、高く評価できると思います。
久々の訪問でしたが、今後はちょっと頻度を上げる必要がありますね。

ご馳走さまでした~