豚骨一燈 @江戸川区~「期間数量限定☆純鶏塩らぁ麺 清澄」 | としくんの「ぶらぶラーメン日記」

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豚骨一燈
江戸川区 (小岩)



【注文】 期間数量限純鶏塩らぁ麺 清澄
【価格】 780

[訪問日時] 2016年5月中旬(平日) 昼
[注文方法] 券売機にて
[味] 鶏/清湯/塩
[麺] 中細麺(150g)
[具] チャーシュー、鶏チャーシュー、メンマ、小松菜、刻み葱



5月14日(土)~5月29日(日)の間、昼夜各10食提供の限定。
「大山鶏と名古屋コーチンをバランス良くそしてふんだんに使いました。見た目とは裏腹に鶏の濃密な出汁を感じられます。」
このアナウンスに思い出すのは昨年10月の限定「俺の大和」、更に年末特別限定の「鶏プルスリー」。
福原店主の2つの鶏清湯塩、両方とも突き抜けの旨さでしたからね。



開店の15分程前に到着、ポールの方は良くお会いするブロガーのIIさんじゃないですか!
何でもこの限定麺を食べるのは今日が3回目だとか!
初回の試作品はかなり鶏が分厚い突き抜けの一杯で、提供開始後の2回目は同じスペックなのに試作品のような濃密な出汁感が得られず、今日は再確認のために訪れたとのこと。
いやいや、流石に気合いの入り方が違いますわ。

ラーメン談義をしてる内に、福ちゃんの演説タイム
「塩ダレを変えてみた」とか「塩ダレの量を2割ほど減らしたので、後半から鶏感がグーンと伸びる」だとか。
因みに開店時のシャッターズは8名。



ほどなく福ちゃんが最初の2杯をIIさんと私のところに届けてくれます。




スープ
大山鶏と純系名古屋コーチンのブレンドスープは、なるほどと唸るような鶏の旨味に満ちてます。
香り立つ鶏油がスープにコクを与えかなり分厚い仕上がり、これは美味しいですね~
でもちょっと待てよ。。。後半も鶏は期待ほどグーンとは伸びて来ないですね。
もとい、十分に伸びてるんだけど、前2作に比べるとやや大人しいかな~
一日だけの特別限定だった「鶏プルスリー」はコストの掛け方も違うでしょうが、その前に故郷奈良に思いを馳せた「俺の大和」の突き抜け感にもちょっと及ばない感じ。
ハードル上げ過ぎましたかね(笑)
完全無化調に控えめな塩ダレとの、福ちゃんらしいチャレンジには敬意を表します。




自家工場製のやや細めのストレートで、一燈らしい胚芽配合のもの。
しっかりと歯応えを伝えながら、啜り心地や喉越しにも配慮をした中加水タイプです。
麺量は標準的な150gとのこと。

最近は自ら麺打ちをすることが多い福ちゃん、これも?と尋ねたら「いや、ちょっと。。。」
どうやらご家庭で飛び切り幸せな出来事があって、麺打ちの時間は取れないとか \^^/
だったらそもそも、毎日限定やってる場合じゃないのでは?などと和みのひと時。





麺上を埋め尽くすように散らされた、色紙切りの葱
丼の中央にチャーシューを配し、その上に小松菜、メンマ、鶏チャーシューを立体的に載せて。
この盛り付けは、福ちゃん的に新境地ではないでしょうか。



豚バラ肉のチャーシューは、ロースト後にフライパンで炙られた香ばしいもの。
鶏ムネ肉のレア仕上げは、何時も通り皮目の脂とこぼれ出るような旨みの凝縮が堪りません。
小松菜メンマの豊かな食感は、地味ながらかなりポイント高いですよ。




■ 感想など
後日お友達に感想を訊かれた時、「レギュラーメニューなら大満足、福ちゃんの限定としては大人しめ」と答えました。
ほぼ限定皆勤賞の身としての感想ですが、これは何処でも食べれるような代物ではないですよ。
仮にこの一杯がレギュラーメニューとして提供されるお店があるとしたら、超人気店になること間違いないでしょう。
控えめな塩味を純鶏の旨味が刺し貫くような淡麗スープ、手抜きのない麺と具材。
充分にオススメできる一杯だと思ってます。

ご馳走さまでした~