煮干しらぁめん 猫トラ亭 @大和市 ~「超煮干しらぁめん」 | としくんの「ぶらぶラーメン日記」

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煮干しらぁめん
猫トラ亭
大和市大和


【注文】 超煮干しらぁめん
【価格】 750円

[訪問時期] 2016年4月下旬(休日) 昼
[注文方法] 券売機にて
[出汁] 鶏豚+煮干/清湯
[味] 醤油
[麺] 中細麺(150g位)
[具] チャーシュー、メンマ、刻み葱



この日は夕方から横浜で飲み会。
その前に数ある神奈川の宿題エリアから大和を選んで、ガタンゴトン~駅からテクテク。
この辺りに来るのは高校生の時以来ですね~
13時20分の到着で満席外待ち4名に接続、因みに後客は10名程度。




約10分で着席後程なく、うっとりするような綺麗な麺顔とご対麺です。




スープ
「超煮干」とのネーミングからはイメージし難い半濁淡麗系で、煮干粉らしき微粒が見て取れます。
「スープの温度が低いと感じるかも」的な説明が有りますが、いやいや確り熱いスープ。



煮干主体の魚介がジュワッと口中に広がり、圧倒的な旨味の攻勢に続いて、心地好い苦味がじんわり後を引きます
ライトな動物出汁の支えで厚みも十二分。
節系を混ぜてるのか、もしくは焙乾煮干でも使っているのか…細かな仕様は分かりませんが、鰹っぽい風味も感じるバランス系で、決して煮干が強烈に突出するタイプではありません。
比較的穏やかなチューンで飲みやすく、旨味の凝縮を存分に味わえる素晴らしいスープだと思います。





全粒粉配合の中細ストレートで、地元近くの佐々木製麺製とのこと。
美しく整えられた姿には、神奈川を感じますね~
加水率中程度~若干低めな印象で、滑らかしなやかな口当たりと適度な歯応え
麺の特性を損なわぬよう、茹で加減は敢えてそう硬めにはしてないのかな。
確りと拾い上げたスープのニボ魚介感に、麺の風味が映えますね~
麺量は標準的な150g程度でしょうか。





チャーシュー、メンマ、刻み葱とシンプル。

肉厚ボリューミーなチャーシューは肩ロースの煮豚タイプ。
ホロッと軟らかくて定評通り美味しいんですが、今日のは若干パサつきを感じました。



個人的にはサクコリな極太メンマに嵌まりました。
筋を感じない硬軟のコントラストが素晴らしく、薄甘の味付けもスープとベストマッチ。



■ 感想など
「超煮干」のネーミングから苦味エグミのガツン!系を想像してましたが、どうやら真逆の意図が垣間見える一杯でしたね。
煮干の醸し出しは比較的穏やかながら、ピュアな旨味で溢れ返るようなスープ。
ネーミングとのギャップ云々とか、辛口に突っ込む気にはなれません。
過度に主張させなくても十分に煮干の良さを引き出せる的な、流行りのガツン系とは一線を画すッセージ性を感じます。
それが当店ならではの「超」のアプローチなんだと、認めざるを得ませんね。
食べに来た甲斐がありました。

ご馳走さまでした~