中華蕎麦 うゑず @山梨県昭和町 ~「特製つけめん(小)」 | としくんの「ぶらぶラーメン日記」

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中華蕎麦  うゑず
山梨県昭和町


【注文】 特製つけめん(小)
【価格】 980円(特製200円含む)

[訪問時期] 2016年4月上旬(平日) 昼
[注文方法] 券売機にて
[出汁] 豚骨+魚介/白湯
[味] 醤油
[麺] 太麺(220g)
[具] (麺)チャーシュー、(汁)味玉、メンマ、海苔、ナルト、刻み葱



ちょっとワープして念願のうゑずさんへ。
生憎の強い雨でもあり、甲府駅からタクって片道1600円。
11時半過ぎに着いてみると勿論満席で、一度店内で食券を買ってから外待ち5名に接続。




食券回収に出て来られた方、奥様なんでしょうか・・・山梨には奥様の実家があるとのことでしたが。
「どちらからいらしたんですか?」から始まって、しばし松戸話に花が咲いてしまいました。
さて、着席までは20分強。
富田さんが髪を伸ばした今、かつての富田さんっぽさを最も残した(笑)上江洲店主の目前で、その所作に釘付けになってる所につけめん登場となります。



麺と麺上の具
丹念にぬめりを取ってから氷水でキュッと締めて、綺麗に整えての盛り付け。
出て来た麺は瑞々しくも水切りは完璧で、風情はまるで「中華蕎麦 とみ田」ですね。
心の味粉を使った、自家製の全粒粉入りストレート太麺。
やや硬めな口当たりとしっかりしたコシ、噛むほどに増してくるモチモチ感がステキ。
麺量は小で220g、因みに並320gは50円増し、大420gは150円増しになります。




麺上には特製で増されたチャーシュー
バラロールを提供前にコンロで丹念に炙ったもので、これは本家でも味わったことのないタイプ。
表面カリッカリの香ばしさ、中は軟らかジューシーで素晴らしいですね。




つけ汁と具
つけ汁は丼の雰囲気含めて、本家とほとんど見分けがつきませんよ。
おそらくゲンコツ等豚主体の動物系に煮干、鯖節をぶつけた、王者のスペックを踏襲したものでしょう。
やや甘めで辛酸のバランス良く、魚粉の香りで香ばしく仕上げてありますね。
ひょっとしたら魚介感は若干抑えめにしてるかも?
まあ、私含めて素人に区別がつくようなものでなく、他の追随を許さぬあのつけ汁が当店で味わえると申し上げて間違いないでしょう。



なお、つけ汁中の具も味玉、メンマ、海苔、ナルト、刻み葱で、まるであちらと双子の兄弟なビジュアル。



実食、スープ割り
そんな訳ですから麺を汁に浸して啜る感覚も本家とほぼ変わらず、異なるのは周りの景色ぐらい。
動物と魚介がっぷり四つの濃厚なつけ汁の旨味が口一杯に溢れる中、咀嚼の度に麺からこぼれ出る小麦感も加わる三つ巴の風味。
完璧ですね。
氷水でキンキンに冷えた麺も220g程度なら、つけ汁の温度低下も気になりません。
麺を完食した時のつけ汁の残量からすると、本家よりやや緩めな濃度なのかも知れませんね。



最後の楽しみ、〆のスープ割り。
「瀬戸内煮干のあっさり魚介スープ」なんて表記も見覚えがありますよ。
好みに応じて刻みねぎ、刻み柚子を入れてくれるとのことです。



本家のように刻みチャーシューは無いんだ・・・と思ってたら、少量ですが端肉もチラホラ^^




■ 感想など
「日本一のつけそば」をインスパしながら、チャーシューにオリジナリティを感じる一杯。
このレベルのつけめんが昼時に20分程度の待ちで食べられるなんて、甲府(所在地は昭和町)の方が羨ましいですよ。

帰りに奥様がお茶缶を持たせてくれました。
帰路も当然タクるしかないので約4000円をかけた麺活でしたが、車中でそのお茶をいただきながら、充実感だけを噛み締めるワタクシでした。
またワープの機会を窺います。

ご馳走さまでした~




中華蕎麦うゑず
山梨県中巨摩郡昭和町清水新居59-1サンシャイン平岩103号

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