味噌麺処 楓 @杉並区 ~「味噌ラーメン(野菜大盛り)+チンピラ玉子」 | としくんの「ぶらぶラーメン日記」

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味噌麺処  
杉並区(荻窪)


【注文】味噌ラーメン(野菜大盛り)+チンピラ玉子
【価格】 800円+150円

[訪問時期] 2016年5月中旬(平日) 夜
[注文方法] 券売機にて
[出汁] 豚鶏/白湯
[味] 味噌
[麺] 中細微縮れ麺(160g)
[具] 炒め野菜、チャーシュー、メンマ、生姜餡



夕刻所用を片付けて、割と近くの話題の新店へ。
夜の部開店間もない時間帯ですが、店内はほぼ満席の盛況ぶり。
デフォメニューの標題に加えて、ヘタレライバルのT☆さんに対抗してチンピラ玉子+ビールもポチっとしちゃいましたわw



サービスの野菜大盛りをお願いすると、すぐにビールと刻みチャーシューが登場。オツカレ~



中々来ないチンピラ玉子を待つ内にビール瓶は空になり、もう1本追加しようと思った矢先に、熱々味噌ラーメンとチンピラ玉子がセットで登場。
かなり誤算のスタートに、早くも嫌な汗が滲んできますわ~w(笑)



スープ
白主体の味噌感と動物系の旨味がガップリ四つにわたり合う、札幌系の濃厚白湯。
寸胴から中華鍋に注ぐスープは、白湯というより半濁清湯程度に見えますね。
札幌系には珍しくこのスープで野菜を炒め煮はしてないようで、豚骨7.5:鶏2.5くらいと紹介される動物系が結構ストレートに押してきます。
味噌は甘味が先行するタイプで、やや好みから外れますが、野菜の上にかけられた生姜餡が徐々に甘味を中和してくれる展開。
重厚感に溢れる割りには飲み口は意外とスッキリ、但し甘味から若干早めに飽きを感じたような気がします。




王道中の王道、西山製麺の中細微縮れタイプ。
札幌で見かける黄色い卵麺より幾分大人しめな色あいですが、スープを良く拾うボソッとした麺肌や強靭なコシは健在ですね。
熱々スープにもダレの少ない多加水麺で、味噌にはやはり鉄板。
麺量は160gとのこと。




炒め野菜、チャーシュー、メンマ、生姜餡。



炒め野菜は中華鍋でもやし、ニラ、玉ねぎ、挽き肉をさっと炒め、他所に移して取り置き
スープで煮込んでエキスを抽出する工程は見られませんでした。
この系統には珍しいですが、何か意図があるんでしょうね。
炒め加減は本店「花道」ほどではないにせよ、かなりシャキッとした仕上がり。
大盛り無料サービスでたっぷり、これは嬉しいです。



チャーシューはバラ肉使用のヤワトロ煮豚で、なかなか美味しいもの。
スープに隠れてしまってますが、小ぶり肉厚のものが4~5枚入ってましたかね。
スープ下からは細切りメンマもザクザク出て来て、食感豊かでニンニクが香り、これも好みでした。

生姜餡とは初めて見ましたね。
それほど刺激的な風味ではなく、じんわりサッパリと優しく香りを移していくタイプ。
野菜と絡めたり甘めのスープに溶かしたりと、重宝しましたよ。
卓上のニンニクも早めに大量投下し、パンチアップしていただきました。




■ 感想など
生姜餡をはじめ、他店と異なるカラーを追及する姿勢は感じられたものの、甘さ先行のスープが自分の味噌の好みからはやや外れた格好になりました。
だいぶ前に一度だけいただいた本店のほうが、私には合ってるようです。

なお、ビールのお供に頼んだチンピラ玉子はヘタレがそのまま食べるにはやや辛く、スープで入念にジャブジャブ洗ってからいただきました。
まあ、普通のウズラになってしまいましたけどね(^^;



ご馳走さまでした~