麺処 ほん田 @北区 ~「8周年記念限定☆濃厚昆布水の淡麗つけ麺(醤油)他」 | としくんの「ぶらぶラーメン日記」

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麺処 ほん田
北区(東十条


【注文】8周年記念限定☆濃厚昆布水の淡麗つけ麺(醤油)
【価格】 900円

[訪問時期] 2016年4月上旬(平日) 昼
[注文方法] 券売機にて
[出汁] 鶏+豚/清湯(+魚介昆布水)
[味] 醤油
[麺] 中太麺(220g)
[具] (麺)チャーシュー、鶏チャーシュー、小松菜、ライム、柚子皮、(汁)チャーシュー2種、メンマ、刻み葱、あさつき

[別注文] 【限定飯】国産豚バラの吊るし焼き丼(250円)

★このメニューは現在提供されていません。



4月8日、9日の両日開催された「麺処ほん田8周年イベント」、その初日にお邪魔しました。
各日200食とたっぷり用意されてるんですが、この日は昼過ぎから遠くにワープする予定があって一巡目確保が至上命題。
かなり早くから並んでしまい、1時間以上孤独なシャッター生活を過ごします。
それでも11時の開店時には約25名が列を成し、本田店主のご挨拶に続いて開店となります。
「本来2月に8周年を迎えましたが、僕が怠けてしまって・・・」なんてセリフも(笑)




限定麺は醤油・塩2種類ですが、シャッター中に店内から漏れ出す醤油の香りにメロメロになってたので前者を選択。
開店チョイ前に発表された限定丼ももちろんいっちゃいます。




麺と麺上の具
北海道産小麦「春よ恋」100%、心の味食品製のやや扁平な中太ストレート
しなやかですが張りがあって、水〆による強いコシからモッチリ変貌。
たっぷり浸った昆布水の風味に全く負けない小麦感が素晴らしいです。




その昆布水かつお、ホタテの貝柱、冬菇、真昆布、ガゴメ昆布からなる豪華バージョン。
粘度はそこそこながら、ネーミング通りのその旨味には驚きます。
ちょっと味付けすれば、これだけでも汁メニューとして十分成立しちゃうレベル。



麺丼には豚・鶏2種のチャーシューと小松菜のお浸し、更にライム、柚子皮の味変チームが花を添えます。
豚はこの日特別に用意されたバラ肉の吊るし焼きでしょう。
カウンターに背を向けて、この日のスペシャルゲスト「麺屋 翔」の大橋店主が、一生懸命カットしてたヤツ。
燻製にも似た香ばしさ、レア食感から滲み出る肉汁の旨さ、もう最高ですね。
これ後から見たらレギュラースペックでは無いようで、孤独なシャッターへのご褒美かも。。。
鶏のレアチャーからはトリュフオイルの高貴な香りがこぼれて、これもプレミアム感に満載ですよ。



後から分かったんですが、醤油と塩では麺の盛り付け方もトッピングの内容も変えてたらしいですね。
てんてこ舞いの筈の日にこの手の込みよう、拘りよう・・・感服しますよ。

つけ汁と具
丹波黒どりのガラに名古屋コーチン、那須御用鶏の丸鶏のブランド鶏軍団に、大量の豚を合わせた動物オンリーな清湯醤油ダレ。
ブワッと寄せる鶏をしっかり豚が支える仕様で、旨味とコクの分厚さもハンパナイ。
醤油も全国各地の7種をブレンドしたとのことで、キレ系ながら鶏と相俟った芳醇な風味の持続も素晴らしいですね。



汁中の具はチャーシュー2種、メンマ、刻み葱、そして彩りにあさつき
チャーシューの一方は麺上に載せられたバラ肉の吊るし焼き
もう一方は肩ロースの薄切りで、熱々のつけ汁で変色してますが此方もレア仕上げでしょう。
熱でやや歯応えを増したチャーシューもウマウマ!
シャキコリメンマもザク切りの葱も、つけ汁との相性良いですね。



実食、スープ割り
まずは昆布水だけで数口。
麺の味を噛み締めるてると、欲を言えば円やかな岩塩あたりでもう数口と思ってしまいます。
続いてつけ汁に浸すと、芳醇な鶏醤油に昆布水の魚介風味がフワッと混ざってきます。
漬け方によって鶏感と魚介感が微妙に異なるグラデーション。
昆布水の粘度がジャストなので、つけ汁と融和した一体感も神レベルですよ。
メッチャ旨いですね~
途中でライムや柚子を段階的に加えて、徐々に高まる爽やかさを楽しんだ挙句に、麺丼の昆布水をザバ~と空けてスープ割り
鶏と魚介昆布の究極のシナジーを堪能しました。



国産豚バラの吊るし焼き丼
ところで、サイドで注文した限定丼。
こちらはつけ麺にも付けられた超旨なレアバラ肉を5枚ほど載せ、特製のオニオンドレッシングをかけたもの
これ、旨過ぎでしょ。



因みにこの吊るし焼きチャーシュー、このイベント用に作ったところ本田店主が気に入りすぎて、既に従来の煮豚に代わってレギュラーメニューの「特製とチャーシュー増し」に載せられてる模様です。
どれだけ絶品だか分かりますよね~

■ 感想など
最後はご飯を少し残して割ったスープを投下し、〆の雑炊で大満足のフィニッシュ。



麺を昆布水に浸した所謂「らぁ麺屋 飯田商店」インスパながら、昆布水やつけ汁はじめスペックに拘りぬいて、見事にオリジナリティとプレミアム感を創出した傑作ですね。
8周年の記念すべきイベントに立ち会えて幸せでしたよ。

ほん田さん、8周年おめでとうございました。

ご馳走さまでした~